2019年12月6日、腱鞘炎が発症してから一か月以上経って症状も治り、待望のツーリング復活を果たしました。
無理せずのんびり走れて、風景も楽しめる、復活に選んだ霞ヶ浦ツーリングの【後編】です。
CBR650Rでワインディングを攻めるのもいいですが、のんびりツーリングも乙なもんです。
土浦市街中から湖周遊コースに入ってすぐ雄大な自然風景が広がる日本二番目に広い湖・霞ヶ浦は身近な非日常ツーリングコースでした。(特に海の無い埼玉県民(笑))
この近くて、非日常で、のんびりなコースは初心者にぜひおすすめしたいツーリングです。
冬の霞ヶ浦・ほぼ一周ツーリングMap(前編より)
※今回のMapは霞ヶ浦がツーリング舞台のため、いつもの所沢ICからの高速Mapは外してます。
★霞ヶ浦・時計逆回りの「おそらく走った8割以上は水際の気持ちイイコース!」
※後編はⒸとⒹの真ん中少し東にある湾のようなポイントから
Ⓐ(Map左上)土浦北IC
Ⓑ霞ヶ浦ほぼ一周スタート地点(土浦駅すぐ近くの水郷橋を渡ってすぐ左折するポイント)
Ⓒ霞ヶ浦総合公園
Ⓓ和田公園
Ⓔあらいやオートコーナー(弁当販売機コーナー)
Ⓕ天王崎公園
Ⓐ(本来Ⓖの失敗)道の駅たまつくり
Ⓑ(本来Ⓗの失敗)土浦北IC
自然と情緒満載の水際ルートが続きます
小野川を超えて左折したところから後編は始まります。(前編の最後のショットより)
また少し走ると一気に視界の広がった風景のエリアに入ります。相変わらず気持ちいい~。
続く水際ルートを走っていくと、湖側に石像を発見。「浮島庚申塚」との名称が。
かつては日本広く行われていたそうですが、庚申信仰の一端でしょうか。。。水際を守っている「青面金剛」様に合掌。
旅の情緒を感じます〜。
引き続き水際ルートが続く中で、内陸側の視界がはっきりと遮られる緑が生い茂ったエリアになります。
霞ヶ浦で紅葉を期待するのは厳しいですね(苦笑)。でもよく見ると少しだけ紅葉っぽくなっているのを発見し、ほっこり。
水際なので湖側は遮るものはなく、遥か湖越しの後方に筑波山がここでも見えます~。
次の休憩ポイント「和田公園」で紅葉発見
次の休憩場所、和田公園エリアに来ました。内陸側は松林になってます。日本的風景ですな。
平日ということもあり、車は超まばらです。そういえばここまでバイク一台ともすれ違わず。。。
CBR650Rの前方を見ると、ほんのちょっとですが、きれいな紅葉を見つけパチリ。
後ろに見える看板には「浮島」の二文字が。ここは干拓による浮島であることを始めて知りました~。
ほどなく和田公園を出発、水際でなく少し内陸側に入ったルートをしばらく走っていきます。
霞ヶ浦ランチといえば「あらいやオートコーナー」?
本日の「霞ヶ浦ほぼ一周」の半分まで来たあたりで、そろそろお腹が減ってきました。実は関心のある「ランチどころ」があります。
事前にGoogleMapで「霞ヶ浦ランチ」を調べていると、4.5の高得点ポイントを発見。
その名も「お弁当の自動販売機」。
Googleで調べると「あらいやオートコーナー」という名前で、数々のブログでも「美味い!」「おすすめ!」のワードが並んでいました。
お弁当を買ってもこの寒さなので、公園で食べるのもいかがなものか・・・。
でも素通りできず、寄ってみることにしました。
先ほどの内陸側のルートをR51で左折、常陸利根川の手前の右に少し入ったところにその「店」はあります。
衛生的に大丈夫なのか?(苦笑)と思うほどの自販機外観。この自販機とGoogle4.5の高評価が結びつかず。。。
でも事前に抱いた関心はさらに大きくなり、少し呆気に取られつつも、「ひれかつ弁当」を注文、もとい、ボタンを押してしまいました(笑)。
その値段330円!左から二番目の出口からストンと緑の紙に包まれたお弁当(詳しくは後ほど)が姿を現します。
バッグに押し込み、出発。
天王崎公園へ。もはや海的風景の霞ヶ浦が待ってました。
常陸利根川を渡り、すぐの永山交差点を左折、セブンイレブンを超えてすぐ左折し、水際を目指します。
時計と逆周りなので、ずっと左折です(笑)。
さらに色の違う二車線に。つい湖側のこの車線を走りましたが、もしや自転車専用?
ここから霞ヶ浦の海のような風景が広がっていきます。
先ずはプチ漁港。これまでにも船の停船場はありましたが、一回り大きいサイズ。まるで海に来たような感覚です。
GoogleMapでは霞ヶ浦に八坂神社はいくつも?ありました。
天王崎公園に到着。ここでもCBR650Rの前面は海(のような)風景が広がってました。さすが日本二番目の湖です。
天王崎公園にてあらいやオートコーナーのお弁当を頂くところで、まさかのトラブル発生。。。
ベンチに座って、あらいやオートコーナーのお弁当を頂きます。緑の薄紙が貼ってあり、手作り感満載。(ちょっと破った後で写真でお許しを)
ここで大きなミスに気付きます。なんと自販機のところで割り箸を取り忘れてしまった~!(汗)
どうしよう~。はしの代わりになるようなものはないか?とバッグを覗くと、当然無し。。。
しか~し。バッグの底に以前にコンビニでもらったお手拭きを発見。これで「素手」で食べることを思いつきます(苦笑)。
51歳のオジサンが誰もいない公園で素手で弁当を食べる・・・。恥ずかしながら他に選択は無し・・・。
丹念に手をふいてランチスタート。考えてみればこのお手拭きは「救世主」です(笑)。
緑の薄紙を取って、ソースの染みた感のあるヒレカツを最初に素手でつかみで最初の一口。美味いっ!からいいか。
この写真をアップしようかちょっと迷いましたが、ここまで来たらこのリアルな現状を伝えるべくアップします。恥ずかしい~。
コンビニでお弁当買うときは当たり前のように店員さんが入れてくれる割り箸、ですが、自販機で弁当を買うのは初めてなものですから。。。と言い訳をしてみる(苦笑)。
以上、バイクに関係ない話で失礼しました。🙇♂️
(関係ないですが、親指の付け根の黒い物体は手首サポーターです)
食べ終わってほっこりしながら、新しい冬シューズ「アールエスタイチ・ドライマスター」をパチリ。
天王崎公園のベンチに一人座り、素手で弁当を食べて、ほっこりしながら両足を持ち上げて、足元のシューズを撮るおじさん。。。
霞ヶ浦ほぼ一周ツーリング、後半へ。旅情感じる場面も。
ほどなく出発、直角に出っ張ったエリアでCBR650Rを停め、写真タイムです。
どんより空の雲の上に薄く光る太陽が。
本日これまでの水神宮などもそうですが、午後の沈み始めたお天道様には旅情を感じずにはいられません。
CBR650Rの前方には真っすぐのルートが伸びています。相変わらず気持ちよい水際ルートが続く〜。
葉が落ちた木々が立ち並ぶ冬らしいルート風景。
春とか夏に走ると、緑がきれいそうです。本日何度目か。。。でも冬なら当然の風景、ですね。
アスファルトの上に建てられた水神宮を発見。「手賀水神宮」という名前の水神宮。
それにしてもほんといろいろな水神宮があるものです。いろいろな神様に守られている霞ヶ浦のなくてはならない風景なんですね。
最後の休憩地「道の駅たまつくり」へ
ほどなく霞ヶ浦の代表的風景の一つ「霞ヶ浦大橋」のふもとに到着。
その橋をくぐると、最後の目的地「道の駅たまつくり」があります。
ここには、あらいやオートコーナー以上に有名なご当地バーガー「なめパックン」があります。
中身は「なまずバーガー」というちょっとグロさを感じさせますが、白身魚のような味わいだそうです。
当然お昼を過ぎたこの時間にはすでに売り切れ。
霞ヶ浦ほぼ一周ツーリング、いよいよ終盤。更なる旅情感・・・
少しほっこりした後に出発。霞ヶ浦大橋を超えてすぐ左折、終盤の霞ヶ浦・水際ルートです。
先ほど見た以上のどんより雲の上から差す薄日の風景に更なる旅情感が。。。
ツーリング終盤=夕日、ということで、最近お決まりに沸き起こる旅情感。
ちょっとiPhoneをずらすと、湖面にも薄日が走っています。う~ん、日本的ないい風景ですよね。
霞ヶ浦ほぼ一周ツーリングもいよいよ終わりが近づき、きれいに舗装された二車線エリアを走っていきます。
冬の霞ヶ浦ほぼ一周ツーリング、90キロの充実ツーリングでした。
左側の湖の向こうには土浦の街の風景が見え、出発したエリアに戻ってきた実感が。。。
今回のスタート地点の霞ヶ浦・西端エリアのすぐ手前を北上し、後ろ髪ひかれつつ霞ヶ浦を後にしました。
霞ヶ浦ほぼ一周ツーリングの走行距離は90キロほどで、時速30〜40キロ台走行の旅。
それでも休み休みで約5時間かけての充実したのんびり冬ツーリングとなりました。
1ヶ月間、休憩していたCBR650Rにとっても、いい試運転になったと思います。
すでに秋から冬へ季節の変わったツーリングは走りを「楽しむ」以上に、「かみしめる」という表現が当てはまるツーリングでした。
これからの冬ツーリングは山岳部は寒いので、平野部に。
平野部の自然風景といえば、海。(2019年冬ツーリング1発目の今回は「海のような」湖でしたが。)
この後のツーリングは海を意識します。寒くなければ、ワンチャン、山も狙います。
逃した秋終盤の紅葉ツーリングを取り戻すべく、冬ツーリング、出かけるぞ〜。
やっぱり、バイクツーリング is fun!
リターンライダー大型初心者、地図男(ちずお)でした。
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