酷暑の中でも、気持ちよくツーリングするためにヘルメットからシューズまで備えて、使ってみた夏のバイク装備・ウェアのインプレです。
共通するのは「アウター ✖ インナー」の組合せで、「風通しを良くして、発汗を最小限、汗をかいても吸水速乾!」。
どの装備、ウェア、グッズもメリット(デメリットも)があり、夏ツーリングを快適にするために役立っています。
紹介しているグッズは完売もありますが、夏に必要な「カテゴリー」ということで、50歳のオジサンだけでなく、20代の方にも今後の参考にして頂ければ幸いです。
※このブログ記事で紹介するグッズ全て税抜き価格で表記しています
ヘルメットとインナーキャップで頭部を快適に
ヘルメットについては四季を通じて共通の装備ですが、この酷暑に対応する機能を紹介します。
インナーキャップは頭部を少しでも快適にするだけでなく、ヘルメットを傷めないためにも備えたいグッズです。
<ベンチレーションが快適~フルフェイスヘルメット>
SHOEI GT-Air EXPANCE 56,000円
(1)先ずは暑い夏に不可欠な「ベンチレーション」機能。
大型のフロントベンチレーションには外気を効率よく導入するとともに、シールド周りの熱気を外に排出する機能も持たせています。
有難いのはグローブをしたままでもヘルメットの外部で簡単に開閉操作ができることです。
(2)まぶしい夏の日差しへの対策「サンバイザー」
ただでさえ眩しい夏の日光が、直射したときなどは運転にも影響がでるヤバイ状態になりますが、そんなときにもはや必需装備。
SHOEIさんが初めての採用となったこの「開閉式インナーサンバイザー」がベンチレーションと同様にグローブをつけたまま、開閉できるのが便利です。
<ヘルメット内を蒸れにくくする「インナーキャップ」>
山城・BODY REGULATOR メッシュインナーキャップYKI-002
※現在は新製品が出ています→クールインナーキャップ YKI-006 1,900円(2枚入り)
夏のツーリング時は頭部にかなりの汗をかくと思いますが、「吸水速乾」でヘルメット内の不快感を抑えてくれます。
また、ヘルメット内を清潔に保つために消臭(防臭)機能もあります~。
この組み合わせをもってしても、35度を超える気温では低速走行が続けば、頬には汗をかいてる状態。
ただでさえ密閉空間、この暑さでは汗が滴ることもしょうがないですが、汗は最小限に抑えられたと思います。
風が抜ける~、フルメッシュジャケット
<夏用フルメッシュパーカジャケット>
夏ツーリングに不可欠なフルメッシュジャケット。
僕が着用しているのは「クシタニ・フルメッシュパーカジャケット」です。
→クシタニHP 28,000円
こちらはすでにブログで取り上げていますので、こちらを参照ください。
「機能✖デザイン」が評価ポイントです!
吸水速乾!アンダーシャツ(ロングスリーブ)
上半身の不快感を最小限に抑えるアンダーシャツは、体全体の快適度を左右すると言っても過言ではありません。
愛用している代表の2着を紹介します。上半身と腕全体をカバーするロングスリーブが基本です。
<アンダーシャツ(ロングスリーブ)>
①アシックス LIMOロングスリーブシャツ 3,000円(現在割引価格(サイズ切れあり))
特殊なエンボス生地を採用しており、汗をかいても、不快感は最小限です。
「バーガンディ」という色がクシタニフルメッシュジャケットを合います~。
②アンダーアーマー ロングスリーブグラフィック 4,500円(現在割引中)
こちらは色違いを2着持っており、着心地が良い素材、背面と腕にメッシュを採用、通気性確保、防臭加工など、機能がGoodです。
バイクを降りてしばらくすると、みぞおちあたりに汗が。。。
それでも走り出すと、ジャケットから風が抜け速乾します。快適~。
夏の不可欠装備、メッシュグローブとインナーグローブ
バイクの運転に大きく影響する「手」を少しでも快適にするメッシュグローブとインナーグローブです。
<メッシュグローブ>
RSタイチ ラプターメッシュグローブ RST442 10,500円(メーカー完売)
メッシュ素材を多用し、通気性抜群です。
また、カーボンプロテクターの採用による安全性も兼ね備えています。
スマートフォンの操作を可能にしたスマホタッチ(親指/人差指)も装着。
<インナーグローブ>
RSタイチ クールライド インナーグローブ RST127 2,000円
実はこの装備が結構重要で、フィット感と吸汗・速乾作用により、発汗時のべたつきを軽減してくれます。
素早くグローブを脱げるのも、Goodです。
ただ、縫合がイマイチで、1シーズン持てばいい方。
消耗品と考えています。
フィット感があるといっても、2重のグローブ状態なので、微妙なアクセルワークには少し影響があります。
グローブ装着時にはしっかり手にフィットさせることが大事ですね。
足の発汗を最小限に、メッシュジーンズとアンダーパンツ
ジャケットだけでなく、パンツにもメッシュがあればいいのに、しかもジーンズで。
と探して見つかったのが、メッシュジーンズ。
アンダーパンツと組み合わせが、快適感を創出してくれます。
<メッシュジーンズ>
KOMINE スーパーフィットプロテクトメッシュジーンズ WJ739S 12,000円
写真ではわかりづらいですが、前面は腿とひざ下、後ろ面はふくらはぎの部分がメッシュ生地になっています。
街中のゆっくり走行では感じづらいですが、高速走行では風の抜け感が実感できます。
膝と腰にはプロテクターを装備し、安全面にも考慮。
ポケットも複数あり、キーや小銭、小物などを入れるのに重宝します。
<アンダーパンツ>
RSタイチ クールライドベーシックアンダーパンツ RSU308 3,000円
通気性、速乾性のためにメッシュ生地を採用。
夏のアンダーパンツはもっと冷感仕様で高価なものもありますが、こちらも消耗品ととらえ、ベーシックのものを揃えました。
メッシュジーンズとの組み合わせで、足のべたつきが最小限で済み、おすすめです!
足の環境も大切、Gベクターシューズとクールソックス
通気性はもちろん、防水性と透湿性を兼ね備えたGベクターシューズです。
<Gベクターシューズ>
GOLDWIN Gベクターライディングシューズ 15,250円
牛革と人口皮革のGベクターブーティーを使用し、メッシュの通気性に加えて、防水性・透湿性を兼ね備えています。
通気性のメッシュシューズは多くありますが、その多くは防水性・透湿性はありません。
Gベクターシューズ、足に汗をかくことは最小限ですよ~。
やや値段が高めになるので、通気性だけで十分、という方には、こちらをおすすめします。
GOLDWIN メッシュライディングシューズ 11,000円
※リンクが切れてました
<クールソックス>
KOMINE クールマックス サマーソックス 1,300円
最後に紹介するのは冷感素材COOLMAXを使用したサマーソックス。
言うまでもなく、足は蒸れやすいので、ベクターシューズ(メッシュシューズ)と組み合わせて、足も快適に。
頭部から足まで、酷暑対策のまとめ
以上、ベンチレーション機能のヘルメット、フルメッシュジャケット、吸水速乾性のインナー、メッシュグローブ、メッシュジーンズ、ベクターシューズと長々とインプレを書きました。
2018年の夏「酷暑」ツーリングを経験し、バイクツーリングにとって、夏を乗り切ることが最大の課題と思っていましたので、2019年はそれなりの投資をしました。
頭部から足まで一通り備えれば、快適なツーリングを演出してくれる実感があります。
商品によっては夏の「消耗品」としてとらえ、夏ツーリングを快適に、さらにはツーリングを長続きさせるための大切な投資と考えます。
50歳のオジサンにとっては、しょうがない投資かも(苦笑)。
これからも夏ツーリングを満喫するぞ~。
バイクツーリングはやはり楽しい!
リターンライダー大型初心者・地図男(ちずお)、でした。
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