2024年10月12日からの3連休で宮城を2泊3日で集中して周るツーリングに出かけてきました。(途中、ちょこっとだけ山形)
8月のお盆前に北海道ロンツーに出かけた後、仕事が立て込み、週末倒れ込む生活が続く日々。。。
ブログに載せるようなツーリングには出かけられていませんでしたが、ようやくこの3連休に走ることができました。
引き続き忙しい毎日だったので、疲れが無いわけではなかったのですが、2か月も空いてしまっては心身ともに、の「身」だけでなく「心」もいかれてしまいそうな。。。
ということでなんとしてでも走ってきたかった、というのが実情でした(^◇^;)
そして、今回のツーリングは昨年の山形、新潟に続き、一つの県を集中して攻めるコンセプトです。
広く浅く、ではなく、狭く深く。。。(^O^)
3日間の道程をざっというと、
<1日目>は福島北部の東北道・国見ICまで高速利用、久しぶりの小坂峠から宮城入り、一気に石巻の宿まで走り、
<2日目>は宮城のメジャーロード「コバルトライン」を楽しみ、宮城の道の駅などのスポットを巡り、秘境「荒湯地獄」を夕刻ギリギリの時間帯で訪れたあと、ゆったり川渡の温泉に浸かり、
<3日目>は宮城の田舎風景をのんびり楽しみ、仙台の端っこにちょこっと寄り、笹谷峠で山形入り、再び鳩峰峠で宮城に入り、帰路に向かう、、、
そんな3日間を走って来た宮城ツーリング、早速綴っていきますね。
今回の前編は2日目にランチ処として訪れた南三陸さんさん商店街まで。
先ずは3日間の全道程から始めます~
宮城周遊2泊3日ツーリングMap
<1日目>小坂峠~石巻の宿
(外環道・和光北IC~東北道)
Ⓐ東北道・国見IC
〜r46〜
Ⓑ小坂峠
〜R113〜
Ⓒ道の駅七ヶ宿
〜r51〜林道青麻線〜農道村田菅生線〜r118〜
Ⓓレストランパラダイス
ⒺTabist ビジネス旅館ダック石巻蛇田(石巻の宿)
<2日目>石巻~川渡温泉
ⒶTabist ビジネス旅館ダック石巻蛇田
~コバルトライン~
Ⓑコバルトライン三陸復興国立公園駐車場
~町道谷川鬼形線~
Ⓒ道の駅おながわ
~r192~R238~
Ⓓ震災遺構大川小学校
~r64~
Ⓔ追分温泉
~R45~※【前編】はここまで
Ⓕ南三陸さんさん商店街
~r172~
Ⓖ長沼水門
~R398~
Ⓗr249通行止め(こもれびの森・森林科学館近く)
~R398~R108~
Ⓘ荒湯地獄
Ⓙ川渡温泉 越後谷旅館
<3日目>川渡温泉~鳩峰峠
Ⓐ川渡温泉越後谷旅館
~r267~r226~r159~R457~
Ⓑあさひな湖畔公園
~R457~
Ⓒ仙台大観音
~r31~林道熊沢線~r62~R457~R286~
Ⓓ笹谷峠
~r167/西蔵王高原ライン~r264~
Ⓔ楢下宿滝沢屋
~r13~
Ⓕ金山峠
~r113~
Ⓖ道の駅たかはた
~R399~
Ⓗ鳩峰峠
~R399~
Ⓘ道の駅ふくしま
(東北道・福島大笹生IC~外環道・和光北IC)
〈1日目〉小坂峠で宮城入り〜石巻へ
久々のロングツーリング、疲れた体を期待感膨らむ心が上回り、いつもの埼玉自宅近くの朝空を眺めながら朝6時に出発。
この3日間は晴天の予報ということで、こちらもツーリングへの期待感を増幅させてくれます(^O^)
最寄りの外環道・和光北ICから東北道と走り、上河内SAで最初の休憩。
3連休の初日、SAは混雑しており、誘導員に斜線エリアに誘導されました。
その次に寄った安達太良SAでも似たような状況。
埼玉自宅からここまで250キロ、このあと国見ICで高速を降り、下道の始まり〜♪
小坂峠にて
先ずはr46を走っていきます。
しばらく走って行くと真紅の鳥居を発見。
この先にある萬蔵稲荷神社の文字が掲げられてます。
旅の安全を祈りつつ鳥居をくぐった後、グングンと九十九折りを上って行くと、宮城のカントリーサイン発見!
この小坂峠で宮城入りです。
この峠の脇の「旧羽州街道 小坂峠 展望台」で僅かながら国見の街を見下ろすポイントがあり、記念撮影。
このポイントの横には小坂峠の石標が。
「旧羽州街道 小坂峠」という文字に旅心がくすぐられます(^O^)
七ヶ宿
しばらく走ると先程の鳥居よりは小ぶりながら、いくつも並んでいる鳥居たち発見。
GoogleMapでは「萬蔵稲荷神社 一の鳥居」とありましたが、先程の鳥居が「一の鳥居」のような?
この後r46を離れ左折、七ヶ宿ダム麓にある材木岩公園へ。
この公園の奥にある材木岩と呼ばれる奇岩?とコラボすることが目的。
でもその直前で侵入禁止の看板でコラボ叶わず。。。( ;∀;)
公園の看板と記念撮影して出発します。
続いて七ヶ宿ダム展望公園にちょこっと寄ってパチリ。
時計を見るともうお昼の時間、ということで、その先の「道の駅七ヶ宿」へ。
駐輪スペースはそれなりに混んでました。
串もちなど軽いランチを済ませて出発。
r51〜林道青麻線
その後はr51を北上して行きます。
暑さも弱まり、秋の気配が感じられる中、青空の下を走る爽快さ。。。
蔵王方面の山を仰ぎ見ながら、のんびりとru~n(^O^)
一瞬R457に入った後右折。
早速、宮城の自然を体感したくて、「林道青麻山線」へ。
右折してすぐ天皇行幸啓記念碑がありました。
こんな片田舎にも行幸されてるんだな〜
林道の最初は見通しの良い1.5車線が続き、
林道の脇には大量の栗たちが〜
秋を感じさせる一コマです。。。
林道の看板を横目に走り、
眺望の開けるポイントでパチリ。
林道を走り終え、「広域農道コスモスライン」に出た後すぐ右折。
宮城の田園地帯を気持ちよく走って行きます。
しばらく「農免農道 村田菅生線」を走り、
r118へ。
名取市に入りました。
石巻の宿へ
ここからはしばらく市街地に入って行きます。
あくびが連発する時間帯。。。(^◇^;)
でもふと空を見ると、陽が落ちるのが早くなってきたなあと。
r10を北上、海側に築かれた緑の防波堤を見ながら震災のことを思い出します。
実は3.11の時に仙台に出張していて被災した経験を持ってます。
その後2週間は仙台に足止めされ、会社の仙台エリアでの事業再構築に奔走したものです。
でもその時は事業のことよりも仙台の従業員のマインドを元気付けることが1番大変でした。
被災のことを書き出すと止まらなくなるので、この辺でやめときますが、この経験は僕の人生に影響を及ぼしたことは間違いありません。。。
◇
ツーリングに話を戻します。
夕刻迫る宮城の太平洋側の道を走り、本日の宿がある石巻へバイクを走らせます。
仙台港近くから七ヶ浜〜多賀城を抜け、暗くなった塩竈〜松島のR45を一気に走り、
石巻の宿近くの夕食処を見つけ、腹ごしらえ。
「レストラン パラダイス」という洋食屋さんでハンバーグ入りスパゲッティを美味しく頂きました(^O^)
その後本日の石巻の宿「Tabist ビジネス旅館 ダック石巻蛇田」にチェックイン。
部屋に備え付けのシャワー(トイレ別の2点ユニット)を浴び早々に就寝しました。
宮城1日目は移動日的位置付け、宮城のスポット巡りに奔走する2日目を楽しみにしながら。。。💤
〈2日目〉石巻〜川渡温泉編
Tabist ビジネス旅館ダック石巻蛇田
朝6時に起床、準備を済ませ7時に出発。
それにしてもこちらの宿はユニークで部屋の外はチラシなどで埋め尽くされてました(^◇^;)
昨夜のチェックイン時に前精算を済ませ、朝は片付けて出るだけ。
部屋には歯ブラシ、バス・フェイスタオル、パジャマ完備。
そして、清潔感もあり、これで素泊まり3,600円は安っ!
バイクも雨の当たらないエントランス横に停めさせてもらいました。
バイク置き場は雨の当たらない場所にしっかりありますのでご安心を。
バイカー含め昨夜は満室と聞きましたが、夜はほんと静かでした。
僕と同じく皆んな疲れてすぐ寝たのかな?
ちなみにこちらの宿の情報はこちら → Tabist ビジネス旅館ダック 石巻蛇田
牡鹿コバルトラインを走る
本日、まず向かったのは宮城のメジャーロード「牡鹿コバルトライン」。
空き空きの石巻の街を抜けて行きます。
地方のいいところは都市部からすぐ自然を感じられる風景になること。
朝靄が煙る中、牡鹿半島方面へ走り、早速入口付近に到着。
ここから半島を突っ切るラインを走って行きますよ〜\(^o^)/
最初は真っ直ぐ主体の林間コースを走り、
程なく「大六天展望所」に到着。
女川湾の風景がここで初めて眺められました。
そして、この辺りからうねうねが始まり、これが気持ち良くて、少し長めのスラロームを走ってる感じでした。
↑のpicはなだらかなカーブですけどね。
3連休中日の日曜の朝とはいえ、コバルトラインは空き空き、これも気持ちよく走れた理由の一つです。
コバルトライン=r220の看板。
そしてほぼ半島南端にある三陸復興国立公園にちょこっと寄ります。
先程の展望台からほぼ林間コースだったので、海が見えるポイントは貴重です。
すぐ近くにある「おしか御番所公園」に寄ってみると、多摩ナンバーの10台ほどのバイカーに海とコラボできるポイントを独占されていたので、その横のポイントでさりげなくパチリ。
今日は川渡温泉の温泉宿ということで夕食前に温泉に浸かるには17:30にはチェックインしなければならないスケジュールということで、先を急ぎます。
コバルトライン西側の鮎川港で可愛い風景を見つけパチリ〜(^O^)
永ちゃんステッカーの貼られた地元軽が入ってしまいましたが。。。(^_^;)
町道谷川鬼形線
鬼形峠でコバルトライン東側を走る舗装林道的な町道谷川鬼形線を選択。
時折、女川湾の風景が垣間見える町道をのんびりと北上し、
しっかり造られた防波堤横を走り、
町道を走り終えr41へ。
先程の町道とは打って変わり、伸びやかな道が続きます。
いかにも崖を切り開いて造られた道を抜け、
「道の駅おながわ」に到着〜
「道の駅おながわ」
しばしの休憩をとることに。
築年が浅そうな綺麗な道の駅でした。
屋内の店も若者向けのデザインが施されており、
老若男女問わず楽しめそうです。
屋外で美味しそうな秋刀魚塩焼きが売られていましたが、ここは我慢。。。
ランチで魚介系を楽しむために。。。(^^;;
道を挟んだ海側にも広いスペースがあり、特に晴れた日は気持ちの良い道の駅だなあと。
外のベンチで缶コーヒーを飲みながらほっこりした後、道の駅を後にしました。
r192〜震災遺構 大川小学校
道の駅を出た後、普通だったらR398のシーサイドラインを走ると思いますが、せっかくのNC750Xでのツーリングということで、遠回り的なr192を選択。しばらく田園風景を西へ走った後、
またもや林道的なr192へ〜(^O^)
早速、林間コースとなり、木漏れ日が注ぐ道を東へ。
しばらくこんな風景が続いた後、
R398をしばらく走り、
震災遺構「大川小学校」に寄ります。
震災時の悲しいエピソードはあまりに有名ですが、それ以降の裁判など、震災について考えさせられる象徴的な建物。
ふと被災した時のことが思い出され、ちょっと切ない気持ちになりそれを振り切るようにこの場を後にしました。
しばらく北上川沿いのR398を走った後、
r64に入ります。
しばらく続いた2車線が1.5車線となり、
途中、道沿いの味わいのある外観の追分温泉とパチリ。
二本杉(夫婦杉)なるポイントを抜け、
ランチ処として決めていた「南三陸商店街」へ。
これで3日間の道程のちょうど真ん中ということで、【前編】はここまで。
宮城の自然の奥深くに入って行く【後編】は次回ということでm(_ _)m
◇
バイクツーリング is fun!
被災した時のことを思い出しながらも、バイクで目的地として本格的に初めて訪れる宮城を堪能中のchizuo_riderでした。
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