2025年7月7日、今年オープンして間もない2つの道の駅をGSX-S1000GTとお散歩してきました。
訪れた「道の駅おがわまち」はリニューアルオープン、「道の駅べに花の郷おけがわ」はグランドオープンですが、訪れてみてこれまでの道の駅のエッセンスの集大成のような内容に、道の駅が目的になってもよいのでは?というほどの充実ぶり。。。
ちなみに先日にアップしました中国地方ツーリングから5月中旬に無事帰宅した後、いろいろありまして、、、1ヶ月半ぶりのバイクのお散歩ですが、今回は中国地方ツーリング後にGSX-S1000GTのタイヤを新調、その皮むきツーリング、という意味合いもあります。
タイヤ交換をお願いしたのは、いつもお世話になっているスズキワールド浦和さん。

今回新調したのは「ミシュラン ROAD6」。

タイヤのインプレは別の機会に譲るとして、スズキワールドさんからおすすめの理由として1番言っていたのは「軽くて柔らかいので扱いやすい、にもかかわらず持ちがいい」。
実はおすすめされなくても、GSX-S1000GTの前に乗っていたCBR650Rの最後のタイヤもミシュランROAD6で、その乗り味、耐久性は実感済みだったので、今回もこれにしようとほぼほぼ決めてました。
そして、皮むきツーリングの目安は100キロ程度ということで、地元埼玉のお散歩ツーリングがちょうどいいかな、と思っていたので、オープンしたばかりの道の駅をターゲットに。
でも自宅から100キロ以上にするには足りないので、超久しぶりの有間ダムに寄って、比較としての道の駅あしがくぼを経由して新しい道の駅をまわるルートにしてみました。
結果的に今回は2つの道の駅のレポート的な内容となったので、「バイクよもやま」カテゴリーに格納。
それでは参ります〜(^O^)
余談:夏装備(グローブ、パンツ)
本題に入る前に2025年夏ツーリングの初回ということで、夏のベーシック装備について、ちょこっと触れたいと思います。
昨今の猛暑を通り越して酷暑といえる夏を乗り切るために工夫は必須ですよね。
ジャケットはメッシュ、ブーツもメッシュもしくはパンチング仕様で空気を通りやすくした夏用はもちろんのこと、今回はグローブとパンツにフォーカスしてみました。
先ず、パンツは数年前に購入したコミネのメッシュジーンズ。その下にはワークマンのアンダーパンツ。

僕の場合、パンツは腰と膝のプロテクター装着をマストにしているので、その上でメッシュであることを条件に探したらコミネに辿り着きました。
ただ、こちらサイズの選択肢が少なくなっており、メーカー生産中止しているのかも?
品番は「WJ-7393」ですが、メッシュジーンズは他のメーカーでも出ていますので探してみてください。(僕はAMAZONで中国製のものを購入しましたが、なかなか良かったです・・・)
そして、クールな肌触りのアンダーパンツも欠かせません。
コミネ以上にバイカーの味方「ワークマン」から出ているものを数本持っています。価格は1本1,000円に届かず!
お次にグローブはRSタイチのメッシュグローブとアンダーグローブの組み合わせ。

パンツと同じくグローブ(アウター)はメッシュ、インナーはクール仕様。
なるべく暑さを感じさせない風通し & クール触感と、汗をかいても速乾性のものを着用しています。
ただ、最近の夏を乗り切るためにはこれだけでは足らず、、、さらに充実させるべく、夏用グッズを模索中。
例えば、ダイソーから出ている首を冷やすクールネックリングなど、いろいろトライしていこうと思います。
有間ダム
話をツーリングに戻します。
埼玉自宅を朝7時に出発、所沢、狭山、飯能の街中を抜け、r70にぶつかる本郷の交差点を右折すると、一気に自然の風景が広がってきます。

途中のセブンイレブンでトイレをお借りしつつ、水分補給。

それにしても7月に入ったばかりなのに、暑い暑い。。。
もっと暑くなる8月のことを思うと、先が思いやられますが、冒頭で書いた進化している夏仕様のウェア、グッズでなんとか乗り切っていきたいと思います。
そして、r70からr53に入り、ほどなく有間ダムに到着。
平日のダムには先客バイカーは1人のみでした。
ダムの先でUターンしてダム上でパチリ。

このダムのメリットはダム上を走れること。
自宅から1時間圏内ながら、山とダム湖をバックに撮れるのはいいですよね。
せっかくなので有間ダムの石碑とも記念撮影〜

そして、今回有間ダムであらためて注目したのはr53からダム湖入口近くに並んでいたこちらの風景。

数年前に訪れた時にもあったっけ?
先ほどの有間ダム上での風景はインスタでもよく見かけるものの、この壁画?は見たことがなく。。。
ちなみにこの壁画のタイトルは「名栗武州世直し一揆」のようです。

◇
有間ダムを出た後、r53を北上、2車線から1.5車線のうねうね山道を走り、山伏峠を経由してR299へ。
この間、新しいタイヤの感触をじっくり確かめながらの走行。
今日のメインの新しい道の駅の前に「道の駅 果樹公園あしがくぼ」にちょこっと寄ってみます。
平日の駐輪スペースには1台も停まっておらず僕のみ。
↓のpicの奥にちょこんとGSX-S1000GTが停まってます(^◇^;)

喉の渇きを癒すべく、炭酸ドリンクを購入、と思ったら、隣のココアが出てきました。。。( i _ i )

道の駅のスタッフにクレームを言って交換とも思いましたが、たらい回しに会いそうだったので、我慢して甘〜いココアを飲みました(⌒-⌒; )
しかし、この判断がこの後裏目に出ることに。。。(^◇^;)
駐輪スペースに戻るとマスツー集団のバイクがずらりと並んでました。

しかも、ちゃんとバックからの駐輪。。。
1台だけということで、余裕を持ってフロントから突っ込んで停めたことがちょっと恥ずかしく。。。(^◇^;)
道の駅を早々に退散し、r11からr82を走ったあと秩父高原牧場方面へ登っていき、ここを通ると必ず撮ってしまう超久しぶりのポイントにて。

秩父高原牧場をかすめて、再びr11に出て、「道の駅おがわまち」に向かいます。
道の駅おがわまち
2025年5月30日にオープンしたばかりの道の駅に到着。
充実の駐輪エリア、ですが。。。
早速、駐輪スペースに行くと、その充実ぶりを実感します。

バイク専用スペース、というより、バイク専用エリア、という感じでした。
先ずは横に長く伸びるスペース。

ここでは空いていてもバックから停めました(^O^)
そして、反対側にも3列ほどのスペースが。

そして、その横には自転車用スペースも。

これら駐輪エリアの全景がこちら。

さすが秩父に隣接するエリアでの新しい道の駅だけあって、バイカーのためにスペースを割いてくれたようです。
唯一残念に感じたことがありますが、それは後ほど。
農産物直売所
真新しい建物に入っていきます。

入口前にはメインメニューの看板が。

入口から入ってみると、、、

先ほどのメインメニューのひとつ、みたらし団子のUFOキャッチャーが!
これは取りにくそう。。。(⌒-⌒; )
直売所の中に入ると、道の駅でよく見る採れたて農産物などが所狭しと並んでいました。



これらは他の道の駅でも見る光景ですが、ここではちょっと違うコンテンツがありました。
それがこちら。

↑は一部で、横にずらりと並んでました。
これは生産者たちに手厚いスタンスの表れと思われます。
これまでの道の駅以上に生産者に寄り添った運営をすることにより、スーパーでは手に入りにくい新鮮な作物が並び、結果的にスーパーとの差別化が図れるんだろうと。
写真の通り、この奥には「里山ごはん食堂」というお食事処も。
この農産物コーナーで本日採れたてのコーンをお土産に買ってみました。
売り場に立っていた販売員に試食を勧められ、食べてみたらその美味しさに感動したからです。
試食したのは生のコーン!
質の高い採れたてコーンはその日の夕方までなら生で食べれる、ということを初めて知りました(^^;;
これら野菜以外にも秩父に隣接するエリアながら、海産物の丼ものも充実。

値段はそれほど高くない印象です。

クオリティは高そうで、少なくとも鮮度など見た目は良さそうでした。
店内の一角にあったベーカリーコーナーでメインメニューのひとつ、「小川和紙あんぱん」を購入。


直売所を出るとソフトクリーム売り場を発見。

やっぱり道の駅、そして夏といえばソフトクリーム、ですよね(^O^)
あんぱんに続いての購入、というのを深く考えずに買ってしまいました(^◇^;)
買った後にこんなに甘いものを食べていいのか?と思いつつ、ブラックの缶コーヒーを買って冷房の効いた直売所と別にあったもうひとつの建物の中で食べました。

先ずはオガワソフトから。

これまで食したソフトと一味違う見た目に期待を込めて頬張ってみると、、、
その濃厚さにちょっと感動〜\(^o^)/
次いで小川和紙あんぱん。

この時点で2つの後悔。
ひとつはなぜ甘い極地のソフトクリームとあんぱんを買ってしまったのか?
もうひとつはあんぱんを食べる前にデザートのソフトクリームを買ってしまったのか?
で、さらによくよく考えると先ほどの道の駅あしがくぼでは甘〜いココアを飲んだばかりではないか〜〜〜(⌒-⌒; )
体じゅうに糖分が充満した感じです。
あんぱんもありがたいことにあんこたっぷりでした。。。

ということで今回のお散歩ツーリングをランチ抜きにしたのは言うまでもありません。。。(^◇^;)
伝統工芸施設
直売所ともうひとつあった伝統工芸施設へ。
ちなみに2つの建物はこんなレイアウトです。

※道の駅HPより
施設の外観は直売所とは異なる「和」の雰囲気です。

施設入口の横には七夕の短冊たちが飾られていました。

そういえば今日は七夕ということをすっかり忘れてました(^^;;
施設に入ると和紙関連と展示エリアに分かれていました。

先ずは左手の展示室エリアから。
入口は解放されており、入りやすい雰囲気です。

室内には和紙で作られた作品たちと、


和紙の歴史がわかりやすく展示されていました。


お次はギャラリースペース。

全国から集められた「己(おのれ)書」たちが展示されていました。
ちなみに「己(おのれ)書」とは特にルールはなく、書き方などにとらわれることなく、自ら思うがままに筆を走らせ、言うなれば「描く書・読める絵」と表現できるような作品とのことです。
スペース内には所狭しと作品たちが展示されていました。


書き方にはルールはないものの、今回は「お地蔵さん」というテーマはあるみたいです。
今度は施設の右手の和紙関連エリアへ。
こちらはリニューアル前の道の駅にもあったような。。。
和紙工房は稼働しておらず、和紙売店はオープン中でした。

ツーリング途中に地元埼玉の和紙に触れられて、心が落ち着く時間を過ごせました。。。
道の駅の詳しい情報はこちら↓
道の駅べに花の郷おけがわ
道の駅おがわまちを出発、最短距離のR254でなく、地元埼玉で好きな風景が広がる嵐山渓谷を経由して、「道の駅べに花の郷おけがわ」に向かいます。

先ほどの有間ダムもそうですが、自宅から1時間圏内でこんな風景に出会える埼玉、それも首都圏に位置する・・・
あらためてその自然と利便性のバランスの良さを実感します。

うーむ、良きかな良きかな(^O^)
その後、r41をばいーんと!


その先で圏央道をくぐり、バイパス的な上尾道路に出て、目指す道の駅に到着。

早速、警備員に先導されて駐輪スペースへ。

余談:ぜひとも道の駅での駐輪スペースには屋根を。。。
広い駐車スペースの中に駐輪スペースは2ヶ所あるようです。
しっかりと駐輪スペースが独立して設置されているのは嬉しいのですが、先ほどのおがわまちで書きかけた残念なこととは「屋根がないこと」。
年々酷暑になっていく夏はバイカーにとっては厳しい季節。
しかも一年のうち6月後半から10月前半までの5ヶ月もの間、暑い時期が続き、冬だけでなく、夏もバイクには乗らないバイカーが増えていると感じます。
道の駅は「ひと休みする場所」とすれば、是非とも屋根付きにしてほしい、と痛切に願います。。。
ちなみに障害者用駐車スペースはこんな感じ。

羨ましい〜〜〜
駐輪スペースにはこんな大きい屋根は必要でなく、全長をカバーするタテ2.5m × ヨコ台数分の屋根があれば。。。
屋根があればバイカー間で評判が上がり、少なくとも5ヶ月もの間はリピーターが続出するのは間違い無いです。
50代以上が多いバイカーはお金には余裕がある?と思われ、お金は落としていくので、屋根付き工事の元は取れます!
ちなみに埼玉の道の駅では「うえの」と「両神温泉薬師の湯」には屋根付きはありますよね。
道の駅の経営者さま、なにとぞご検討の程をお願いしますm(_ _)m
◇
暑さから逃れるため、道の駅の建物内へ。
ちなみに建物のレイアウトはこんな感じ。

※道の駅HPより
↑の右手の出入口から入ります。

入ってみると早速休憩スペースがありました。

ふと壁を見ると、、、

もっくんをイメキャラとする桶川のポスターが〜(^O^)
ちなみにもっくんは桶川出身です。
でももっくんの起用料はさぞかし高いだろうな〜と。
その予算を駐輪スペースの屋根設置にまわしてほしい。。。(^◇^;)
お土産コーナーを抜け、

先ほどのおがわまちと同じく、エリア的に違和感のある海産物コーナーを横目に通り、

その奥にはおむすびコーナー。

人気商品からか、売り切れでしたが^^;
さらに奥にはミルクスイーツのコーナーも。

そして、先ほどのおがわまちと同じく農産物コーナーには生産者たちの写真が飾られてました。

ベーカリーコーナーもありました。

いやはや、おがわまちと同じく、充実してますね〜
このベーカリーコーナーは入場者制限しており、建物の外に待機スペースが用意されてました(⌒-⌒; )

2時間ごとに作られたパンを公平に買って頂くためのようです。
そんなに人気なのか?と思いつつ、ベーカリーはパス。
そして、農産物棟からお食事処に移る前に地域の名産?「桶キャッチャー」と名付けられたUFOキャッチャーも(^◇^;)

もうひとつの独立したお食事処棟の横の「オッケー桶川ソフト」売り場には大勢の行列が。。。

おがわまちと同じく濃厚そうな見た目。
未だ消化しきれていない糖分が体内に蓄積されている感覚が残っていたので、こちらもパス。。。(⌒-⌒; )
冷房が効いているお食事処内は広々〜

缶コーヒーを買って入ったものの、高速のサービスエリアにあるような無料のお水、お茶もあり、喉の渇きを癒しました。
が、しかし!
後から知ったのですが、このお食事処に入るには先ほどのソフトクリームの行列の横のお食事処専用待機列に並ばないと入れなかったのです。。。すみませんでしたm(_ _)m
ちなみに新設されたばかりのトイレも清潔感に溢れてました〜

汗がひいたあたりで建物を出て駐輪スペースに戻ります。

休んでいた間、灼熱の気候にさらされていたバイクは熱々。。。
爆発するんじゃないか?という心配をするほどです。
屋根付きの駐輪スペース、是非ともお願いします。。。
※道の駅の詳しい情報はこちら↓
◇
本日の走行距離は160キロほど、当初あった白いラインもなくなり、タイヤの皮むきも終了〜

本日、訪れた2つの道の駅は施設、コンテンツ共に充実しており、これからも混雑が予想されますが、是非とも訪れてみては。。。
◇
バイクツーリング is fun!
座る場所が無いコンビニとは違い、バイカーにとって道の駅はなくてはならない施設、そしてさらなる充実を期待するchizuo_riderでした。
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