2024年8月3日から行き帰りのフェリー2泊を合わせて計8泊9日の北海道ツーリングに行ってきました。
北海道では7日間かけて、上半分を時計回りで周遊する計画。
(前回のプロローグ編で全道程とマップをあげてますのでよろしければご参考に)
そして、今回の相棒は4月にCBR650Rから乗り換えたGSX-S1000GT初のロンツー。
GT=グランドツアラーを名乗るだけあって、十分に楽しめた今回の北海道2,700キロ、全道程3,300キロの旅でした。
今回のブログばフェリーで新潟から小樽に着いてバイクで北海道初上陸、名寄までの北海道1日目を綴ります〜
Map1日目/小樽〜名寄・477キロ
Ⓐ小樽フェリーターミナル
~R5~R337~r225~R231~R451~
Ⓑ嶺泊駐車場公園(カシオペアの丘)
~R231~
Ⓒ千本ナラ
~R451~r1027~
Ⓓ神威岳東展望台
~r227~r4~
Ⓔ黄金水松
~r4~r79~
Ⓕ戸外炉峠のねこバス
Ⓖ北竜町ひまわりの里
~R233~R275~
Ⓗ白銀の丘
~R275~
Ⓘ朱鞠内湖展望台
~r729~
Ⓙ名寄の宿
バイクで北海道初上陸
4:30小樽港着の1時間前の館内放送で起床、おそらく4時間程度しか寝ていないはずですが、眠さよりもワクワク感が勝った状態で出発準備を整え、船倉に収まっていたバイクの所へ。
船倉内に全バイクのエンジン音が響く中、順にタラップを渡っていきます。
この雰囲気サイコー!いよいよバイクで北海道初上陸です!!
ワクワクといっても出発前夜に続き寝不足が2日続いたので、気を付けて行かねば。。。
先ずはフェリーとの記念撮影〜
横で記念撮影していたバイカーに撮ってもらいました。
小樽運河を渡り、北海道ツーリングの最初の一期一会の風景です(^O^)
すぐ近くにあったレトロな建物もパチリ。
北海道の地を踏み、気持ちも盛り上がってますが、残念ながら雨のスタート。。。
雨雲レーダーを見ると、雨はあがりそう。
ということで、レインウェアを装着せず、ある程度の防水機能もあるクシタニ ・アニメタジャケットのまま走っていきます。
日曜の早朝ということもあり、すきすきのR5でした。
そういえば、船倉に満車だったバイカーたちは小樽港付近でバラけてしまい、同じ方向のバイカーは1台も無く。。。
皆、どこに行くんだろう?
ちなみにこの北海道ツーリングではお盆の一週前に前倒ししたこともあり、全体的に空いていた印象です。
しばらく走っていくと、フェリーで起床してから何も食べていなかったので、お腹が減ってきました。
これまでも道沿いで度々見かけた北海道を代表するコンビニ「セイコーマート」に寄ります。
セイコーマートのおにぎり、絶妙な塩加減(ちょっとしょっぱい?)もあり、美味しかった〜
同じセイコーマートでも「ホットシェフ」という看板のある店であれば、お店でつくりたてのおにぎりが食べれます。
おもむろに地元のおじさんに話しかけられました。
「埼玉から来たの〜、すごいね〜。北海道、楽しんでちょうだい」
所沢=埼玉を知っていただけありがたいですが、所沢ナンバーのバイクは地元民からするとやっぱり遠方民なんですね(^O^)
バイパス的なR337からR231を北上、少し逸れて、見晴らしの良さそうな「嶺泊駐車場公園(カシオペアの丘)」でバイクを停めてパチリ(^O^)
この頃には雨は止んだものの、どんより雲は継続。
青空の下、北海道の海を眺めたい〜
いつもの癖で単調な国道に飽きてきたので、R231の方向が海沿いから内陸に入っていくエリアで海側の側道へ。
最初は1.5車線が続いたものの、しばらく走って行くと、ダートに〜〜〜( ; ; )
Uターンも面倒なので、GSX-S1000GTで突入〜(^◇^;)
結果的に1キロも無かったので、なんとかやり過ごせました。
R451を走る
R231に戻った後、R451を右折、内陸へ入っていきます。
この451で北海道ならではの「延々さ」を初体験。
まだ↑の辺りは田園風景が続きますが、山間に入って行ってもこの道に終わりはあるのか?の疑問を抱いてしまうような延々さ。。。
途中、赤いきつねと緑のたぬきの標識を発見。
とても小さくて普通だったら見過ごしてしまうような標識でしたが、のんびり走っていたので、気づくことが出来ました(^O^)
バックミラーを見ると、青空が広がってきました!
後からすると、この青空は一瞬でした。。。
それでもこの後、雨には降られなかったので良しとしよう。
信号皆無、距離50キロほどのR451を1時間ほどで走り終えました。
ということはのんびり走行時速60キロ弱ということ。
それにしても今回の北海道ツーリング全体を通しても感じたことですが、地元ナンバーの車はとにかく飛ばす飛ばす。。。(;^_^A
こちらとしては関東には無い風景を心ゆくまで楽しみたいので、のんびり走っていきたい。
反対に風景は見飽きて目的地へ少しでも早く着きたい地元民にとっては信号も無く、見通しの良い道ならばアクセルを回しがち。
少しペースを上げて制限速度をオーバー気味に走っていても抜かされなかった国道は一本もなかったのではないでしょうか。。。(⌒-⌒; )
まあ、北海道では「狭い日本、そんなに急いでとこへ行く?」は当てはまらないですけどね(;^_^A
◇
話をツーリングに戻します。
滝川市街に入って出会った並木でパチリ。
この後、道道1027号に入り、見晴らしの良い景色を期待して目指した神威岳東谷展望台でしたが、残念ながらこんな感じでした。。。(T . T)
そういえば本州に1,000台のr=県道(北海道は道道)ってあったっけ?
さすがでっかいどー、北海道ですね(^O^)
来た道をピストンし、r114を東へ走って行くと、反対側にレトロな映画館?を発見。
「悲別ロマン座」とありました。
なんか深い歴史がありそう。。。
r4を北上し、事前に調べて寄ろうと思っていた「黄金水松」へ。
森の中に佇んでいたその巨木は樹齢1,700年!
佇んでいた、というより、居座っていた、という表現が合っているこの存在感。。。
しばらく眺めていたかったのですが、なんせ無数の蜂?巨大蝿?が僕だけでなくバイクにも群がってきたので、早々に退散しました(⌒-⌒; )
r79に入り、深川市街へ降る途中にキュートなバス停?に寄ります。
戸外炉(トトロ)峠という名の峠のようで、その名前からかトトロの猫バスが置かれてました(^O^)
この場所は凸凹の未舗装だったので、停める場所に苦労しましたが、なんとか停めて記念撮影〜♪
未舗装かつ平坦ではなく、凸凹のある場所で手押しでGSX-S1000GTを移動させるのは、今回はパニア+シートバッグということもあり、さらにひと苦労です。。。
それでも初・北海道ツーリングということで、思い出に残る風景と沢山コラボするために頑張るぞ〜、と張り切っている僕(^◇^;)
気がつくとお昼近い時間になっていたので、近くの道の駅ライスランドふかがわへ。
ライスランドといいながら、北海道のパンたちが北海道最初のランチに。
ちなみに関東圏で見たことの無いスコールという飲料は北海道産かな?と思ったら、宮崎県産の南日本酪農という会社のドリンクでした(⌒-⌒; )
お腹も満たされ出発、次に目指すは日本最大?の北竜町のひまわり畑。
北海道のスケールを期待しながら到着してみると、、、
確かに広いひまわり畑が広がっているものの、通りからかなり入った場所でした(T ^ T)
それでもコラボを諦めずパチリ。
うーむ、ひまわりとはわかりにくい。。。(^_^;)
ちょっとがっかりしつつも、リベンジ期待でR275に入ります。
この275も午前に走った451以上に延々と続く道でした。
調べてみたら走った距離100キロ超!
そんな延々さだったので、いつもの単調な国道に飽きて、1.5車線の側道に入っていくと行き止まり〜(-。-;
↑のpicは行き止まり手前でUターン済み。
ふと行き止まりの脇に注意看板があり、読んでみると。。。
この先に熊の「はこわな」あり〜⁈
ということは熊がよく出現する場所ということ?
逃げろ〜、ということで早々に退散しました( ̄O ̄;)
日本最大の白いそば畑を走る
再び275に戻り北上していくと、道の両側に広がっていた緑の田園風景が、、、
白いそば畑に〜(^O^)
この辺りは作付け面積が日本最大のそば畑が広がっているとのこと。
先程のひまわり畑で「リベンジ」と行っていたのはこのそば畑が待っていたということでした。
このそば畑が広がる幌加内町には「2度雪が降る」と言われており、冬だけでなくこの夏のそばの花がその表現をつくるというのは素敵だな〜と。
「白銀の丘」と呼ばれるスポットに行ってみました。
相変わらず白い風景が広がっていました。
まっすぐの道と両側に広がるそば畑。。。
実は事前の計画の時に北海道を北上するルートで、海沿いのR232/オロロンラインか、このR275か、迷ったのですが、こちらを選んで良かった。。。
このスケールの白い風景はここだけ、オロロンラインはもっと北上してから走ろうと。
このそば畑の北エリアにある「そばの花展望台」で眺めた白い風景を最後にこのエリアを後にしました。
ちなみにこのエリアのスポットは南から「純白の丘」「白銀の丘」「白絨毯の丘」「そばの花展望台」の計4つあり、全てGoogleMapに載っているので訪れてみてはいかがでしょう。
この後、最後に寄ったのは朱鞠内湖の展望台。
この少し奥にある展望台からの湖の眺めです。
この湖に架かる雨竜ダムには寄らず、宿への道を急ぎます。
名寄市に入りました。
名寄市の看板の前に市よりも大きい町の看板が。
このパターンは珍しい?(^O^)
そして道路の傷も北海道ならでは。
もう一発、北海道ならではの雪防柵とパチリ。
この雪防柵を見ると、北の国に来ている実感が増幅されます(^O^)
そして、18時頃、名寄の宿にチェックイン。
早朝4:30に小樽を出発してから、本当に走ったなぁと。
実際に走った距離は477キロなのですが、マップのルートは行ったり来たりした部分を反映していないので、マップ上の距離は短くなってると思います。
北海道1日目で噂に違わぬスケールを体感したものの、それはまだ片鱗に過ぎなかったことを2日目以降にまざまざと知ることに。。。
to be comtinued・・・ 北海道2日目編
◇
バイクツーリング is fun!
2日目以降、これでもかと押し寄せて来そうなスケールに期待Maxのchizuo_riderでした(^O^)
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