2025年5月6日から埼玉発・10泊11日で山陽山陰を時計回りで1周したツーリングの2日目と3日目編です。
1日目は埼玉から高速で一気に兵庫県姫路市入り、
今回の2日目は姫路市から北上、「砥峰高原」を抜け西へ、岡山入り、宮本武蔵ゆかりの地に寄って、「大芦高原」から南西へ向かい、岡山県倉敷市の宿へ、
3日目は倉敷から「吹屋ふるさと村」まで北上し西へ、広島入りした後、「鞆の浦」の海まで南下、瀬戸内海の向島へちょこっとピストンして、広島県尾道市の宿への旅。
特に記憶に残っているのは、、、
2日目:相棒のGSX-S1000GT(以降GT)にとっては少し酷だった広域基幹林道や、趣のある大原宿の町並み、あの宮本武蔵ゆかりの地、最後に寄った由緒ある吉備津神社とそこで出会った日本一周中のカブライダー、など、、、
3日目:朝イチに巡った倉敷の美観地区や、昔ながらの矢掛宿の町並み、自然の脅威・羽山第2トンネル、「八つ墓村の祟りじゃ〜」(古い!)のロケ地、赤い町並みの吹屋ふるさと村、人魚像越しに見えた内海大橋、瀬戸内海を眼下に眺めた高見山展望台、そして尾道の宿の直前に寄った浄土寺、、、
今回の山陽山陰のバイク旅はほぼどの日程でも、自然あふれる風景に加え、趣のある宿場町や由緒あるパワスポを巡ってきましたので、そのあたりも綴っていこうと思ってます。
↓のGoogleMapを見て頂ければわかりますが、山陽の前半の旅は姫路→倉敷、倉敷→尾道、と単純に西へ向かうのではなく、内陸へ上り、海に降るM字のルート。
ブログUPが遅れた分を取り戻すべく、一気に2日分を綴っています。
いつもの通り、道中のスポットpicたんまりの長編ツーリング記事となってますが、飛ばし読みでも構いませんので、お付き合い頂けると嬉しいですm(__)m
それでは2日目と3日目、続けて参ります~
Map
2日目/兵庫県姫路市~岡山県倉敷市
Ⓐ姫路の宿~姫路城・姫路護國神社
Ⓑ太陽公園
Ⓒ砥峰高原・映画撮影記念舞台
Ⓓ伊和神社
~兵庫県から岡山県入り~
Ⓔ旧因幡街道・大原宿
Ⓕ智頭急行・宮本武蔵駅
Ⓖ大芦高原・北浦展望台
Ⓗ吉備津神社
Ⓘ備中国分寺(五重塔)
Ⓙ倉敷の宿
3日目/岡山県倉敷市~尾道市
Ⓐ倉敷の宿~倉敷美観地区
Ⓑ旧山陽道・矢掛宿
Ⓒ羽山第2トンネル~広兼邸
Ⓓ吹屋ふるさと村
~岡山県から広島県入り~
Ⓔ道の駅さんわ182STATION
Ⓕ福山城
Ⓖ敷名の人魚像
Ⓗ高見山展望台
Ⓘ浄土寺
Ⓙ尾道の宿
【2日目】
姫路城にて
朝5:30に起床、昨夜泊まった姫路市街のビジホからは姫路城が見えました。

ビジホらしいビュッフェスタイルの朝食を6:30朝イチで頂き、

軒下に停めさせてもらった宿に感謝しつつ、早速出発。

いよいよ初の山陽山陰(ちょこっと兵庫・京都含む)の旅が始まります。
ちなみに「山陽山陰」とこの地方の呼び方「山陰山陽」の逆にしているのは、前回のプロローグ編でも書きましたが、山陽から山陰へ時計回りで回った旅だから。
「ちょっと違うのでは?」と思われる地元の方もいるかもしれませんが、旅をリアルに表現したいのでお許しを。
先ず向かったのはすぐ近くの姫路城。
日本一の名城と言われるお城とのコラボに期待を膨らませ向かいます。
昨夜の姫路の居酒屋で会社同期と久しぶりに飲んだ時に、姫路城を撮るならここ、と教えてもらった場所へ。
それは姫路城の東側の喜斎門跡の前。
早速、到着して記念撮影です。

平日の朝8時前ということで、人はまばら。
乗り入れ禁止の向こうに行きたい、、、という気持ちを抑えながらの撮影でした(^◇^;)
白漆喰の天守閣はもちろんその前に連なる城壁の堅牢さと美しさの調和も素晴らしい。。。
兵庫縣姫路護國神社
しばらく眺めた後、せっかくなので、隣接する「兵庫縣姫路護國神社」でこれから始まる旅の安全を祈願しようと。
神社横の駐輪場にバイクを停めて参拝開始。
道路に面した鳥居をくぐり、

本堂にて参拝しました。

緑あふれる境内、この季節の参拝は気持ちいいものです。

実は今回の旅はいくつもの由緒あるパワスポをまわる予定でしたが、御朱印帳を忘れてしまいました。。。
朝8時となり、宮司さんらしき人が境内に入ってきたので、御朱印帳は売ってますか?と聞いたら、ありますよ、とのことだったので購入と共に御朱印を頂きました。


(本日の宿にチェックインした後に撮影したものです)
これで気持ち的に旅の準備が整いました〜(^O^)
白鳥城へ
次に向かったのは「太陽公園」。
世界各地の擬似モニュメントが多数あるという公園です。
姫路の街中を抜けながら向かうと、遠くにお城らしき建物発見〜

住宅越しではない場所を見つけパチリ。

なんか面白そう〜、ということでお城の足元に到着。

「白鳥城」という名前の、姫路城に続く、今度は西洋のお城です。(比較してはいけないですね。。。(⌒-⌒; ))
GoogleMapで見ると、世界各地の有名な建造物のてんこ盛り〜(^◇^;)

近くで見たい!と思ったものの、こちらのテーマパーク?は有料でしかもまだ営業前、ということで早々に退散しました。
ちなみにこの木の奥に凱旋門があるみたいです(^O^)

最後に入場口らしき場所にて。

砥峰高原へ向かう県道67号〜基幹林道 雪彦・峰山線を走る
太陽公園を出発、r411を北上していくと、街中から一気に田園風景が広がってきました。
道を外れ、田園風景とコラボです。

そのまま北上を続け、r67に入ると夢前川という川添いを走ります。


さらに北上を続けると雪彦山の看板発見。

この辺りから2車線から1.5車線となり、r504に入っていきます。

そして、県道から広域基幹林道 雪彦・峰山線へと入っていきます。

ここからが舗装とはいえ、所々で落石などが転がる悪路に変貌。。。

↑の辺りはかなりいい方です。
それでも新緑あふれる山の風景は気持ち良き〜、の一言!

眺望が開ける場所は少なかったものの、途中で「明石海峡大橋眺望駅」という展望所がありました。

坂となっている展望所にバイクを停めて、目を凝らしてみると、、、

うーむ、大橋は見えない。。。
さらに基幹林道を進んでいくと、「「流輝」の碑駅」という場所がありました。

それにしてもこの道沿いには「駅」の名の付く場所が点在してます。
ふと道脇に小動物発見。

↑の写真を撮ったときはすでに逃げてしまった後ですが、初めて見たキツネとタヌキが混ざったような外見でした。
何という動物だろう。。。
基幹林道を走り終え、2車線となり兵庫県神河町に入ります。

この基幹林道、GSX-S1000GTでは取回しが結構疲れる道でした(-。-;
そして基幹林道とは打って変わった、走りやすいうねうねワインディングの大河内高原ラインを抜け、

林道 峰山・太田池線の看板がありますが、林道は右折、そのまま左側の大河内高原ラインを気持ちよく流していきます。


砥峰高原にて
そのまま大河内高原ラインを進んでいくと、風景の雰囲気が一変!

新緑の緑から、秋の風景に様変わり〜
砥峰高原に着いたようです。

この高原はあることで有名で、それを表すモニュメントがこちら。

なんとこの場所だけで有名な映画、ドラマのロケが4つも行われた模様です。

この荒涼とした風景は確かに印象的で、ロケ地として選ばれるのもわかりますね。
案内図があり、読んでみると、山焼きが行われているようで、この季節外れの茶色の風景は山焼き後なのかな?

ここまで走りっぱなしだったので、高原の風景を見ながらしばし休憩を取ります。
最後に隣接するこちらも印象的な駐車場でパチリした後、この場を後にしました。

道の駅 播磨いちのみやと伊和神社
砥峰高原を出発、最初は1.5車線のr39を走り、

しばらくすると、2車線となり、

新緑の中、気持ちよく南下していきます。

しばらく走り「道の駅 播磨いちのみや」でひと休み。

JAの直売所が併設されてました。

ふとGoogleMapを見ると、道の反対側に神社があるようで、寄ってみることに。
「伊和神社」と言うようで、森の中の重厚な山門と

立派な杉の木とコラボしてきました(^O^)

旧因幡街道 大原宿
道の駅を出て、引き続きr29を南下。

途中、宍粟市の市街に入り右折、r53に入ります。

中国自動車道で小ワープ、というルートもあったのですが、下道を引き続き流すr53を選択してます。

その中国自動車道をくぐり、

引き続き、快走2車線r53をばいーんと。

R373に入り北上。

ここで致命的なミスをしてしまいます。
今回の山陽山陰の旅でやろうとしていたこの地方のカントリーサインを撮るのをのっけから忘れてしまいました!
バイクで初の岡山入りなのに。。。_| ̄|○
気を取り直してR373で岡山県に入り、最初に向かったのは「旧因幡街道 大原宿」。
R373を左に逸れるとその街道はありました。

こちらが今回の旅の昔ながらの街並み第一弾。
街道沿いには昔の面影が残る家々が並びます。

これは白漆喰?の壁が続く風景とありました。

街道の西側を流れる橋上にて。

橋向こうでUターンして、あらためて川添いの家々とコラボ〜

もっと街の雰囲気を味わうべくランチ処を探しますが、それらしき店は無く。。。
ということでお次の場所へ向かいます。
宮本武蔵ゆかりの地にて
ここは計画時から楽しみにしていた場所。
そう、あの宮本武蔵のゆかりの地「岡山県美作市」です。
宮本武蔵を身近に感じたのは井上雄彦作の漫画「バガボンド」。
そんな日本人は沢山いるのでは。。。
最初に向かったのは宮本武蔵の名を冠する「智頭急行 宮本武蔵駅」。
駅を示す看板の方向へ左折すると、、、

高架となっている場所にその駅はありました。

確かに「宮本武蔵駅」だ~

冷静に考えてみれば、生誕の地にある駅ということで名付けられたと思うので、ゆかりあるとは言えないのかな?
それでも宮本武蔵駅なんてユニークですよね(^O^)
続けて宮本武蔵の名を冠する武道館へ。

兜の形を模写しているような外観はこちらもユニーク〜
確かに「武蔵武道館」とありました。

この後、生誕地などを回ろうと思いましたが、この地を訪れただけで満足感があり、この地を後にしました。
旅と関係ないですが、それにしても「バガボンド」は完結してほしかった。。。
上山棚田〜大芦高原
2日目の前半戦は終了、この後はひたすら南西へ下り、倉敷の宿に向かいます。
のどかなr5を流し、

一瞬だけR179を走り、

r46に入った後、道脇に雰囲気のある木を発見。

GoogleMapによれば「御旅所のムクノキ」とありました。

この地の名木百選にも選ばれてました。
引き続き、r46を走り、年季の入ったトンネルをくぐっていきます。

「たきのみやトンネル」とあり、その横にはちょっと入っていくのに躊躇する鳥居がありました(;^_^A

r46からr90となり、しばらく走っていくと、緑あふれる風景があり、思わずバイクを停めてパチリ。

あらためて、この季節は気持ち良き~(*´▽`*)
地元の人からすると何でもない風景かもしれませんが、埼玉から遠路遥々訪れていると、スルーするのが勿体無くて、何度もバイクを停めてしまいます。

r90を左折し、今回の旅の最初の棚田の風景へ。

「上山棚田展望地」とGoogleMapに載っている場所にバイクを停めて記念撮影〜
棚田そのものの場所では無く、それを眺められる展望地にのみ寄ってしまうのは旅としては邪道なのかな?(^◇^;)
その先の「大芦高原北浦展望地」にも寄って、しばし休憩します。

凸凹のある砂利のスペースでしたが、この風景を眺められるなら入る価値があります(^O^)

展望台がありましたが、入れなかったので、シートバッグに積んだ水を飲みながら、バイク横で深呼吸〜〜〜

さらに南下していくと、道横には巨大なソーラーパネル群。。。

せっかくの高原風景が台無し、、、と思いつつ、土地の有効利用は仕方ないのかな。。。
さらにその先で「雲海が見える展望所」という場所があり、雲海が見えるはずもない時間帯でしたが、ちょい寄りしてパチリ。

見晴らしは良かったです!
吉備津神社にて
2日目の旅も終盤、r53を流していきます。

天気も快晴が続く中、のどかな風景をばいーんと。

岡山市街が近くなってきました。

そして、目指していた「吉備津神社」に到着〜
先ずは北側の「北随神門」に続く入口と記念撮影。

細長い敷地の神社沿いの道を移動し、南端の場所でもパチリ。

この細長い敷地の神社を散策しようと、駐輪場にバイクを停めると先客バイカーがいました。

逗子ナンバーの日本一周中のカブライダーでした。
岡山では逗子はすごく身近に感じるナンバーだったので、バイカーらしき人に会ったら声をかけようと思いつつ、散策開始。
先ほどの北側から入り、

北随神門をくぐり、

さらに石段を上り、

拝殿で参拝。

その後、細長い境内の正体を知ることになります。

「吉備津神社 廻廊」とあった長〜い廻廊をてくてくと歩いていきます。

さらに、

さらに〜

南側の端まで歩き、Uターンした途中に廻廊から出られる横の廻廊?があり、廻廊散策を終了します。

この廻廊を端から端まで歩くと何かいいことあるのかな?
本当はこちらでも御朱印を頂きたかったのですが、営業終了していたため、ダメでした(T . T)
境内を出て、境内図を横目に駐輪場に戻ります。

すると、カブライダー発見!
「maaya(まーや)」さんというカブライダーさんでした。
バイク女子ということもあり、いきなりの記念撮影は控えつつ、インスタをフォローさせて頂いて、終始笑顔で旅の話で盛り上がり。
お互い旅の道中は気をつけていきましょう〜、と別れました。
備中国分寺
夕刻の時間帯となっていましたが、吉備津神社にほど近い場所に最後にもう一つ寄りたい場所が。
早速、その象徴的な風景と記念撮影します。

備中国分寺というお寺の五重塔です。
確か17時をまわっていましたが、お寺には入れそうだったので、誰もいないお寺の散策開始。

駐輪場と言ってもバイクを想定しない自転車用の芝生だったので、その外側に停めます。
先ほどの五重塔を眺めながら歩き、

山門をくぐり、

境内から五重塔を眺めてみました。

サンセット間近の空と五重塔。。。いい感じ。。。
本堂で本日最後の旅の安全を祈った後、

先ほどの五重塔を間近で眺めてみます。

うーむ、立派だ。。。
ここでも思わず合掌。。。
旅の最後に良き時間を過ごせました。
ちなみにこのお寺は国指定の史跡のようです。


この厳かな雰囲気、そりゃそうだ(^O^)
倉敷の宿へ
この後、倉敷市街にある「グリーンリッチホテル倉敷駅前」というビジホにチェックイン。
ただここはバイクを停める場所がなく、すぐ近くの公共駐輪場を教えて頂き、停めに行きます。

「市営あちてらす倉敷自転車駐車場」という名の駐輪場で、最初の3時間は無料でそのあと24時間ごとに100円という超リーズナブルな料金でした。
屋根付きと言えど、悪戯されたくないので、持参していたハーフカバーをかけておきました。
チェックイン後、夕ご飯にありつくために街中を散策。

でも飲み屋ばかりで、疲れた体でお酒を飲む気にもなれず、どうしようか。。。とビジホに帰る途中、たこ焼き屋さんを発見。

8個入り550円をテイクアウト、シャワーを浴びた後、しっぽり食べました。

そして、昨夜に続き即爆睡。。。
山陽の旅は続きます。
2日目の走行距離は272キロでした。

冒頭で書いた通り、UPが遅れた分を取り戻すために3日目編を続けます。
ここまでても長めの記事となってますが、よろしければお付き合い下さいませ。。。
【3日目】
倉敷美観地区の早朝散策へ
3日目の朝は2日目に続き、いやそれ以上に早起きして、朝食前の6時には近隣の公共駐輪場に停めたバイクを取りに行くついでに、倉敷美観地区を散策しに行きました。
それは事前に地元バイカーのブログを見て、倉敷美観地区の中心部は7〜16時が歩行者・自転車専用となるため、バイクで通行するには7時前しかない、という情報を確認していたからです。
ということで早朝の散策開始です。
先ずは倉敷といえば「デニム」ということで、中心部の倉敷川沿いにある「倉敷デニムストリート」。

デニムの現代的な響きとなまこ壁の意外なコントラストは良く合います。
その先は終日通行禁止となっていたのでUターン。
この後はどのようなルートを辿ったのかもはやわからないので、picを連投します(^◇^;)
白壁の蔵屋敷通りや

昔ながらの木造家屋や

確かこちらは「児島虎次郎記念館」だったかな。

その対面にある「倉敷公民館」。

そして、白が引き立つなまこ壁通りを抜け、

先ほどのデニムストリートと倉敷川の反対側にある「有隣荘」。

川向こうには「大原美術館」の外観が見えます。

有隣荘の先の「料理旅館 鶴形」の外観も風流なり。。。

倉敷美観地区の風情ある町並みにちょっと感動しながら、町を後にしました。
しかし、これだけの規模の町全体がこんな趣きを今でも保っているなんて、あらためてすごいなと。。。
倉敷美観地区の情報はこちら↓
◇
朝だけならホテル裏にバイクを停めていいよ、昨日駐車場管理人に言われたので、お言葉に甘えて、チェックアウトまで停めさせてもらいます。

この後、7時過ぎに朝食を頂き、

すでに準備万端、8時前に出発しました。

旧山陽道 矢掛宿
倉敷を出発、岡山西部から広島入りする道程のスタートです。
倉敷の街中を抜け、r35に入ると、一気に里山的風景になっていきます。

これが地方ツーリングのいいところですね。
ただひとつだけ、地方の特に平日はただでさえ早めの地元車のスピードがさらに上がり、法定速度以上に煽られることが多いということ(⌒-⌒; )
↑のpicも煽られて路肩に停まって後方車を先に行かせたシーンだったと思います。
引き続き、のどかな風景の中、のんびりと走って行きます~、という気分なのですが、煽られることが多くて、結局早めのスピードになってしまいます。。。

ほどなく次の目的地「矢掛宿」に到着。

この宿場町は綺麗な石畳の通りとなっており、新旧の町づくりが融合されてる感じでした。
先ほどの倉敷美観地区と違い、白いなまこ壁に木が組み合わされてる蔵屋敷が多く見受けられました。

この宿場町の中心にある「旧矢掛本陣石井家住宅」とパチリ。

国の重要文化財だけあって、年季と風情さが相まった印象でした。
矢掛宿の雰囲気を味わった後、こちらはそれほど長居せず出発しました。

備中(岡山西部)の風景を楽しむ
引き続きのどかなr35を北上。

一瞬R293に入り、

短かったけどさすが国道、という感じに整備されてました。

道横には落石止め?

高梁川沿いを走るR180に出ます。

すると印象的な風景に出会います。

川沿いに城壁???
国道の右手の山中に備中松山城があるのですが、そのモチーフなのかな?
備中の象徴的?なこの風景とコラボしたく、この後も停めれる場所を探してパチリしてきました。

この先で片側2車線のバイパスから1車線となったR180をしばらく流していきます。

旅の後半に訪れる米子まで102キロの表示。
うーむ、後半も楽しみだ。。。
その先を左折、「かぐら街道」に入ります。

かぐら街道とは広域農道のようです。

ふと道横に小さな展望台があり、のぼってみると、

遠くの山上に先ほど近くを通った備中松山城が設置の望遠鏡で見えるとのこと。

覗いてみると、確かに小〜さく見えました^^;
この後はこの案内図にある神原地域のスポットを巡ります。

しばらく西へ走り、「霧の海展望の丘」という場所があり、バイクを停めます。

すでに午前のいい時間帯ということで、霧の海はありませんでしたが。
道の反対側に階段があったので、のぼって見下ろしてみました。

緑の山に紅一点のGT〜(^O^)
よく見たら赤いコカコーラの販売機があったので、紅ニ点でしたね。
さらにその先でユニーク?不気味?な風景発見。

この風景は思わず見てしまうので、確かにスピードは落ちるかも(^◇^;)
羽山渓の洞門たち
しばらく走り左折、自然の脅威的風景を楽しみにしながら進んでいきます。

1.5車線となった山道を走っていくと、早速「羽山の片洞門」がありました。

「片洞門」の名前の理由がわかりました。
この荒々しい岩盤の横?下?を通る図は楽しい〜(^O^)
その先で「羽山第1トンネル」をくぐっていきます。

思わず「狭っ!」
というトンネルなので、対向車対策がなされてました。

トンネルの中で写真を撮ってみると、肉眼では見えにくかった苔?が浮かびあがってきました。

そして、この先で羽山渓のハイライト的トンネルの「羽山第2トンネル」に到着〜

この巨大な一枚岩の迫力。。。
先ほどの第1トンネルと同じ高さなのですが、思わず首をすくめながら走行してしまいそうです(^◇^;)
さらに引いて撮って見ると、、、

この迫力がよくわかると思います。
そして、お気づきと思いますが、岩に張り付いているクライマーがいますが、僕ではありません(^◇^;)
そろーりとトンネルに入っていくと、さらに印象的な風景が広がってました。

インディージョーンズになった気分です(^O^)
↓はもはやどこで撮ったのか思い出せないのですが、確か細かく切り返して反対側の入口だったような。。。

この羽山渓はピストンして戻りました。
以上、房総半島の洞門たちも顔負けの羽山渓のレポートでした
思い出深い?「広兼邸」
先ほどのかぐら街道に戻った場所に天狗がいました(^O^)

この後、「吹屋ふるさと村」を目指し走って行くのですが、

↓のような看板にいくつも出会います。

「広兼邸」?
引き続き伸びやかな農道を流しながら、その「広兼邸」に寄ってみようかなと。

そして、その入口まで来ました。

その広兼邸の足元まで行ってみると、、、

この家の見学のためだけに作られたこの広い駐車場の傍の看板を見ると、なんと10代の頃に見た名探偵金田一耕助が活躍する「八つ墓村」という角川映画のロケ地というのではありませんか〜
実はこのバイク旅の前にYouTubeで期間限定の無料視聴で八つ墓村を見たばかり。
ふとこの大邸宅を見上げ、10代の頃にタイムスリップしたような感覚になりました(^O^)
すぐ足元まで行けそうでしたが、この絵だけで思い出になると思い、この場を後にしました。
ジャパンレッド?「吹屋ふるさと村」
そして、目指した「吹屋ふるさと村」に到着。

「ジャパンレッド発祥の地」?
日の丸が赤いのはこのふるさと村の影響としたら、かなり大きな歴史事実ですが。
残念ながら、これまでの宿場町のように通行は出来ませんでした。。。( i _ i )

ということでバイクを駐車場に停めて、歩いて散策開始です。

瓦から外観全体が赤い家屋が連なる通りは風情に溢れてました。
お店もちらほら。

のれんまで赤い。。。
そして郵便局も赤かった。。。(^O^)

本当に印象的な村でした。

この通りだけでなく観光スポットはあるようななので、詳しくはこちら↓
この赤い風景と赤のGTで記念撮影したく、その場所を見つけパチリしてきました。

岡山から広島・福山へ
吹屋ふるさと村を出発、r33に入った後はひたすら南下。

緑あふれる山風景をばいーんと。

今回のツーリングでは「緑あふれる」というワードを多用していますが、この季節ということでお許しを。
「ばいーんと」も爽快ロードが多いので仕方なし、ということで。。。(^◇^;)
その緑に埋もれそうな田原ダムを横目に走り、

その先でr106に入り、ついに自身バイク初の広島入り!

岡山入りの時は忘れてしまったカントリーサインを今回はしっかりゲット。
途中、少し季節外れの鯉のぼりの風景が。

しばらくr106を南下した後、R182に入り、福山を目指します。

その先の「道の駅 さんわ182STATION」でランチをとります。

平日空いている道の駅で肉入りうどんを頂きました。


気温も上昇していたので、続けてソフトクリームも〜(^O^)

道の駅を出発、福山市街が近くなってきたようです。

福山城にて
そして、福山市街に入り、目指した福山城に到着。
先ずは隣接する大きめの鳥居と。

福山城が見えるアングルを探してパチリ〜

ちょこっとだけですけどね(^◇^;)
お城に隣接する阿部神社とも。

お城をぐるっと周り、最後にお城を収めた後、出発します。

福山の市街を走りながら、天気は見ての通り、快晴が続き気温も上昇〜

となるとGTのエンジンも上昇〜〜(-。-;

100度を超えると太ももの内側が熱い熱い。。。
↑の温度になるとファンが自動的にまわり、エンジン温度を下げる機能がありますが、慣れてきましたけど、今年の夏も思いやられます(~_~;)
瀬戸内海へ
福山市街を抜け、芦田川沿いを走っていきます。

r22に入り、今回のツーリング前半戦、山陽の旅で初の瀬戸内海を目指します。

目指すと言っても福山まで南下しているので、あと数キロ走れば瀬戸内海です。
で、早速、瀬戸内海が見えてきました。

静かな「鞆の浦」にて
そして、「鞆の浦」と呼ばれる海沿いの町に来ました。

東側のすぐ近くに仙酔島が見える、静かな静かな港町。。。

南側が海に面するエリアでは帆を建てた船が見えました。

鞆の浦の町を抜け、

先ほどの帆船を反対側から眺めた後、この静かな港町を後にしました。

福山の瀬戸内海風景を楽しむ
r47で少しだけ内陸を走った後、

再び瀬戸内海沿いの道に出て、田島を結ぶ内海大橋下へ。
ギリギリ海際まで来ると、ここでも印象的な風景と出会いました。

人魚の像と滑らかなカーブを描く大橋。。。
良き風景との出会いにGTも仲間に入れてもらいました(^O^)
そして、大橋をくぐった後もパチリ。

とても絵になる橋を過ぎると、今度は海沿いに続く造船ストリートを走っていきます。

そこでは巨大な船が作られており、圧巻の風景が続いていました。

その先の椰子の木通りを抜けていきます。

しまなみ街道で向島へ
ここまで来て、しまなみ街道を走らないのはもったいない、ということで、尾道の対岸にある向島だけ渡ってみることに。
尾道福山自動車道からしまなみ街道に入り、新尾道大橋を渡ってすぐの向島で高速を降ります。

それにしてもしまなみ街道の規模と言ったら。。。
この高速が瀬戸内海を渡っていると思うと、しまなみ街道以外にも四国を結ぶ日本の橋を利用しながらの瀬戸内海の島巡りの旅も楽しいだろうなと。
それは別の機会に取っておきます。
高見山展望台にて瀬戸内海を望む
この向島で行きたかった場所があります。
先ほど書いた通り、今回の山陽山陰の旅は瀬戸内海は最小限、ということで、せめてその風景だけでも目に焼き付けておきたいと。
その風景が期待できそうな場所を事前に探し、見つけた場所です。
そこに向かうr376を登り続けて到着。
そこで眺めた風景がこちら。

「高見山展望台」というその場所から、先ほど走ったしまなみ街道・新尾道大橋と反対側の因島大橋が小さく見えました(^O^)
この後、すぐ横にあった展望台に登り、瀬戸内海の絶景たちを眺めます。
先ほどのpicと同じ西側の方向を高いところから。

↓は南側かな。

それにしても瀬戸内ブルーの綺麗さと言ったら。。。
しばしこの風景を眺めつつ、終盤を迎えた3日目はまだ終わっていなのですが、すでに懐かしむ感情が湧いてきます。
そしてこの風景に感謝、展望台を降りて、

本日の宿がある尾道へ。
この向島の南側の海沿いr377に出て、夕刻迫る海の風景を眺めながらのんびりと。

そし先ほど上から眺めた因島大橋を下から眺めた後、

島のセブンイレブンに寄って、喉の渇きを癒します。

いい歳ですが結構炭酸飲料が好きです(^O^)

尾道にて
この後、本日の宿がある尾道へ向かうのですが、ルートはしまなみ街道の新尾道大橋ではなく、R427の尾道大橋を通るルートで。
浄土寺にて
尾道に入り、そのまま宿に向かうのではなく、宿にほど近い「浄土寺」へ。
尾道の高台にあるそのお寺は尾道の町をいい感じで見下ろせる場所にありました。
先ずはお寺に向かう坂道にて。

すぐ眼下には山陽本線が走ってます。
この坂道の突き当たりにお寺があり、その敷地内にある駐車スペースにバイクを停めます。

その駐車スペースの横の浄土寺多宝塔と。
コンパクトな境内を回った後、


ふと思いついた風景があり、バイクに乗って出発した後、こんな感じで撮ってみました(^O^)

お寺の山門越しの、バイク越しの、尾道の海です(^O^)
そして先ほどの坂道を下りながら、尾道の情緒ある風景を眺めながら、宿に向かいました。

ほどなく宿に到着。

こじんまりとした小さな「尾道みなと館」という宿です。
明日は雨予報ということで、狭いながらも軒先に停めさせてもらいました。

チェックインした後、尾道といえば尾道ラーメン、ということで、歩いて10分くらいのところにまだ営業中の「尾道ラーメン 丸ぼし」というお店を見つけ、

餃子セットの尾道ラーメンをしっぽり食べてきました。

尾道の町にはそれほど観光客は見受けられませんでしたが、このお店に入ると営業中のお店が少ないからか、外国人だらけでした(^◇^;)
宿に戻り日帰り温泉として宿泊者以外にも開放している小さめの温泉で旅の疲れを落とした後、昨日に続き爆睡しました。。。
というかこの旅は毎日爆睡です(^◇^;)
◇
バイクツーリング is fun!
引き続き、旅前半の山陽のバイク旅を満喫中のchizuo_riderでした。
・・・【4・5日目編】に続く・・・↓

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