2025年4月8日(火)、山梨県富士見町から笛吹市までの甲府盆地お花見ツーリングにNC750Xと出かけて来ました。
このツーリングからブログアップまで時間がかかってしまいましたが、ちょっと事情がありまして。。。😅
その事情については別途でお話しさせてくださいませ。
その事情により今年は数回行こうとしたお花見ツーリングはブログに残せる内容のものは今回の甲府盆地のみになってしまいました。。。
来年にリベンジ予定です。
それはさておき、春の甲府盆地がこんなに桜パライソだなんて、今更ながら知りました。
もちろん訪れた桜たちの開花状況は微妙に違ってますが、このエリアにこんなに多くの桜があるとは。。。
一本桜から桜並木まで広いカテゴリーでラインナップされてましたよ。
そして、このエリアは北東に八ヶ岳、西に南アルプス、南に富士山と日本を代表する山々に囲まれており、桜のバックに雪渓の山々が横たわっているという素晴らしいロケーション。。。😊
その桜ハンティングの結果はいかに???
僕的にはこれを「桜ギャンブル」と呼んでます😅
その結果をテンポ良く綴っていきたいと思います。
今回は甲府盆地を北から入り、南下して、最後に東に向かう道程。
それでは参ります〜
(余談)タイヤ新調「ダンロップ TRAILMAX MIXTOUR」
今回のNC750Xは直前に新調したタイヤの皮むきツーリングでもあります。
このブログを読んで頂いているバイカーの方ならご存知と思いますが、NC750Xでは林道(舗装)時々ダートを走るのが好きなので、新調するタイヤのコンセプトはNC750Xのコンセプト「オンロードアドベンチャー」にふさわしい「オンロードとダートも走れる」タイヤを検討。
ホンダドリームで相談して提案頂いたのが「ダンロップ TRAILMAX MIXTOUR」でした。

見た目にも精悍な雰囲気ですが、実際の走破性はいかに?
と言いつつ、今回はダートを走るようなツーリングではないので、その感想は別のブログにてm(_ _)m

ちなみにこちらのタイヤはホンダのオフロードバイク「アフリカツイン」に装備されてるほどの信頼性があるようです。
春の甲府盆地・お花見ツーリングMap
(関越道・所沢IC~圏央道~中央道)
Ⓐ中央道・小淵沢IC
Ⓑ先達しだれ桜
Ⓒ田端のしだれ桜
Ⓓていだんの桜
Ⓔ神田の大糸桜
Ⓕ蕪の桜並木
Ⓖ清春芸術村
Ⓗ関のサクラ
Ⓘ眞原桜並木
Ⓙ大津山実相寺
Ⓐ大津山実相寺
Ⓑ水車の里公園
Ⓒ長松山萬休院
Ⓓ新府桃源郷
Ⓔ韮崎平和観音
Ⓕわに塚のサクラ
Ⓖ桃花橋ループ
Ⓗ甲州 蚕影桜
Ⓘ花鳥山展望台
Ⓙ御坂路さくら公園展望台
甲府盆地北部・山梨県富士見町〜北杜市の桜たち
朝7時に埼玉自宅を出発。
いつもの自宅近くの朝空です。

晴天とはいかず、曇り時々晴れ、って感じかな?
晴れより曇りのほうが桜映えすると言うし。。。
最寄りの関越道・所沢ICから高速に乗り、圏央道〜中央道と走り、談合坂SAでひと休み。
平日ながら駐輪場はまあまあのバイク台数でした。

横には満開の桜〜!、で旅の最初から気分アゲアゲです😊

談合坂から一気に小淵沢ICまで走り、高速を降ります。

先達しだれ桜
最初に向かった「先達しだれ桜」は見事に開花前。。。

でも冒頭に書いたように桜がダメでも山があるさ、ということで、西には南アルプス、

北東には八ヶ岳〜、

ということで、のっけからこのエリアの素晴らしさを味わうことになります。
この時期は山頂付近の雪渓付きです🤗
田端のしだれ桜
お次に訪れた「田端のしだれ桜」も開花前。。。

でもこの桜の横にキュートな一軒家?がありました。

よく見ると屋根にも木が生えとる!
人の気配はありませんでした。
住宅ではなくペンションなのかな?
GoogleMapにはプロットされておらず、秘密の宿???
ていだんの桜
すぐ近くの「ていだんの桜」も開花前。。。😢

バックにはいいポジションに八ケ岳がいるのに残念無念。
ここまでの3つの一本桜たちは全て富士見町です。
3連敗の結果ですが、ここから少しずつ南下していくのでこれからに期待〜
◇
しばらくr17を南西に走ります。

この道は「七里岩ライン」って言うんですね。
広域農道的な走りやすさでした。

途中、中央本線の踏切を渡ろうとしたらカンカンと遮断機が降りてしまいました。
げっ!こんな本数のないエリアの踏切に捕まるとは。。。
と、思ってはダメですね。
旅先の踏切で電車を眺める方が旅らしい情景なのかな。

南アルプスも顔を出してくれてるし〜(^o^)
途中、道の横奥にほんのり色づいている桜を発見!

GoogleMapにはプロットされていない名も無き桜のようですが、満開ならバックの南アルプスは見えなかっただろう。。。と強がってみる😅
神田の大糸桜
ここからは北杜市の桜たちです。
最初に訪れたのは「神田の大糸桜」。

少し南下したせいか、少しだけ色づき始めて来ました〜🤗
存在感のある桜だな〜、と思って横の石碑を見ると、県指定の天然記念物でした。

蕪の桜並木
冒頭でも書きましたが、このエリアをウロウロするのは横たわる南アルプス、八ヶ岳のおかげで素晴らしいロケーションを味わいながら走れる絶景ツーリングでもあります。

桜がなくても素晴らしい~
次いで訪れたのは「蕪の桜並木」。
ここでも残念ながら開花前でした😢

しかしながら、バックには南アルプス、並木横には眩しい緑の芝とこの地の春を告げる素晴らしい風景が広がっていました。

ここは満開時に訪れてみたいと思いました。
その先で桜をのぞいて、緑の芝越しの雪渓の南アルプスのセットでも絵になることを実感。

清春芸術村
お次はこれまでの一本桜でもなく、桜並木でもない場所です。
その名も「清春芸術村」。
桜たちに囲まれたアート施設のようです。

5分咲きといったところでしたが、アートな雰囲気の建物と桜の相性も良い〜😍
別のアングルを探し、周囲を回って1番良さそうな場所でパチリ。

最後に正門の前にて。

門の雰囲気もアートを感じさせるものでした。
関のサクラ
郊外を走るとよく出会う感応式の交差点を抜け、

「関のサクラ」に到着。

こちらも満開前ながら、存在感抜群の一本桜でした。
この存在感は大きさだけでなく、ほぼ全ての枝が上向きな樹勢からくるもの。
木の幹も生命力に溢れてる感じです😊

こちらも県指定の天然記念物でした。

眞原桜並木
ピンクの木々が点在する山々を眺めながら走っていると、春の訪れを実感します。

大武川の橋上からは南アルプス × 桜 ×清流の風景が〜😊

ここまで南下してくると、通りの桜も色づいていることが多くなってきます。

そして「眞原桜並木」エリアに入り、早速、薄ピンクの紅桜の下にて。

メインの桜並木の周りにもこのように桜が点在する一大桜エリアのよう。
桜並木に入り、軽く流します。

残念ながら5分咲き手前の感じでした。
ふと並木横から見える風景が良さそうだったので、記念撮影〜

これで桜が満開なら。。。🥹
満開前の平日ということからなのか、並木にバイクで入れる贅沢な桜並木を一往復。

そしてこの後の場所が今回のツーリングのハイライト、期待しつつ向かいます。
桜パライソ「大津山 實相寺」
このスポットだけは独立した段落で綴ります。
それだけ素晴らしい桜スポットでした😍
到着すると平日ながら駐車場に入るまでに列を作るほどの盛況ぶり。
先ずは広いお寺の塀を遠目に見ながらぐるりと回ってみました。

すると、お寺の山門と桜と南アルプス、という垂涎ものの風景が〜😍
あの山門の前で撮りたい!という思いは進入禁止で叶わず。。。
そのまま回り続けて、塀に1番近くまで寄れた場所にて。

この後に先程の絶景・山門風景に近寄れる道を発見!

せっかくなのでバイクを手押しで道のセンターに移動してパチリ。

個人的には本日ベスト3に入るショットが撮れました〜🥰
先程からお寺の境内に溢れていそうな桜を間近で眺めたい気持ちになり、境内を散策することにしました。
↑のpicの塀に群がる理由も知りたくなり。。。
警備員に駐車場横のバイク専用のスペースに通され、バイクを停めます。

専用スペースと言いつつ、田んぼの横の一本道ですが。。。
この頃になると気温も上昇、ジャケットを抜いて散策開始。
お寺に向かう道には人が一杯〜

お寺の境内の外にも桜が溢れてます。

これは凄い桜スポットなのでは・・・、という期待が増幅中〜😅
通りに設置されていた広域案内図を見ると、このお寺名「実相寺」よりも境内にある日本三大桜の「山高神代ザクラ」の方が大きく書かれてました。

そして山門に向かう塀まで来ると塀から顔を出して一様にスマホで写真を撮っている訪問客に倣い、僕も塀の上から境内を覗いてみると。。。

なんということでしょう〜〜〜
鮮やかなお花畑の奥に満開の桜たち、そのバックには南アルプス〜〜〜😍
この風景にはちょっと感動。。。
山門前には拝観受付の立て看板。

すでに500円のお金を払っても見る価値があると確信近いものを感じてましたが、その通りの結果となります。
山門の受付で拝観料を払い、境内へ。
先程のお花畑の横を通り、進んでいきます。

すると早速、桜祭りな境内の様相に。

名の付く一本桜もありました。

それにしても、くどいようですが、境内には桜、桜、桜、、、



言葉では言い尽くせないほどの桜の百花繚乱状態でした。
そして、山高神代桜の前に来ました。

なんという存在感!
以前に訪れた福島の日本三大桜「三春滝桜」ほどのスケールや華やかさはないものの、盆栽のような雰囲気に超一流の気品というか、厳かさというか、見るものを惹きつけるものがありました。
他には紅桜などもほぼ満開でした。

横の看板を見ると「子桜」だそう。
こんな桜祭りなお寺、、、これは平日でも人が溢れるわけだ。
しかし週末にはどうなるのか。。。
これまでの人生で訪れた中でトップと断言できる桜パライソ「実相寺」、楽しめました。

お寺の外の出店で、眺めた桜たちの余韻を感じながら、軽めのランチを取りました。

いいものを見させてもらった、という感動を覚えながらお寺を後にしました。
長松山 萬休院
実相寺を出発、次に向かったのは「長松山 萬休院」。
その直前で水車を発見、GoogleMapで見ると「水車の里公園」とありました。
その水車の近くまでバイクで行けたので、記念撮影。

ここでも雪渓の南アルプスと桜、そして水車、というこれまた日本原風景的な風景を拝むことが出来ました。
ここはこの一枚で出発、近くの坂を登り、目指す「萬休院」へ。

桜並木の坂の横には引き続き南アルプスが横たわっていました。

お寺の山門が見えてきましたが、ここも近くまでは行けなさそう。

ということで、こちらはここでUターン、次の場所へ〜
甲府盆地西部・韮崎市〜南アルプス市の桜たち
新府桃源郷
移動途中、R20沿いのGSで給油。

給油後に引き続きR20を流していると、桜並木を発見、ちょっと寄り道。
名も無き桜並木でもこの満開ぶり。。。

再びR20に合流する途中でお仕事中?の警官とパチリ。

その先で本日最初の富士山見参〜!

実はこの風景に出会うまで富士山は全く意識してませんでした。
ここであらためて西に南アルプス、北東の八ヶ岳に加えて、南に富士山、という贅沢なエリアであることを認識します。
R20に戻り、釜無川を越え、その釜無川が長年を経て形成したと思われる谷のうねうね急坂を登り、

再びr17/七岩里ラインを走っていると、紅色の花桃たちが点在し始めました。

目指す場所が近くなってきたようです。
そして「新府桃源郷」に到着、その名の通り、桃源郷が広がってました〜

引き続き、奥には南アルプス〜
これらの花桃たちの開花状況はまちまちでしたが、この開けた桃源郷のほぼ全ての場所から南アルプスが眺められました。

下の新府開拓記念の石碑と記念撮影してこの場を出発します。

韮崎平和観音
しばらくr17を流していると道横に見事な桜を宿すお寺を発見。
お寺の手前の急坂の上に桜が咲いていたので、踏ん張りながら停車しパチリ〜

ここは引いて撮った方が良さそうだっので駆け足で坂を降り、再びパチリ~

光明寺というお寺のようです。
さすがに急坂途中ではUターンはキツイので、坂を登ったところでUターン。

白亜の塀に囲まれた雰囲気あるお寺でした。
r17の側道に入り、桜が続く狭い道を抜けると、

次の目指す場所はありました。
先ずはその場所に立つ主人公の背面にて。

桜を足元に添えながら高台に立つ「韮崎平和観音」とその視線の先の富士山〜😍🗻
神々しさを感じる風景に遠慮がちに仲間入りさせてもらいました🙇♂️
観音さまの正面の足元に行くとそこでも観音さまを盛り上げるかのように桜たちが咲いてました。

そして観音さまが見据える富士山の視線ロード?を盛り上げるかのように続く桜たち。。。

この場所の設計者に拍手を送りたいです!
わに塚のサクラ
次の場所に近づくに連れて山肌には紅色が点在してきます。

目指す一本桜「わに塚のサクラ」には残念ながら近づけず。。。

仕方なく遠目からパチリ。

この距離からでも立派な一本桜ぶりが伝わってきます😊
桃花橋ループ
r12に入り、しばらく南下。

すると桃源郷が広がっている風景が増えてきました。

高台でなくても富士山が顔を出すこともしばしばでした。

そして目指す「桃花橋ループ」に到着。
先ずは橋の上部の展望台にて。

桜に挟まれたループ橋越しの富士山〜😍
満開の桜越しの富士山は映えますね。

ループ橋の下部に移動、ループ橋の真下に咲く桜たちを少し遠目にパチリ。

伊豆の河津七滝ループ橋を思い出します。
Uターンしてすぐには桃源郷越しの富士山〜😊

甲府盆地東部・笛吹市の桜たち
ここからは甲府盆地の東部に移動。
ほぼ街中を抜けるルートなので、バイパスを利用、一気にワープします。

ちょこんと顔を出す富士山を拝みながら左折。
バイパスを抜け、引き続き東へ走っていくと、桜が点在している小高い丘を発見、ちょっと寄り道して丘に登っていきます。
丘の入り口には「幸せの丘 ありあんす」と書かれたゲートが。

うっ、なんか宗教っぽいなぁ、と思いつつゲートに進入、坂を登っていくと坂上にはいかにも宗教的な建物が。

ちょっと絵になるな、と思わずパチリしちゃいました😅
その横のヘリポートでも記念撮影〜

この日は定休日だったようで誰もいなかったため、敷地内をウロウロ出来たのかな。
丘上からは桜が咲く斜面を眼下に眺める風景が広がってました。

八代ふるさと公園
丘を下りて2車線の走りやすいr308をバイーンと流した後、

広域農道「みやさか道」に入ると、少し高台となり、道の左手が抜けるようになってきました。

広く甲府盆地を見渡せる気持ち良い風景が広がっていました。
ほどなく目指す「八代ふるさと公園」に到着。
早速、公園内にある一本桜「甲州 蚕影桜」へ。
予想以上に多くの見物客がいましたが、隙を見て桜に接近〜😅

桜のベストポイントには先客がいました。

ウェディングカップルと柴犬〜!😍
そして、今年最初で最後の桜吹雪を体験しました。
7秒ほどの動画でお届けします〜
アンルイスの六本木心中の「桜吹雪が〜♫」が頭の中を流れてます。。。古い!
公園内にある古墳をバックにパチリした後、この公園を後にしました。

花鳥山展望台
引き続き、みやさか道を東へ走っていきます。

写真の通り、この辺りは本日一番の桃源郷の風景が広がっていました。
負けじと桜たちも。。。

狭い急坂を登るとその場所はありました。

「花鳥山展望台」です。
ここからは南アルプスをバックにリニアモーターの線路と広がる花桃たちが眺められる日本唯一の場所ですね😊
アングルを変えても桃源郷の風景が見渡せます。

ここに来るのは2度目ですが、残念ながら本数の少ないテスト走行のリニアモーターカーには出会ってません。。。
御坂路さくら公園
そして本日最後の目的地「御坂路さくら公園」に向かいます。
途中、「桃源郷菜の花畑」という魅力的な名前の場所にちょい寄り。
こじんまりながら、確かに花桃と菜の花が咲いてました😅

その先で「みやさか道」から「みさかフルーツ街道=御坂みち」を右折。

リニアモーターカーのテスト線路をくぐり、

公園入口の側道へ。

1.5車線の坂道を登り、

登るに連れて増えてくる桜を抜け、

行き止まりとなった直前でバイクを停めて、さらに上へ歩いていきます。

閑散とした広場を抜け、

その広場の奥に展望台を発見。

展望台に登り、本日最後の風景を眺めた後、充実感に満たされながら帰路に着きました。

◇
それにしても桜三昧な1日でした。
甲府盆地というそれほど広くないエリアに無数に存在する桜たちを堪能。。。
一本桜、桜並木、桜に溢れたお寺、桜と立つ観音さま、などなど、様々な桜風景を楽しむことが出来ました。
それも日本を代表する山を借景にする贅沢ぶり。
昨年までは桜パライソ=福島、一択だったのですが、近くの山梨にこんなに濃密な桜パライソがあるなんて。。。
今年はこれが最後の桜ハンティングになりましたが、来年も新たな桜パライソを開拓していこうと思います。
◇
バイクツーリング is fun!
この時期の桜ハンティングはやめられない〜!とあらためて思うchizuo_riderでした。
◇
◇
追伸:このブログを書いているGW明けに自身最長のロングツーリングを計画しています。
その場所とは。。。
山陰山陽!
高速で姫路から下道へ、そこから山陽の倉敷〜尾道〜広島〜山口を経て角島大橋でUターン、
山陰の山口・萩〜島根・出雲〜鳥取・大山〜京都・丹後半島を経て、福井・小浜から高速で帰路に着く、
計10泊11日のロングツーリングです。
ブログでお伝え出来るのは5月下旬以降になると思いますが、お楽しみに!
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