2025年4月5日(土)、伊豆半島の北東部を縦横無尽に駆け巡るツーリングにGSX-S1000GT と走ってきました。
北東部といえば、伊豆スカイラインが有名ですが、これまでに何度も走ってきているため、普通に走るのはつまらない~~~
日本を代表する急峻な伊豆半島を体感出来るようなルートが組めないか?ということで考案したのが、伊豆スカイラインを縦軸として横軸をジグザグ走ってみるというルート。
この横軸を伊豆スカを頂点として上り下りしてみて、あらためて伊豆半島北東部を貫く伊豆スカがスカイラインと呼ばれる理由を体感して来ましたよ(^O^)
先日走ってきた伊豆半島West編の続編となり、これで南部を除き、2025年伊豆半島・東西の縦横無尽完了~
※伊豆半島West編はこちら↓

実際に走ってきたルートは以下です。※【】は伊豆スカイラインのIC
①伊豆スカの北の入り口【熱海峠IC】より、伊豆スカに入らず、<あたみ梅ライン>で東の熱海方面に下り、<頼朝ライン>で【玄岳IC】に戻り、【韮山峠IC】まで伊豆スカを一区間だけ走り、伊豆スカを降りて西の「韮山反射炉」へ
②韮山反射炉から再び<r80/熱海大仁線>で東へ、【山伏峠IC】をスルーし、R135で海際を南下、宇佐美から<r19/伊東大仁線>で西へ、【亀石峠IC】をスルーし、そのまま<r19>で「道の駅 伊豆のへそ」へ
③「道の駅 伊豆のへそ」から再び<r12/伊東修善寺線>で西へ、【冷川IC】をスルーし、そのまま<r12>で伊豆高原エリアへ入り、今回の最遠地「伊豆高原 桜並木」へ
④「伊豆高原桜並木」でお花見ツーリングを往復で楽しんだ後、<r111/遠笠山富戸線>で【天城高原IC】へ
⑤本日の最後に【天城高原IC】から【熱海峠IC】まで伊豆スカを一気に北上
・・・

自分的には伊豆スカの程よいワインディングより、急峻な山と海を上り下りする横軸の<>のルートのほうが楽しかった!
こんな走り方をするバイカーはいないかもしれませんが(;^_^A、走ってみると、ある意味、これぞ急峻な伊豆半島を楽しむルートでした(^O^)
この時期のツーリングということで、満開の伊豆高原桜並木を組み込み、そこはのんびりお花見ツーリング。
今回、急坂が多く、停まっての撮影がまあまあ難しかったりして、ロード写真はやや少なめです。。。
後半のワインディングr19、そしてお花見コンセプトの伊豆高原桜並木は動画を撮って来ましたので、特に最後の桜並木の満開ぶりをお楽しみください。
実際のルートMapはいつもの↓のGoogleMapでご確認頂き、イメージ頂けると幸いです。
埼玉から計480キロの日帰りツーリング、早速参ります~!

日帰り伊豆半島East・縦横無尽満喫ツーリングMap
(関越道・所沢IC~圏央道~(東名高速~)小田原厚木道路~R1/箱根新道)
Ⓐ箱根エコパーキング(r20入口)
~r20~
Ⓑ熱海日金山霊園
~r11/あたみ梅ライン~頼朝ライン~
Ⓒ玄岳IC(玄岳駐車場)
~伊豆スカイライン(玄岳IC~韮山IC区間)
Ⓓ韮山反射炉
~r80/熱海大仁線(伊豆スカイライン山伏峠ICをスルー)~R135~r19/伊東大仁線(伊豆スカイライン亀石峠ICをスルー)~
Ⓔ道の駅 伊豆のへそ
~r12/伊東修善寺線~
Ⓕ伊豆高原 桜並木
Ⓖさくらの里
~r111/遠笠富戸線~天城高原ICから伊豆スカイライン~
Ⓗハンググライダー離陸場
~伊豆スカイライン熱海峠料金所~
Ⓘ森の駅 箱根十石峠
(~r20~R1/箱根新道~小田原厚木道路~(東名高速~)圏央道~関越道・所沢IC)
とりあえず伊豆スカイライン熱海峠ICへ
朝6:30に埼玉自宅を出発、いつもの関越道・所沢ICから圏央道へ。
4月に入ったものの、朝の肌寒い中の高速走行を経て、厚木PAでトイレ休憩。
数台のバイクが停まっていました。

東名高速合流まで軽い渋滞をやり過ごし、小田原厚木道路〜箱根新道からr20に入り、一瞬だけ「バイカーズパラダイス南箱根」へ。
ちなみに土曜朝の箱根新道は軽めの渋滞あり。
バイカーズパラダイス南箱根では、ちょこんと富士山コラボが出来ました(^O^)

反対側にはドカティが数台停まっており、土曜日の今日、ドカティのイベントでもあるのかな?

そして、伊豆スカイラインの北の入口「熱海峠IC」まで来ました。

ちなみにr20を走り熱海峠ICまでの追い越し禁止区間で、バイカー集団に2度ほどセンターラインをはみ出しながら追い越しされました。
1回目は挨拶無し、2回目は集団最後のバイカーが挨拶、どちらにしてもあともう少しの伊豆スカが待ちきれないのか、こちらは60キロ台のスピードで走っている中での追い越し、危ないな〜と。
◇
冒頭で言ったように本日の序盤は伊豆スカはスルー(^◇^;)
その直前にある、以前から寄ってみたいと思っていた「熱海日金山霊園」へ。

その位置から眺望が良いのでは?との予想ですがいかに〜⁈

やっぱり、湯河原方面の眺望がどぉーん!
picには写ってませんが、右手には相模湾もよく見えました(^O^)
特に入口などは無く、自由に入れたものの厳かな霊園なので、この風景を見て、すぐに出発。
あたみ梅ライン〜頼朝ライン
「あたみ梅ライン」で海側にひたすら下っていきます。
この間、かなりのうねうね急坂だったので停まっての撮影は難しく。。。
比較的、勾配の緩いポイントでリアブレーキを踏みままでなんとか停車してパチリ。

↑のような看板が何箇所も設置してありましたよ。
うねうね急坂を下るのは結構楽しいのですが、バイカーにとって苦手な縦溝がしっかり刻まれてました(^◇^;)

途中、左手に熱海港が見えるポイントがいくつかありましたが、路肩が狭いうえ、坂のため停めにくく、一気に走り抜け、熱海梅園のところで右折、「頼朝ライン」に入り、今度は上り坂が続きます。
T字交差点を右折、伊豆スカ方面へ。

走りながら見える熱海の山々は春らしくピンクの桜が点在、この眺めも気持ちよき〜(^O^)

今日の伊豆半島はこんな風景をたくさん眺めてきました。
伊豆スカに向かう途中で、ふと左手に綺麗な公園を見つけ、寄ってみます。

桜が綺麗だ〜(*^◯^*)
海側も開けており、春の日差しを受けた相模湾を垣間見ることができました。

見えるのは初島かな?
ちなみにここは「熱海自然郷内公園」という場所でした。
一瞬だけ伊豆スカイライン(玄岳IC〜韮山峠IC)
伊豆スカ「玄岳IC」のところまで登って来ました。

料金所には人はおらずそのまま伊豆スカへ、下田方面へ入ります。
ここは西に抜けるルートがないため、このポイントからひと区間だけ伊豆スカを走ります。

実は伊豆スカを走るのは3年ぶり?
でも入った途端にまたもや後ろから爆走するバイカー集団に迫られ、先に行かせました。
冒頭のr20といい、全く困ったもんです。。。(~_~;)
最初の「玄岳駐車場」はスルー、お次の「西丹那駐車場」でバイクを停めてパチリ。

三島方面を豪快に見下ろします。
残念ながら富士山は雲隠れ。。。ギリギリ山頂だけは顔を出してくれました。
続いて「池の向駐車場」では伊豆の国市向こうの駿河湾がどぉーん!

晴れていると伊豆スカからの眺めは気持ちいいもんです(^O^)
ほどなく韮山峠ICで伊豆スカを下りて、料金110円を支払います。

伊豆スカに架かる橋にて。

多分、伊豆スカの上を走ったのは初めてかも(^O^)

春の韮山反射炉
韮山峠ICから西へ韮山方面へうねうね道を下っていくと、引き続き、桜が点在しており、伊豆の春を感じながら気持ちよく流していきます。
すると、カーブに咲く桜を発見!

一度通り過ぎながらもUターンして戻りパチリ。
これは見事なり〜\(^o^)/
バイクの反対側も桜が咲いており、

奥には滝山不動の入口がありました。

坂を下り切って、伊豆の国市の街中に入り、
ふと後方を見ると、先ほど下って来た伊豆スカが走る山が。

今日はこんな感じで南北に走る伊豆スカの山を東西にジグザグ走っていくというわけです。
そして、伊豆箱根鉄道・韮山駅付近で反転、再び伊豆スカの山を目指します。

と、その前に寄りたい場所が。
以前に訪れた時に、春に訪れたい〜、と思ったのがきっかけ。
その理由はこちら。

韮山反射炉と桜とのコラボがしたかったんです〜(^O^)
冬に来た時は韮山反射炉がよく見えたのですが、春は桜がいい意味で邪魔します。
アングルを変えるともっと反射炉が見えないくらい邪魔してます(^^;;

少しバイクを移動、反射炉の生みの親・江川英龍像と。

こちらでしばらくひと休み、春の日差しと陽気にあらためて感謝しながら、缶コーヒータイムです。
r80/熱海大仁線〜R135
韮山反射炉を出発、再び東へ。
しばらく山あいの林間コースを走り、

一瞬だけr135に入り、

ちなみにバイク左手は賀茂神社の鳥居がちょこんと。

すぐに左折、r80/熱海大仁線に入ります。

ここはまっすぐ主体の坂道を上り、

伊豆スカ・山伏峠ICをスルー。

上の高架が伊豆スカです。
ここから↓のようなカーブが続く坂道を下り、

二股で右手のr80ではなく、海方面へ近道の左手に入り、更に下っていきます。

海が近くなったエリアで正面にキラキラ輝く海が見えるポイントがあったのですが、急坂で停まれず。。。
そして、本日唯一の海側区間・R135に入ります。

所々海が見えるポイントを抜け、

冬に走ることの多い海際ロード、暖かな春も気持よき。
そういえば今日は↓のpicのようなロードバイカーが多数走ってました。

車だとつかえてしまいスピードダウンを余儀なくされる場面もありましたが、春の海を感じながらのんびりとru~n(^O^)
r19/伊東大仁線
宇佐美エリアの亀石峠入口交差点で右折、再び伊豆スカの山方面へ。

今度は西方面へ、伊豆スカの山を上っていきます。
まずは緩やかな坂が続き、上る山が近づくと、桜が点在する山肌がいい感じ(^O^)

そして山を上っていくr19は登坂車線が続く、案外豪快なワインディングでした。

この撮影をしている時、本日唯一の横軸ルートでのバイカー集団と遭遇。

この集団もやっぱり飛ばしてました(^^;;
このワインディングは動画を撮りましたので、よろしければ体感ください〜(2分ほど)
伊豆スカ・亀石峠ICまで来ましたが、ここもスルー。

本日最後に走るので後ほど〜👋

伊豆スカを越えて西へ、この区間は緩やかな坂を下り、途中「おおひと」の植栽文字と。

通り過ぎて振り返り、ようやく「おおひと」と読めました。
坂を下り切り、再び伊豆の国市の街中に入ると、右手に鳥居と桜の風景が。

鳥居と桜の風景も春の日本らしい風景ですね。
道の駅 伊豆のへそ
そろそろお昼の時間となり、今日は道の駅で軽く済ますことにしました。

先客のバイクは隼のみ。

スズキのツーリングバイクの最高峰、相変わらずデカい〜
キッチンカーで焼きそばを買い、お外で食べました。


春のお昼の時間帯は少し暑いくらいでしたが、春の陽気を噛みしめたいということで、日差しを受ける場所でのランチタイムでした。
焼きそばの後は続けて、いちごミックスのソフト!

もう一巻きくらいして欲しかったような。。。(^◇^;)
でも爽やかないちご味で美味しかったです。
r12/伊東修善寺線
道の駅を出発、しばらく渋滞気味の街中を流し、r12へ。

少しずつ、春景色の山あいを抜け、

緑をつけ始めた春の山風景の中を走るのは、心が躍るというか、落ち着くというか。。。
暖かな春の風を受けながら走るのはほんと気持ちいいものです。

待ってました~!って感じです。
これまでの伊豆スカ横軸の道と異なり、r12は穏やかな坂を上り、伊豆スカ・冷川ICをスルー、

引き続きr12を走り、伊東方面へ。

伊豆高原 桜並木
綺麗な桜が咲き誇る松川湖、一碧湖を右手に走り、(気持ち良すぎて写真を撮るのを忘れ、そのまま流してしまいましたm(__)m)伊豆高原のペンションエリアに入りました。

ふと「池田20世紀美術館」という看板を見つけ敷地に入ってみると、こじんまりながら美術館らしいシャープな外環が。

自然だけでなく、たまにはアートな風景もコラボせねば(^◇^;)
そして、本日の最遠地で春ツーリング的なコンセプトとして取り入れた「伊豆高原 桜並木」に到着。
1.5キロほど続く桜並木をのんびり流すのはほんといい気分でした(^o^)

考えてみればバイクで走れる桜並木って、そんなに多くなく、春の陽光、風を受け、桜を眺め、五感で感じながら、しかも桜並木をくぐりながら走れる。。。
沿道のたくさんの人がスマホで風景を撮りながら歩いている風景を見るのも、心が華やいできます(^O^)
↑のpicの桜並木とR135と交差する辺りでUターンして一往復して来ました。
そんな風景を動画で撮って来たのでよろしければご覧ください。
大室山・さくらの里
この後、r111/遠笠富戸線を西へ、本日最後に持って来た伊豆スカを北上するため、天城高原ICへ向かいます。

伊豆高原のシンボル、大室山が見えて来ました。

途中、もう一つお花見ということで、大室山の麓の「さくらの里」にちょい寄り。
すると直前から渋滞が始まっており、なんとか車の左横を抜けて到着してみると、駐車場待ちの車たちで溢れてました(-。-;

それでも大室山と桜の風景を収めたい〜!ということで、なんとかバイクを停めパチリ。

停められたのは電信柱の横でしたが、そのままウィンカーをつけてバイクを停め、もう少しいいアングルでもパチリ。

この賑わいも春の風物詩ということで。。。(^O^)

本日最後に伊豆スカイラインを一気に北上
伊豆スカの南側の入口・天城高原ICに到着。

小銭入れをジャケットのポケットに忍ばせるのを忘れ、一旦バイクを停めて小銭の準備。

道横の料金表で580円を確認後、入口前で数台並んでいた車に頭を下げて割り込みさせてもらい、伊豆スカに進入。
(余談)走りやすいワインディング「伊豆スカ」の落とし穴
伊豆スカは皆さんにもお馴染みの道なので、写真は撮っていないのですが、久しぶりに一気に走ってみると、あらためて、「なんて走りやすい道なんだ〜」と思ってしまいます。
大型免許を取得後、数ヶ月で走りに来た時に「おっ、自分って走りが上手いかも?」と感じたことを思い出しました(^◇^;)
それでも、冒頭に書いたように、今でも危ない走行をする集団がいるのも事実。
この走りやすさがそのような行為を生み出してしまうのかな。
ちなみに「伊豆スカイライン バイク事故」で検索したら、2025年に入って死亡事故が発生していました。

こんな走りやすい道をフツーに走っていたら、事故なんか起きる確率はかなり低いはず。
もちろんバイカーだけ気をつけても、車に巻き込まれての事故もあるので、一概には言えませんが。

あらためて自分に置き換えて、気をつけよう〜
キーワードは「〜かもしれない運転」と「無事故無違反無転倒」です!
(と言いつつ、2月に秩父で制限速度40キロのトラップで59キロ走行・19キロ速度超過で切符切られました。。。m(_ _)m)
◇
そんなこんなで伊豆スカを走りながら、少しだけ動画を撮ったので、あらためて、緩やかなワインディングが続く伊豆スカを確認ください。
あと、1箇所だけ、伊豆スカで好きなポイントで、好きな時間帯の夕刻でパチリして来ました。

GoogleMapで「ハンググライダー離陸場」とプロットされ、、なだらかに下がってゆく山と街並みの向こうの駿河湾を眺められる場所です(^O^)
そして、熱海峠ICに到着、久しぶりの伊豆スカに別れを告げました。

その後、「森の駅 箱根十国峠」で肌寒くなる夕刻以降の高速走行に備え、ネックウォーマー装着やこの季節は2つ持参している行きの高速でもはめていた冬用バイクグローブに変更、行きと同じく、圏央道・厚木PAで休憩し、帰路に着きました。

5年ぶりの伊豆スカを最後に組み込んだ伊豆半島East・縦横無尽ツーリングを走り終え、たまにはメジャーロードを脇役?にするツーリングも楽しいかと(^O^)
先日の伊豆半島Westに続けて走り、あたらめて山と海が近しく急峻な伊豆半島の楽しさを体感できました。
そして4月に入り、いよいよ春シーズン、ツーリングに行きやすい季節の到来を肌で感じるツーリングとなり、まずはお花見ツーリングに行きまくろうと思ってます。
ちなみに今回の伊豆半島Eastはお花見ツーリングではありませんのであしからず~m(__)m
◇
バイクツーリング is fun!
今年はお花見ツーリングは最低3回は繰り出したいと思っているchizuo_riderでした。
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