2021年7月22日(木)、四連休の初日に松本から白馬まで、夏の風景を求めて北上するツーリングにCBR650Rと出かけてきました。
山のお寺、ダム、スキー場などを駆け回り、その時は意識していなかったのですが、夏の風景というよりも、涼を探し求めていたような・・・(;^_^A
梅雨明けにいきなり襲いかかって来た猛暑を遮ることは出来ませんでしたが、夏らしい、見た目には涼しそうな風景とは沢山出会って来ました~♪
高速入れて日帰り600キロ超の旅です。
松本発、白馬まで夏の涼を探すツーリングMap
(関越道・所沢IC~圏央道~中央道)
Ⓐ松本IC
Ⓑ三郷スカイライン入口付近
Ⓒ微妙橋
Ⓓ大町ダム
Ⓔ七倉ダム
Ⓕ七倉山荘
Ⓖ牛方宿
Ⓗ白馬岩岳マウンテンリゾート
Ⓘ白馬ジャンプ競技場
Ⓙ中央道・長野IC
(~上信越道~関越道・所沢IC)
埼玉から松本までの道程
朝5時半に埼玉自宅を出発、最寄りの所沢ICから関越道〜圏央道〜中央道を走っていきます。
コロナ禍とはいえ、4連休の初日、八王子JCTから中央道に入った辺りは渋滞気味でした。
15分ほどで渋滞を抜け、いつもの談合坂SAで最初の休憩。
CBRがわかりにくいほど、駐輪場は混んでました。。。
お次は100キロほど走り、諏訪湖SAで次の休憩です。
ウェアに関して、フルメッシュジャケットの下は冷感シャツ1枚だけでしたが、談合坂からは標高を上げる道程のため、もう一枚シャツを着込んで出発。
やはり中央道・最高標高地点を含むこの道程は、夏においてもシャツを着込んで正解でした。
談合坂SAで駐輪場は混んでいても、諏訪湖SAでは空いているいつものパターンではなく、こちらでも混雑している状況です。
諏訪湖を眺められる席で一休み。
この眺めを見るとあの山の向こうのビーナスラインを思い出します。
ほどなく出発、30分ほどで松本ICに到着。
ここからは北アルプスの山麓を北上する旅のスタートです。
風情ある日本三霊橋「微妙橋」
松本ICで中央道を降りて、R158を西へ。事前にGoogleMapで見た松本大学側のひまわり畑に寄ってみたら、見事に開花前でした(-。-;
次に向かったのは北アルプスの山麓から登っていく1.5車線ピストンロードの「三郷スカイライン」。
頂上辺りから見下ろす市街の眺めに期待を膨らませながら、松本市内の伸びやかな田園ロードを走っていきます。
しばらく走っていくと、「三郷」が端折られた青看板発見(^O^)
どんなスカイラインなのか、こちらも期待が膨らみつつ、向かっていくと。。。
残念無念。。。_| ̄|○
気を取り直して、事前のGoogleMapで見つけた、ビミョーなネーミングの「微妙橋」に、こちらはそれほど期待せずに向かったのですが、ほどなく到着すると、これがまた風情ある風景が広がっているではありませんか!
先ずは、たまたまの後光?がさすシーン。
いきなり神々しいシーンとなり、期待値Max!
もう少し引いたpicがらこちら。
CBRを少し前に移動させると、杉の巨木の陰に佇むお地蔵さんたちが~(^O^)
ここで初めてググってみたら、この橋は日本三霊橋と呼ばれる、三途の川に架かっているとされる橋の一つだそうです。
うーむ、軽々しく渡ってはいけないのだなと。
先ずはCBRを停めて、橋の奥の参拝所で、深々とお祈り。
その後にすぐ後ろの微妙橋を渡ってみました。
土足で渡っていいのか?と思いつつ、恐る恐る渡って振り返ってみます。
その先には先ほどのお地蔵さんたち。
ふとここでこの参拝までの順番が逆だったことに気付きました。。。(-_-;)
お地蔵さま、お許しください。
そして、風情ある風景を楽しませてくれて、ありがとうございました。
安曇野の爽快ロード「山麓線/r25~r306」を走る
山中にあった微妙橋からピストンで戻り、再びr25を北上していきます。
この北アルプスの麓で南北を走るr25~r306は風景的にもロード的にも、本当に気持ちいいロードでした。
先ずは林間コース。
田園風景編
林間を抜けると田園風景が広がる中を走っていきます。
CBRの横はこれぞ夏の田園風景~♪
ちょっと道を逸れて、田園の中にCBRを置いてみました。
CBRの横には夏の田園風景に合わせたようなカラーの別荘?たち~♪
ブルーベリー畑編
山麓線に戻り、さらに北上していくと、青いお花畑発見!
この旅の最初に夏の黄色いひまわり畑には会えませんでしたが、初の青いラズベリー畑に出会えてちょっと感動~( ;∀;)
こちらも夏が最旬のようです。
北アルプス山麓アート編
引き続き、夏の田園風景の中を抜ける山麓線を走っていきます。気持ちいい~という言葉しか浮かびません・・・
四連休初日ながら、空き空きの山麓線をゆったり走っていくと、視界の隅に感じるものがあり、Uターンして収めたのがこちら。
北アルプスの麓のちょっとアートな風景とコラボしてみました(≧▽≦)
安曇野はアートでも有名で山麓線沿いにも美術館などが点在。でもこんなさりげない風景が結構好きです~♪
国営アルプスあづみの公園
山麓線をちょっとだけ逸れて、国営アルプスあづみの公園沿いを走ってみます。
先ずは「サントリー天然水 北アルプス信濃の森工場」の入口にて。
この工場の周りの木々は少し変わっていて、上部にしか木葉が付いておらず。そんな木々とのコラボです。
夏に見ると涼しげ~♪
工場の先をぐんぐん登っていくロードにて。
その先には北アルプスが居座ってますが、この公園沿いを走るロードは当然北アルプスにはつながっておらず・・・、再び山麓線へ戻っていきます。
すでに山麓線はr25からr306となっており、いよいよその先は今回のハイライト、北アルプスへ続くダム三連発へ~
北アルプスを目指すダム三連発の旅
ここからは北アルプスの山麓線を離れ、西へ北アルプスへ高瀬川沿いを登っていくr326に入ります。
その高瀬川に架かる橋より北アルプス方面を望んでみました。
久々の北アルプスエリアを走るワクワク感がMax~
すぐ近くの高瀬川支流の風景。
北アルプスの水資源の豊富さを感じずにはいられません。
トリプルウォール最初の関門「大町ダム」
先ほどの橋を超え、r326を西へ。
高瀬渓谷エリアに入っていきます。
道に張り出すほどの木々の中を走り、
最初の「大町ダム」が見えてきました~
そこからは短距離でダムに駆け上がっていくため、急坂を登っていきます。
ギアを一速に入れ、冷や冷やしながら撮りました(;^_^A
そのまま少し登り、ダム手前のCBRの真横の風景です。
深緑もこもこ~(^O^)
その先の大町ダム上に到着、散策開始です。
このダムの管理事務所はかなり大きく、入口には国土交通省の文字が。
残念ながらダム上にはバイクでは入れず、軽いお散歩で済ませます。
上流側には北アルプスの山々が望めました。スケールデカい~
下流方面を望むと、これまで走ってきた風景が「はるばる来たもんだ~」とよみがえってきます。
山奥のダムの下流方面を見るといつもこんな思いがよぎりますね(;^_^A
水筒のお茶を飲みながら一休みした後に出発。
最後にダム全景との記念ショットです。
下を覗き込むとこれまで登ってきたうねうねロードが見えました~
さらに登っていくと、ダム湖を眺められる展望広場に入り、湖を眺めてみました。
ここで初めて「龍神湖」という名前に気付きました。
やっぱり龍が住んでいるのかな?(;^_^A
トリプルウォール2つ目の関門「七倉ダム」
2つ目の七倉ダムへ。
豪雪地帯の風物詩、スノージェットが続きます~♪
スノージェットのお次は高瀬川に架かる青い鉄橋を渡ります。
そこから先は1.5車線になっていき、秘境感が増幅していきます。
山奥に入っていく雰囲気になってきました~♪
その先の2つ目の関門「七倉ダム」に到着。
このダムは堤高125mの巨大なロックフィルダム。麓から見上げると圧巻の風景でした。
まるで石の要塞・・・
間近でロックフィルダムを眺めるのは初めてだったので、思わず息を呑んでしまいました。。。(;^_^A
Uターンしてあらためてコラボします。
意思の隙間に生える植物たちも逞しい~(;^_^A
ダムの横にはこちらも圧巻の放水路風景が。その上でのショットもお初♡
例えるなら、山の湖につながるメガウォータースライダー!
このダムは先ほどの大町ダムのようにダム上広場は無さそうなので、最後の高瀬ダムへ向かいます。
七倉ダムの詳しい説明は下記リンクにて
最後の関門「高瀬ダム」へ
さらに西へr326を走っていくと、数多くの車が停まっている駐車場と数台のタクシーが停まっているエリアに到達。
なぜ、タクシーが?と思いつつ、さらに走っていくと、なんとその先は一般車は通行禁止・・・
事前確認不足でした( ;∀;)
このトンネル越しの北アルプス方面を眺めつつ、一瞬タクシーで行ってみようかなと思いつつ、断念。
ここでしばし休憩です。
日陰を探し、ちょっと強引な場所に駐輪します(;^_^A
ここは七倉山荘さんの入口付近、山荘の横の自動販売機でコーラを購入、自分自身も日陰を探して、喉の渇きを癒します。
ちなみにこの夏に入ってからのツーリングでは、持参する水筒の冷えたお茶以外で、1日で3本のスポーツドリンクor炭酸系を飲みます。
身体がそれくらいの水分補給を求めている感じ・・・
蝉の声が響く山の風景をしばらく楽しんで出発です。
今回の旅のゴール、夏の白馬へ
r326を戻り、大町アルペンライン/r45の手前の橋から、夏の深緑にあふれた山側の風景の眺めです。
r45を右折、R148までは下らず、鹿島方面を左折、鹿島槍スキー場方面へ。
混雑を嫌いR148を避け、鹿島川の西側に並走するr325を走っていきます。
予想通りの長閑な里山風景が広がっていました~♪
その先を右折、下りが続くものの、しばらくは山の中の風景が続きます。R148を避けた県道のため、道は空き空きでした。
鹿島槍スキー場を通り過ぎ、R148の手前を左折、中網湖沿いを走っていきます。
すぐ北にある青木湖の西側の湖沿いをそのまま北上、次第に1.5車線からほぼ1車線に。。。
しかも木々に阻まれ、湖は望めず( ;∀;)
青木湖の東側沿いを走ればよかったと後悔しつつ、そのまま前進、青木湖を抜け、R148に出て、さらに北上。
道の駅白馬手前から渋滞・・・を何とか凌ぎ、今回のゴール、白馬エリアまで来ました。
最北ポイントは特に決めておらず、八方から栂池スキー場を通り過ぎ、そろそろ引き返すかなと、思っていたところ、風情ある「牛方宿」という名の古民家を発見、ここを最北ポイントとすることに。
小谷村の県宝だそうです。
ここからは来た道r433を引き返し、行きでうろうろしながら見つけたポイントに寄って、南下していきます。
学生の頃(およそ20年前・・・)に訪れた、滅茶苦茶懐かしい栂池スキー場を抜け、「栂池パノラマ橋」という直線が綺麗な橋で先ずはパチリ。
次いで白馬岩岳マウンテンリゾートというスキー場にちょっと寄ります。
夏ながら、ゲレンデを登るゴンドラは動いており、沢山のお客が並んでました。
スキー場の頂上は気持ちよさそうですが、ゴンドラ内は密になるだろ・・・と思いつつ。。。
ゴンドラ乗り場の奥のスキー場をのぞいてみると、ゲレンデの一部がマウンテンバイクのコースになっていました。
スキー人口が減少する中、スキー場経営も多角化しているんだなと。
最後に寄ったのは、八方尾根スキー場エリア。
一方通行だらけのエリアをうろうろしていると、いい場所ががありました。
それは長野オリンピックのスキージャンプ場。
ジャンプ台がすっきり見えるアングルはなかったものの、先ずは駐車場からの風景です。
最後はその手前のポイントより。
1998年の長野オリンピックの日の丸飛行隊を思い出しました~
今回の夏の涼のゴールとしては、ベストな風景かな?
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この風景を最後に白馬エリアを離れ、快走r33~r31~R19を走り、長野ICから帰路の高速に入ります。
所沢ICまで約200キロの道程を上信越道では東部湯の丸SA、関越道では上里SAに寄りました。
東部湯の丸SAではバイクは一台のみ、
上里SAではメインの駐輪場は満杯で、先の小さな駐輪場にCBRを停めて休憩です。
標高の高い上信越道ではまだ涼しかったのですが、関越道に入る辺りからは夕方の時間帯とはいえ、猛暑の気温が続いていました。
最近の夏では、もはや当たり前の状況ですね。。。
所沢ICで下りて埼玉自宅へ。
エピローグ ~松本~安曇野~大町/北信ツーリングを終えて
今回は北アルプスの眺めは期待しない、北アルプスの麓をひたすら北上する信州の夏の風景を求める旅。
北アルプスの存在を肌で感じながら、麓に点在する自然の風景を堪能してきました。
・夏の田園風景と、優しい雰囲気に包まれた安曇野
・一つの川に3つのダムが連なるほどの圧倒的水量の北アルプスの自然を体感した大町
・夏ながら冬をイメージしてちょっとノスタルジーな気分に浸れる白馬エリア
これまでの信州・北信ツーリングと言えば、北アルプスの雄大な眺めを楽しむコンセプトばかりでしたが、たまにはこんな楽しみ方もよいのでは?(;^_^A
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それにしても、人手は多く、マスクをしていない人も増えているような・・・
埼玉県を越境してツーリングに出かけている自分としては、人のことは言えない立場とわかっているのですが、人を介在して感染することが多いコロナに対して、人との距離とマスクの有無(手洗い・消毒、うがい)が決定的対策と考えているので、そこに注意しながら、引き続き出かけていこうと思っています。
「人との距離とマスクの有無」が一番ゆるくなるのが、マスクを外さなければならない飲食、さらにお酒を伴う複数人での飲食、という方程式を本当に皆は理解しているのか???
政府のメッセージもよろしくないのですが、その政府のせいにしたり、オリンピックをやっているから自分も息抜きにお酒を、みたいな人が増えている危機感を感じます。。。
コロナを気にせず、ツーリングを心から楽しめる時期はいつやってくるのか?とため息ばかりですが、一日も早いコロナ収束&終息を願いつつ、前向きに進もうと思う今日この頃です。
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バイクツーリング is fun!
夏の日本の風景を味わいつくそうと想うchizuo_riderでした。
★木陰に佇みつつ、夏のブルーベリー畑を楽しむ図。今回のコンセプトを最も表現したpicです(笑)
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