新年あけましておめでとうございます。
遅いご挨拶となってしまいごめんなさい(;^_^A
この年末年始はバイクからは少し離れ、家族と車で年末/伊豆修善寺温泉旅行、年始/初詣、買い物三昧などをしておりました。
2019年4月末にCBR650Rを納車、それ以来ツーリングにハマり続け、2022年12月末で54,000キロ、2022年は約15,000キロを走り、ツーリングブログ計40本、インスタでは272のツーリングpicの投稿をすることができました。
年を追うごとに「一期一会の風景と出会えるツーリングが楽しい!」という思いが強くなっていることがその原動力ですが、ブログをUPするたびに読んで頂いている多分バイカー?の皆さんがいることが後押ししてくれてています(^O^)
本当にありがとうございますm(__)m
2022年夏の東北2,000キロツーリングに続き、2023年も九州ロングツーリングをはじめ、コンセプトのあるツーリングに出かけ、ブログUPしていく予定。
今年も晴れの週末はツーリングとランニング、平日の仕事の合間にはブログUPとツーリング計画の日々が続きそうです(;^_^A
お気軽にブログ最下段のいいね、や、コメント、ブログフォローなど頂けたらと思いますので、これからもよろしくお願いします(*^▽^*)
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2023年一発目は2022年12月18日(日)、冬ツーリング第2弾として、房総半島内側のマイナーなダム湖と隧道、そして房総半島でもパワースポットとして由緒ある笠森寺(観音)を巡るツーリングから始めます。
これまで何度も訪れたことのある房総半島で新たな出会いを見つけようと、今回は一才シーサイドは走らず事前にGoogleMapを眺め、聞いたことの無いようなダム湖を中心に計画。
結果として、笠森寺は別として、失礼ながら「房総半島らしいB級スポット」巡りツーリングとなりました(^^;
B級と言うワードは賞賛の意味合いで使ってます(^O^)
房総半島はダム湖といい、隧道といい、なんかそんな印象なんですよね・・・
でもこれまでにない房総半島らしさを堪能出来て、楽しかった〜〜〜ヽ(´▽`)/
最後はアリランラーメンで〆て、最近のツーリングトレンド「パワースポット」と「ラーメン」もとり混ぜてのツーリング。
毎度ツーリング仲間のNさんと走ってきました。
房総半島B級スポット巡りツーリングMap
(首都高・高島平IC~東京アクアライン~東関道・富津館山線)
Ⓐ鋸南富山IC
Ⓑ佐久間ダム
Ⓒ宇藤木隧道
Ⓓ奥米隧道
Ⓔ金山ダム
Ⓕ道の駅ふれあいパーク・きみつ
Ⓖ勝浦ダム
Ⓗ平沢ダム
Ⓘ笠森観音
Ⓙアリランラーメン八平の食堂 本店
(千葉東金道路・大宮IC~京葉道~外環道~和光北IC)
首都高から鋸南富山ICへ
朝6時に首都高高島平IC近くのセブンイレブンでNさんと待ち合わせして出発。
6時くらいには昨夜の雨空も晴れてくる予報でしたが、微妙な空模様です。
首都高に乗って、海ほたるで一休みした後、房総半島に入ると、なんと冬の雨襲来。。。
豪雨とはいかないまでも、かなりの本降り(涙)
クシタニ アキュートジャケットは防水仕様でしたが、パンツはジーンズだったため、冬ツーリングで濡らしたらまずい〜!
ということで、館山自動車道の最寄りの君津PAに避難、タオルでジーンズにしみ込んだ雨水を吸い取り、雨が止むのを待って出発します。
気持ちよくお散歩できる「佐久間ダム」@鋸南町
鋸南富山ICで高速を降りて、B級スポット巡りの始まり〜(^O^)
まずはr184を走り、佐久間ダムに向かいます。
先日訪れた愛知と静岡のボーダーを流れる天竜川に架かる豪快な佐久間ダム、ではなく、小ちゃくてひっそりと佇む千葉県鋸南町の佐久間ダムです。
r184から逸れてダム方面へ。
ほどなくダム湖に到着、ダム湖の水際を気持ちよく走っていきます。
ダム上を走れるということは静岡の佐久間ダムと共通、ということでダム上でパチリ。
ダム湖方面を眺めるとこんな感じ。
いかにもこじんまりとしたダム湖ですが、ダム湖はどんなに小さくても開放感があって、気持ちいいものです。
さきほとの雨はすっかりあがって、青空が見え始めこの後に期待できそう。
ダム湖沿いを走っていくと、展望台らしき場所があり、バイクを停めて登ってみました。
さらに開放感を味わえました〜
湖側には桟橋が。
マイナーダム湖ながら、展望台あり、桟橋あり、でお散歩にはちょうどいいかも。
桟橋前で記念撮影してこの場を後にします。
ジオ的風景な「宇藤木隧道」@富津市
次に向かったのは戸面原ダム、の奥の宇藤木隧道。
房総半島を横断するr34/長狭街道を東へ。
久々に長狭街道を走りましたが、ゆるやかなカーブが続く爽快2車線です。
r88を左折、北上します。
1.5車線となりますが、所々紅葉が点在し、この時期に紅葉が見られるのは房総半島ならではですね。
戸面原ダム手前を右折、最初の赤い鉄橋を渡り、
奥へ行くごとに道は細くなり・・・
お目当ての宇藤木隧道に到着~
早速、ジオ的風景な岩の割れ目をくぐってみました。
房総半島のメジャー隧道「燈籠坂大師の切通しトンネル」よりもワイルド~!
この裂け目の下で2台並んでパチリ。
隧道をくぐった先はガードレールが続き、奥にも行けそうですが、Uターン。
スポーツ系バイクは似合わない隧道風景?(^◇^;)
いやいや、そのGapが楽しいんです(^O^)
ということで次の目的地へ向かいます。
地底の迷宮?「奥米隧道」@君津市
r88を北上、爽快2車線もあれば、林道的1.5車線もある走り応えのある房総半島、をツーリング前半で実感。
房総半島は1年ぶりなので、そんなことを思いつつ、走っていきます。
R465を右折、しばらく市街地を走り、
ほどなく爽快2車線となり、ばいーんと!
九十九トンネルをくぐり、
駄菓子屋さんの看板とパチリ~して、
三島湖方面へ向かいます。
三島湖沿いの道に入り、工事ゾーンで停止中の図。
その先を進み、奥米隧道に到着~
最初にくぐる隧道はフツーなんですが、その奥はこんな隧道風景となります。
このオレンジの隧道風景、何度来てもたまりません~
バイクの先は隧道の出口が見える短い隧道なんですが、地底迷宮にはまりこんだようです。
先ほどの宇藤木隧道よりもアプローチしやすく、一瞬だけインディージョーンズ気分になれる?奥米隧道、おススメです(^O^)
秘境感あり?「金山ダム」@鴨川市
奥米隧道を抜けて、そのまま南下。
この道がほぼ1.5車線ながらイケてました(^O^)
先ずは解放感あるエリアを走ります。
後からすれば解放感があったのはここだけでしたけどね(;^_^A
早速、鬱蒼としたエリアとなり、トンネルを抜けていきます。
道幅が狭くなった林間コースを走り、
更に落葉した双木を抜け、
房総スカイラインにぶつかるT字ポイントで錆びた標識を発見。
「林道香木原線」という林道を走ってきたようです。
奥米隧道から続くちょっとした林道を味わいつつも、走りやすくて変化のある楽しいロードでした。
房総スカイラインを右折し南下、鴨川市に入ります。
しばらく走り、次の目的地「金山ダム」へ。
一気に道幅が狭くなりつつも、
ほどなく到着~
が、しか~し。。。
風情ある?朽ちかけた?橋は渡れず。。。
この秘境感のあるダム湖に架かる橋を走りたい欲求に駆られつつも我慢している図(;^_^A
仕方なくバイクを停めて、歩いて渡ってみました。
うーむ、バイクで渡れないこともなさそうですが、やめておこう・・・
橋を渡り切ったところには道標が立ってました。
その先は道も荒れていたので引き返し、先ほどの場所で記念撮影。
このダム湖、房総スカイラインからすぐの場所にある割には秘境感が漂っており、気軽にその雰囲気を味わいたい方にはおススメします。
◇
再び房総スカイラインに戻り北上していきます。
点在する紅葉がきれいですね。
その先の「道の駅ふれあいパーク・きみつ」で一休み。
ちょうどお昼時になっていたので、道の駅内の食堂でオムライスを頂きました。
地元野菜や鶏卵、地酒もあるこの道の駅の情報はこちら → 千葉県公式観光物産サイト
超マイナーな「勝浦ダム」@勝浦市
道の駅を出発、房総スカイラインからr24を北上、亀山湖に到着するも、今回のコンセプトは「B級スポット」ということで、メジャーな亀山湖には寄らずにスルー・・・
赤い小月橋を渡り、
押込橋を抜け、
亀山ダム上から川俣大橋を走り、
亀山湖エリアを走り抜けた後、R465を東へ走っていきます。
途中で珍しいトンネル工事現場に遭遇。
トンネル中央の四角い鉄柵を抜けていきます。
ちょっと不思議な空間をばいーんと!
大多喜町に入り、その先を右折、r178を南下していきます。
最初は2車線だったr178、ほどなく1.5車線に。
山間の風景になっていきます。
引き続き、自然の中の爽快2車線と1.5車線が混在するのも房総半島らしさを味わいつつ走っていきます。
そして、沢山のとんねる?隧道?も。
このトンネルで勝浦に入り、南下するほどに道は狭くなりつつも、
次の目的地「勝浦ダム」に到着。
このダムが今日のコンセプト「B級」に一番相応しい?ダムでした。
要は「何もない」・・・(;^_^A
ダム湖側は静かな湖面が広がりつつも、何もない。
反対側を眺めても、山間の風景が広がるのみで何もない。。
でもこの何もないダム湖もあるところが房総半島らしくていいかも(^O^)
そんなダム上で記念撮影~
こんなダム湖でもダム上で湖の写真を撮っている先客がいたので、捨てたものじゃないということかな。
こじんまりな「平沢ダム」@大多喜町
マイナーダム湖巡りは続きます。
r178を更に南下し、r177にぶつかって北上。
ほどなく右折し、1.5車線をのんびりと。
次の目的地「平沢ダム」の標識を右折。
ほどなく平沢ダムに到着。
先程のプレーンな勝浦ダム湖を走ってきたので、ふと道端を見ると電灯がある!と超些細なことに感動してしまう自分がいました(^^;;
先ほどの勝浦ダム湖よりも小さいものの周囲を一周できる!(^^;ということで時計と反対周りで流していくことに。
日陰エリアから日向エリアへ。
湖の周遊ロードということでちゃんとガードレールは設置されてました。
その先には展望台が!
決して馬鹿にしているわけでなく、あくまで先ほどの勝浦ダム湖との比較です(^^;
そんな展望台でパチリ。
このダム湖の観光してもらいたい意思?は感じたものの、誰にも会わず、完全に独占状態でした。
そんなシチュエーションを今日は目指していたので、またしてもB級的な房総半島らしさを感じつつ、平沢ダムを後にしました。
「林道女ヶ倉線」で通行止め(涙)@市原市
時折小湊鐡道の踏切を渡りながら、小湊鐡道と並走するr32を走っていきます。
小湊鐡道・養老渓谷駅のすぐ東側の道を下り、宝衛橋で養老川を渡った後、林道女ヶ倉線へ。
ここから林道らしいロードになっていきますが、舗装林道なのでスポーツ系バイクでも走れるコンディション。
更に登っていくと紅葉風景に。
途中で寄ってみる予定だった大福山展望台は立入禁止でした( ;∀;)
さらに道なりに進んでいくと、警備員が立っており、なんとこの先でダンプが立ち往生して道を塞いでしまっており通行できないとのこと・・・
もう少し林道気分を楽しみたかったのですが、仕方なくUターンして元来た道へ引き返すことに。
右手が林道大福山線、走ってきた林道はpicの左手の道です。
くそー!と思いながらも、ピストンのロード風景は見てきた風景と違うもの、そんな風景を楽しもう~、と割り切って戻っていきます。
こんな抜けている場所もありました。
そして行きでは登り坂だった道を下ってみると、あらためてこんな急坂を登って来たんだ~と。
先ほどの紅葉ポイントを抜け、
養老渓谷駅近くまで戻りr81を左折、次の目的地へ。
そのまま北上していきます。
メジャーな高滝湖のすぐ西側を通るものの、今回のコンセプト通りスルー。
R409を右折、長柄町から長南町を抜けていきます。
厳かな「笠森観音」@長南町
そして最後の目的地、笠森観音に到着。
本日この場所だけはB級ではなく、由緒あるお寺です。
無料の駐車場にバイクを停めて、散策開始。
駐車場からは石段を登りお寺に向かいます。
断続的に続く石段を5分ほど登り、二天門に到着。
早速、歴史を感じさせる外観です。
二天門をくぐると、奥にそそり立つ観音堂がお目見え~
いやぁ~、これは存在感あり。
日本で唯一の四方懸造という造りのようで、数十本の柱で支えられているとのこと。
数段階段を登ると、外履きを脱いで、さらに急な階段を登っていきます。
階段横から本堂を支える木柱が見えました。
遥か昔にこんな建築で造られたなんて、日本の寺社の奥深さを感じずにはいられません。
登り切って参拝した後、撮影可能な外廊下をぐるっと一周。
こちらでも眺める風景と共に風情を感じてしまいます。
見下ろした境内にはこの時期に綺麗な紅葉も見られました。
一周して先ほどくぐった二天門を見下ろしてみました。
風情ある境内にそびえたつ本堂、立派なお寺でした。
それほど期待せず訪れたのですが、歴史と風情を感じさせる笠森観音、本当に良かった。。。
B級スポットだけでなく、パワースポットも点在している房総半島の魅力をあらためて実感し、笠森観音を後にしました。
このお寺の情報はこちら → 笠森観音HP
ユニークかつ絶景な「長生き展望台」@長柄町
まだ、17時台ながら今日のランチは小さめのオムライスだったこともあり、お腹も減ってきました。
今日の夕ご飯に決めていた千葉ご当地ラーメンの代表格の一つ「アリランラーメン 八平の食堂 本店」へ急ぎます。
一気に夕方の時間帯になってきました。
これはいいサンセット風景が眺められるかもしれない!、ということで、アリランラーメンのすぐ近くで気になったネーミングのスポットにちょこっと寄り道することに。
そのスポットに向かっていくとさらにオレンジの風景になってきました。
振り返るとまさにサンセット間近の風景が~(^○^)
そしてそのスポットに到着~
その名前とは「長生き展望台」~♪
ユニークなネーミングです(^^;
その意味とは・・・
「一度登れば一日寿命が延びる」「と思います」(笑)
それでもこの展望台からの眺めは抜群でした。
海抜130メートルながらこの抜け感、半端なかったです。
旅の最後に良き風景を眺められました~(^○^)
◇
満足してすぐ近くのアリランラーメンへ。
まだ18時前ということもあり、すぐ席に案内され、早速アリランチャーシューを注文。
ビジュアルからも美味しさが伝わってきます。。。(^^;
食べてみると醤油ベースのスープにニンニク、そして玉ねぎの甘みがとっても美味しく・・・
さすが千葉三大ラーメンと言われるだけあって、こちらも来てよかった~(^○^)
お腹も満たされ満足して帰路に着きました。
◇
何度も訪れている房総半島、その奥深さは攻略しきれていないことを実感した今回のツーリングでした。
・観光スポットとは言えないもののほっこりできるダム湖
・ジオ的風景を楽しめる隧道
・歴史あるパワースポット
・リピートしたくなるグルメ(ラーメン&海鮮系)
・爽快2車線と林道1.5車線が縦横無尽
房総半島といえば海ですが、海を走らずとも、ユニークスポット満載の房総半島。
そんなB級スポットパラダイスな房総半島をこれからも楽しみたいと思います!
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バイクツーリング is fun!
年明けに今度は房総半島シーサイドツーリングに出かけ、房総半島を堪能しているchizuo_riderでした。
p.s.近日ブログUP予定です(^O^)
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