信州アルプス満喫ツーリングの最終章です。
【1日目】では諏訪から高遠を抜け、妻籠宿~御嶽山、
【2日目①】では松本市内アルプスロード~大町アルペンラインまで、
【2日目②】では白馬~白沢洞門~小川アルプスライン~アルプス展望道路の旅。
2日目を表現すれば、「All North-Alps Day」。いつも北アルプスが遠くにいたツーリングです。(【2日目①】では「北アルプス拝謁ツーリング」と言っていましたが、ブログを書くにつれて表現が変わっているのはお許しを(笑))
特にツーリングの後半でのアルプス絶景ロードは旅愁あふれる感動ロードでした~。
快走ルートr31長野大町線で白馬へ
大町アルペンラインを下り、大糸線北大町駅横を渡ると快走ルートr31長野大町線に入ります。この起点付近は北アルプスの展望が大きく開けていて素晴らしいです。超ワイドに北アルプスに囲まれてる感じです。
幅広2車線・快走路r31に入っていきます。白馬エリアまでの12キロはすいすい~っとあっという間でした。
白馬エリアに入ってすぐの休憩スペース「サンサンパーク白馬」で一休み。
そこではうっすらと雪化粧した白馬連峰が間近にありました。雪化粧手前の紅葉づき始めた北アルプスの山際に真っすぐ向かっていきます。大糸線と並走する「R148/白馬三山展望道路」をT字でぶつかり右折、白馬の街中に入ります。
学生時代のスキー以来、30年ぶりの白馬の街並み。懐かしい、を通り越し、殆ど記憶に残っておらず。。。(苦笑)道の西側遠くには白馬連峰が連なります。爽やかな青空と白馬連峰、壮観です〜。
絶景の待つR406白沢洞門へ
帰りの時間を考え、もっと北にいきたい気持ちを抑えつつ、、、白馬を今回のツーリングの最北端としました。
しばらく快走二車線が続き、白沢洞門(白沢トンネル)手前で1.5車線になりました。
このトンネルを逆から走りトンネルを抜けた時の北アルプスの景観が素晴らしいとの評判。
トンネル手前すぐ横の小さな駐車スペースにはすでに3台ほどの車が停まっており、端っこにギリギリバイク一台停められる程度。
そのスペースにバイクを停めて、抜ける景観を見いやると。。。
雄大な北アルプスの絶景が。。。何回見ても気持ちいいものです。
ツーリングの後半に最高の北アルプス絶景が待っていました。「小川アルプスライン」「アルプス展望道路」。
白馬からは南下ロード。残念ながら帰路になります。。。
ただ何回見ても飽きないアルプスの山々。ツーリング後半の北アルプスはどんな表情を見せてくれるだろう?と期待大で走っていきます。
北アルプスを眺めながらの<旅愁>溢れるロードその①「小川アルプスライン」
しばらく走りr 395を右折、その名も「小川アルプスライン」。
地名から旅情感のある「鬼無里」の看板を発見。
この看板は記憶では小川アルプスラインに入ってから。1.5車線の田舎道です。
しばらくはのどかな山村エリアを走っていきます。眺望が抜けるとその向こうには北アルプスがいました。
この山村風景と1.5車線からなるいわゆる日本の原風景が旅情を引き立てるんだ、とあらためて思います。
緩やかなカーブとのどかな風景と遠くに北アルプス。しみじみと感慨に浸りながら走っていきます。
ロードコンディションがよくなりながらも、ちょっとえぐい上りタイトターンのポイントで少し無理してバイクを停めました。
バイクの後ろは抜けた北アルプスの景観が〜。こんな風景待ってました。
この辺りからは眺望が抜ける2車線に。
そして遠くに見える幾多に連なる山の稜線の景観。1番上は北アルプスなんでしょう。
帰路についてるということもあり、しみじみ味わう旅情以上の旅愁って感じです。
ちなみに旅情と旅愁の違いは
「旅情」→旅でのしみじみした思い
「旅愁」→旅行中に感じるものさびしさ
白馬の街から山村部に入っていく帰路でかつ日没が近づいた中でのツーリングだったからか、旅情から旅愁的な心情になっていきます。。。
北アルプスを眺めながらの<旅愁>溢れるロードその②「アルプス展望道路」
「道の駅おがわ」で一休み。
信州蕎麦でも食べようと思ったら、時間は14時をゆうにまわっていたこともあり、終了。信州らしいランチはないものか?と店先を探して見つけた「おやき」。
かぼちゃとあんこ、二つを注文し、店外のベンチでほっこり頂きました。
そして信州ツーリングの旅愁クライマックスロード「アルプス展望道路/r12」に入っていきます。
陽も傾き始め、これが通称が付く最後の道程と思うと、しみじみから、しんみりへ。
でもここからも結構距離のあるルートなので、しっかり走って行こうと気を引き締めての出発です。
R19を右折しすぐ左折、犀川にかかる橋からの先程来から見える重なる山の稜線ビューが続きます。
道の先は上りヘアピンが続いています。眺望が抜けていく予感。。。
一見同じような風景に見えますが、場所によって遠くに見える山々の稜線の雰囲気が違うのが味わい深いです。。。「アルプス展望道路」の後半は旅愁あふれる展望に2車線の走りやすさも加わり、信州ロードのフィナーレとしては最高の気分。
と同時にフィナーレに近づく切ない気分が交わり、何とも言えない気分になりました。。。そして、日没が近づき旅愁感が増幅・・・。この開けた2車線エリアで撮った三枚がアルプス展望道路での最後のショット。
前方:後方~:そして最後のアルプス展望・・・連なる稜線の上の輪郭がぼやける夕陽が旅愁Max。。。:「小川アルプスライン」「アルプス展望道路」、信州アルプス拝謁ツーリングの最後にふさわしい旅愁風景をありがとうー!
旅情、旅愁、、、何回使ったか。。。もっと語彙を増やします。苦笑
r403を超え、最後の快走ロードを抜け上田菅平ICへ
r403の本町交差点を直進、この辺りもr12ですが、Googlemapでは「丸子信州新線」となっています。真っすぐ主体、少しだけ緩やかカーブのこのルートは上田市につながる快走ロードでした。
上田市市街につながるr143を左折、車も多くなってきたので、上田菅平ICへの近道コースへ。仁古田交差点で左折しました。
そして下町最後の休憩地「道の駅上田 道と川の駅 おとぎの里」(タイトル長っ)で一休み。
辺りも暗くなっており、帰りの高速走行での寒さが予想されたので、ウィンタージャケットの下のパーカのファスナーを上まで締め直し、しっかり着込みました。
道の駅の裏側に広がる広場でホットコーヒーを飲みながら、これまでのひた走ってきたアルプスロードの疲れを取りました。
そして、ツーリングも終わりか・・・との切ない気分を取り払い、再度気を引き締めて上信道に乗りました。
気を引き締めても上信道の高速走行は寒い寒い(苦笑)。
カイロでも貼っておけばよかった、と後悔するもそのまま走り続け、上里SAまで走って休憩。所沢ICで下りて、帰宅しました。
旅を終えて ~信州アルプス拝謁ツーリング、感動の旅愁ロードでした
この2日間・計900キロ超の信州ツーリングを振り返ると、アルプスの雄大な風景とともに信州の田舎風景が目に焼き付いた旅でした。
旅情的な感情に、わびしさが加わった旅愁的心情がともなった旅。
特に2日目後半のアルプス絶景ロードを走って感じた旅愁。
それは帰路の道程であり、日没間近で見た風景、ということもあります。
ただそれ以上にこのツーリングがほんと充実していて楽しかったからでしょう。(帰りたくない~感情がMaxでした)
これが信州ツーリングのマジック!
(シンプルに言えば、魅力、ですね(笑))
1日目ブログの冒頭で書きましたが、これまで北信・東信の志賀草津道路やビーナスラインを走って、信州のツーリングの魅力を感じていたものの、その魅力は信州の一部であり、「にわかファン」の域。
中信・南信のアルプスロードは長野だけでなく、日本を代表する、いや日本らしい風景とツーリングルートなんだなぁ、としみじみ思い、「リアルファン」となった気分です。
若手というより、おっさんリターンライダーにはまるツーリングともいえますね(笑)
バイクツーリング is fun!
リターンライダー大型初心者、地図男(ちずお)でした。
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