CBR650Rを乗り始めて1万キロ走行を達成しました!
一つの節目ということで5000キロ走行以来、久々のインプレブログを書いてみようと思います。
5000キロインプレで書いた最大の印象「スポーツ&ツアラー」は全く変わりません。
変わらないどころか、一層「スポーツ&ツアラー」を感じさせてくれるCBR650Rです。
前回インプレとダブる内容も多いですが、1万キロを走って感じたことを少し加え、シンプルに綴っていきますね。
専門的なインプレは期待しないでください😅。大型初心者が1万キロ一生懸命乗って感じたインプレです😊。
見にくくてすみません!
ちなみにこのブログはライコミュ(ライダーズコミュニティ)さんに取り上げて頂きました~
これまでのバイク歴の振り返り
2017年秋にリターンライダー(30年ぶりなので実質初心者)
約1年はレンタルバイクにて月1~2回のツーリング
2019年3月に大型取得
2019年4月末CBR650R納車
2019年12月の伊豆一泊ツーリングで1万キロ突破!(12月末で1万1千キロ)
2019年11月が丸々一か月腱鞘炎でバイクに乗れなかったので、実質7カ月で1万キロを走破しました。
あらためて現在51歳ですが短期間で一気にバイクにハマっていきました。。。
7カ月で1万1千キロということは、週末400キロツーリング ✖ 4 ✖ 7=11200キロのペースで走ってきたということです。
我ながら走ったなぁ、と思います。
でもこれは大型初心者でも乗りやすいCBR650Rのおかげです。
高速道路、ワインディング、舗装林道など、いろいろな道を走ってきましたが、CBR650Rの乗りやすさを感じる一方、気付いたこともありますので、そのあたりも含めて書き綴っていこうと思います。
CBR650Rの良いと感じるところ
①なんせ曲がりやすい
前回でも書きましたが、これは強く感じるところ。
僕はワインディングなどのカーブで曲がるときは曲がる側のシートにちょっと力を入れる(意識する)習慣をつけました。
この力の入れ具合はほんの少しだけです。力を入れるというより、ちょっと意識する程度でしょうか。
それでも気持ちよくバイクが倒れ、曲がってくれるのはありがたいです。
なぜ曲がりやすいのか?
①先ずは「軽い」ということ。大型ながら400㏄並の207キロ。ちなみにCBR購入前に乗ったVFRは230キロオーバーで、「うぉ、重い」と感じたほど。
実際の重さもそうですが、「軽い」と感じてのライディングには余裕が生まれます。そっちの方が大きいかも😄。
後から知ったのですが、最近かっこいいと思うMT-09は約190キロ!フルカウルの無いバイクのメリットですね。(もちろんデメリットもあります)
②車体がコンパクト
スポーツ系の最近の流行りでしょうか。「マスの集中化」によるショートなボディ。重心が中央にあるのは分散しているより曲がりやすい、というのはなんとなくわかります。
絞り込まれたタンクの形状もニーグリップしやすく、車体との一体感が生まれることも大きいと思います。
②扱いやすい
先ずは止まっているとき。先ほどの「曲がりやすい」でも書きましたが、<車体の軽さ>から来る扱いやすさは大きいです。
ちょうど良い<足つき>
シート高は810㎜で身長174㎝の僕にとって片足ベタ着き、両足土踏まずから足指までベタ着きの足つきはGood。扱いやすさの点ではこの足つきが最も重要と思いますので、実際に試してみてください。
次は走っているとき。
扱いやすさを感じるに欠かせない<エンジン>について
95PSというパワーは街中やワインディングでの中速域ではちょうど良いと感じます。アクセル開けても閉めてもそんなに暴れないレスポンス。
これは購入前に試乗したYZF-R6と比べて強く言えること。同排気量クラスとはいえコンセプトが違うので、比較してはいけないのかもしれませんが、R6は初心者の僕からするとパワー、レスポンス共に「暴力的」でした😆。
高速域は後述します。
絶妙なポジショニングのセパハン
これも前回のブログでお伝えしています。
大型のスーパースポーツはそのコンセプトによってポジショニングが大きく変わってきます。
先ほどのYZF-R6は6時間乗って、こりゃダメだと思わせる前傾ぶり😅。
CBR650Rはワインディングを攻めるスポーツ系を堪能したい、と、高速ロング走行であまり疲れたくない、を合わせた絶妙なポジショニングです。
反面、特徴が薄れてしまった、とも言えるかなと。ワインディング攻略、もしくはロングツーリングの明確な目的があれば少し中途半端と感じる部分があるかもしれません。
ポジショニングは身長や手足の長さなどの身体的特性によって変わってくると思いますので、実際にお試しを。
程よく効く<ブレーキ>
多用しているのは<リアブレーキ>で、街中の低~中速域はもちろん、ワインディングでのカーブ手前の減速時にじわっと効くので重宝しています。
これはUターン時でのアクセルとのマッチアップでも車体を安定して保つのに、ほどよい効き具合を発揮してくれます。
<フロントブレーキ>はラジアルマウントで制動力はばっちり。倒立フロントフォークも固くなく柔らかくもなく、ほどよく沈んでくれる印象。
僕がそれほど飛ばした運転をしていないことが大きいかもしれませんが、この辺りも初心者には扱いやすく感じます。
CBR650Rの気になるところ
①高速域でのエンジン
先ほど低~中速域での扱いやすさについて書きましたが、高速域100キロ以上ではビリビリするエンジン振動が大きくなっていき、エンジンの「無理している感」がUPします。。。これは走りこんでいない初心者だからでしょうか。エンジンを回す楽しさが感じにくいんです。
でも1万キロ走って、かなり慣れました。まぁこんなものかと。
中速域ではFeelingは極めて良く、「回している感」を楽しめます。
②設備系
固め?リアシート
400キロを超えるロングツーリングを何回か出かけた中で感じたことです。
1時間ほど走るとお尻が痛くなる感覚。
休憩をマメに入れることで解決しますが、ツアラーを名乗るには実は大切なところかもしれません。
後ろが見にくいミラー
範囲の問題なのか、取付の問題なのかわかりませんが、後方が見にくく、後方を見るために肘をいつも内側にたたんで見ています。
これも凄く気になるということではなく、ちょっと不具合的に感じるポイントです。
③他の気になるところ
他には<デジタルメーター>が光に反射して見にくいです。
これはたまたまGoogleで検索してたら見つけた「アンチグレアシート」なるものが効果があるようで、AMAZONで購入しました。
こちらは次回のツーリングブログでお伝えしますね。
また、<クラッチレバー>については当初設定にかなりの「遊び」があり、確認して調整を検討すべきと思います。僕はHondadreamさんで修正してもらいました。
他の気付いた点が<リアシート>。
スポーツ系にしては結構広めということで、見た目を気にする人はデメリットかも。
反面、実用性の観点ではメリットと感じます。僕はタンデムはしませんが、何とかタンデム出来るレベルでは?
また、リアシートの裏にはバック固定用ベルトがついておりこれは有難い設備です。
【おまけA】オプション「ハイウィンドスクリーン」
以前のパーツインプレでもお伝えしていますが、このパーツはいいですよ。
その理由としては
高速走行が楽になったということ。
元々付いているスクリーンよりもセンターの起伏が25㎜あるおかげで、高速走行の快適性が改善された感があります。
二つめはデザインとしてもばっちり合う。僕が取り付けたのは「スモークブラック」。 CBR650Rのグランプリレッドとの相性はすごく良いです。
【おまけB】<シートバッグ>「Kriega」
ツーリングに出かけるにあたり、最初に結構悩んだのがシートバッグ。スポーツ系なのでプラスチックの箱型は見た目にもよくない印象で、一泊旅行の容量を満たしながら見た目に良いバッグは無いものか?と探していてたまたまNetで見つけたイギリスのメーカー<Kriega>。
これまでのブログのCBR650Rフォトでお気づきかもしれませんが、このバッグ見た目良くないですか?
僕のは「Kriega US-20」という製品。(Kriaga前方に付いているのはRSタイチのウェストバッグです)
防水機能もあり安心。固定用ベルトが4本(ベルト2つの一体型ベルトが2本)必要なので、2本はリアシートを固定するときに加えるのですが、本来4本固定しなければならない時と比べてすごく楽です。
スポーツ系バイクにおすすめのシートバッグです!Kriega HP
1万キロ走行インプレ<まとめ>
大きく2点です。
①大型初心者に優しい!
②ワインディングを楽しむ & ロング走行 におすすめ!
①についてはこれまで述べてきた「走りやすさ」「扱いやすさ」によるところ。
②についてはワインディングを楽しむには、首都圏在住者にとってはそれなりの遠距離移動が必要です。最初は100キロ圏でも未知の道(ジョークじゃないです(笑))を走るためにどんどん遠くに行きたくなってくるもの。
そのためにこの両方を満たすバイクのコンセプトが必要になってきます。
ここがCBR650Rの一番おすすめしたいコンセプト。
51歳で7カ月・1万キロを走行した実績が何よりの証明です。
そして長くバイクツーリングを楽しむために必要なコンセプトと思います。
現在のトレンド(マス集中、LEDなど)を取り込んでいるカッコいいスタイリングも長く乗るために重要ですね!
これからも未知の道を求めて、一期一会の景色との出会いを求めて、永く、長く走っていくつもりです😊
充実したツーリングをサポートしてくれるCBR650R、これからもよろしく!
バイクツーリング is fun! and thanks, CBR650R!
chizuo_riderでした!
コメント
コメント一覧 (10件)
CBR650Rグランプリレッド、3月納車待ちのフラウパパと申します。購入検討に際してこのブログの情報を大いに参考にさせて頂きました。今後もこのブログを通じてバイクライフへのアドバイスなど頂ければと思います。
フラウパパさん
コメントありがとうございます!また、CBR650R納車(予定)おめでとうございます!初心者視点のインプレなので、どこまで参考頂けたか。。。今後も一層走って感じたことを、少しでも参考頂けるように書き綴っていきますのでお付き合い頂ければ嬉しいです。
ちずお様
お返事ありがとうございます。当方も50代半ば、32年ぶりのリターンライダー、50代で大型免許取得(「免許挑戦編」には共感しきりでした。当方も何とか卒検は一回で済みましたが若い人たちに混じっての苦労の連続でした。)、R6を諦めたこと(当方は跨いだ瞬間にあまりの前傾の強さに即ギブアップでした)、ソロツーリング好きな事、バイクに対する思い入れ等、共通点、共感できる点が多く親近感を覚えたため思い切ってコメントさせて頂きました。今回は一年半前から乗り始めたR3モビスターからの乗り換えになります。新車で購入し、大変気に入っているバイクなので乗り換えはかなり悩みましたがやはり4気筒の音、大型エンジンのパワーに憧れ決意を致しました。オプションもほぼちずお様と一緒ですが、店長に勧められてクイックシフターを付けることにしております。正直なところ必要無かったような気もしているのですが(押しに弱いところがあります・・・)よろしかったらお付けにならなかった理由などもしあればお教えください。
フラウパパさん
続けてのコメントありがとうございます。経歴似てますね~。ぜひ今後ともよろしくです。
新車からの買い替え、思い切りましたね!
クイックシフターについては、どのメディアを見てもその快適性・利便性で「おすすめ」されますよね。
僕の場合は大型を取ったばかりでライテクのベースをつかんでおこうという「オートマ免許があるけどマニュアル免許を取る」感覚です。。。
どこかのタイミングでクイックシフターを取り付けると思いますので、よろしければインプレコメントをお待ちしています。
ちずお 様
初めまして。私は61歳の38年ぶりのリターンライダーを目指す赤字代理人と申します。
同じ境遇の方を求めてネットサーフィンしていたところ、貴ブログに辿りつきました。
私の最大の問題は妻からの絶な反対を受けているところです。「バイクは・・届と引き換えだ!」との
姿勢にほとほと手を焼いております。従いまして、こっそりとレンタルバイクによるミニツーリングを
する週末の日々です。(良心の呵責に耐えながら土曜日のみ。)それでもバイクを駆っている間は、最高
な人生の瞬間です。
一念発起、私も大型二輪免許取得を目指して自動車学校に入校しましたよ。込み合っていて教習は月末
から始まります。
毎年加齢による体力の衰えを実感する年代となりましたが、前向きにやり残したことがないように生き
たいと思います。ちずおさんは50代にて、仕事も忙しい時代のはずなのに自分の人生に積極的に向き合
って素晴らしいですね。
現在相棒をCB650RかCBR650Rとするか、真剣に悩んでオリマス(妄想含む)。ライディングポジション
がその要因です。あぁ~悩みは尽きません!
長文失礼しました。ブログの更新を楽しみにしております。
赤字代理人さん
こんにちわ!コメント、フォローありがとうございます(^O^)
61歳・38年ぶりのリターンライダー!素敵なトライですね。
僕も最初はレンタルバイクから始めました。
50代以上は間違いなく体力・運動神経が激落ちする年代。転倒したら終わり、という意識で乗っています。
(ツーリングに行く前には部屋に貼ってある、「調子に乗らない」「大人の走りを心掛ける」という印字を見つめ、心の中で呟いてます(苦笑))
奥様もそれをご心配していると推察します。
とすれば、先ずはレンタルバイクで借りた実績を残し、これだけ沢山乗って、無事故無違反だった!と奥様に報告できる状況をつくることではないでしょうか。
少しでも安心してもらえる実績作り、と言いますか。。。
やり残して後悔することは避けたいですよね。
僕も本当に仕事は忙しいのですが、メリハリを強く意識して、普段は過ごしています。
バイク選択の件は、僕は腰痛持ちなのですが、程よい前傾のCBR650RがJUST FITです。逆に気分転換で以前MT09をレンタルしたときに、前傾でない分、腰に負担がかかり、あらためてCBRの程よい前傾を意識しました。
あくまで僕の場合はそうでしたが、赤字代理人さんに当てはまるかどうかはわかりませんので、実際にレンタルでお試しくださいませ。
無事に大型を取得され、奥様に納得頂き、大型バイクに乗れることを祈ってます。
これからもブログ更新していきますので、ツーリングのご参考などにして頂けたら嬉しいです。
よろしくお願いします!
ちずお さん
早速の返信ありがとうございます。
そうですね、我を通してのバイク復帰ですので事故と怪我は絶対ダメですね。
これはしっかり自戒しております。とは言え絶好のワインディングに入ると、
少しずつ理性が緩むのも感じております。結局まだまだ未熟者です。
レンタルで様々なバイクに乗りましたが(各6時間程度、300km位、高速無)、
ポジションは本当に大事な要素だと実感しております。CB400FならOK、YZF
25Rなら相当厳しかったのが正直なところでした。これ故にCBRの前傾ポジシ
ョンが慣れるかどうかが現在の最大の懸念(妄想?)です。
メッシュジャケットを買いに行った際、鏡に映った緩みきった体に愕然とし、
バイク本格復帰のために体重を7Kg絞りました。(とても10km走ることはでき
ません!)
後は妻の牙城を崩すのみ。話あいを粘り強く続けていかねばなりません。
夢のあるブログを楽しみにしております。私に勇気を。(笑)
赤字代理人さん
理性の緩みのコントロールがバイクの楽しさだと思います!たまには緩めないと(笑)
前傾や足つきなど自分にfitするバイクがあると思いつつ、しばらく乗れば慣れる部分もあると思いますので。。。
CBとYZFが仰る通りのFit感ならスポーツ系よりネイキッド系の方が良いのかもしれませんね。
バイクに乗るために7キロ絞られたなんてすごいですね!この努力は報われますよ!
そして奥様との交渉、頑張ってくださいね。
夢のあるブログですか~(;^_^A 僕も頑張ります!
初めまして、59歳のリターンライダーです。私はGB350Sに一目惚れして、バイクに復帰しました。1万キロほど様々な場所をツーリングしましたが、昨年SSTRに参加した際に高速道路の長距離移動と、ワインディングの走りに少し物足りなさを感じてしまい、昨日大型二輪の免許を取得しました。まず、CBR650Rをレンタルしてみて、今後乗っていくバイクを決めようと思っています。GB350Sも素晴らしいバイクです。できれば2台持ちにしたいのですが、それは奥さんが怖くて出来ません・・・(泣)
hirohh56さん、コメントありがとうございますm(__)m
先ずは大型免許取得、おめでとうございます!
CBR650Rを検討されているんですね。
GB350Sは凄くいいバイクと聞いてますが、
CBRも乗りやすいバイクと思いますので、
是非検討してみてください〜
できれば増車で!(^O^)
よろしければこれからもよろしくお願いします(^^)