2024年6月22日、長野の伊那谷南アルプスの麓を縦横無尽に走る林道たちを満喫するツーリングに出かけてきました。
今回走る山道たちは自身初ばかり。
僕にとっての山道とはほぼ林道を指してますが、あらためて山の奥深くを走る林道が好きなんだなと実感したツーリングでした(^O^)
そのような道を走るために購入したと言っても過言ではないNC750Xとツーリング仲間のNさん & dトラッカーと初めて走る林道たちに心躍らせながら走ってきましたよ〜
長野・伊那谷 林道満喫ツーリングMap
(関越道・所沢IC〜圏央道〜中央道)
Ⓐ中央道・岡谷IC
~r16〜r50~r442~
Ⓑもみじ湖 もみじのトンネル
~林道萱野線~
Ⓒ萱野高原
~林道萱野線~r19~
Ⓓ虎頭(ローメンのお店)
~r18~広域基幹林道陣馬形線(ダート)~林道北の沢線~
Ⓔアニメ聖地巡礼発祥の地(田切駅すぐ近く※Googlemapには未掲載)
Ⓕ道の駅 田切の里
~中川村道谷田黒牛線~林道黒牛折草峠線~
Ⓖ陣馬形山南アルプス展望台
Ⓗ陣馬形山キャンプ場
~林道黒牛折草峠線~r210~r49~R152~r211~市道入笠線(ダート)~市道黒内河線~
Ⓘ八ヶ岳ビューポイント
Ⓙ道の駅 信州蔦木宿
(中央道~圏央道~関越道・所沢IC)
夏のもみじ湖へ
朝6時に埼玉自宅を出発、最寄りの関越道・所沢ICから関越道〜圏央道〜中央道と走っていきます。
Nさんと談合坂SAで待ち合わせ、一気に諏訪湖SAへ。
談合坂では溢れていたバイカーたちが散り散りになり、諏訪湖では閑散とした駐輪場となるいつもの風景です(^^;;
その次の岡谷ICで中央道を降りて、
諏訪湖沿いを走るr16を流していきます。
途中の街中で見つけたソフトクリーム屋さん。
アイスを前面に出しているお店、珍しい〜
朝じゃなかったら寄ってました(^O^)
r50との交差点を右折、ワインディングを気持ちよく登って行きます。
有賀峠で左折、r442へ。
最初のロードコンディションの良さに、こ、これは気持ち良き〜(^O^)
目指すもみじ湖の看板発見。
途中2車線エリアもあり、
のどかな田園風景の中、引き続き、r442を流していきます。
どんどん道幅が狭くなっていき、
里山から山の風景へ。
渓谷的風景となり、もみじ湖まであと少しです。
もみじ湖手前のスポット、もみじ湖もみじのトンネルで記念撮影〜
目的地はもみじ湖というより、このもみじのトンネルかも(^O^)
秋には見事な赤いトンネルとなるこのスポット、初めて訪れましたが、夏の緑のトンネルも風流な雰囲気満載でした。
その先のもみじ湖に架かる田無大橋にちょっと寄り道。
すぐUターンしてもみじ湖との記念撮影を最後に出発〜
萱野高原へ〜林道萱野線
r19を左折、しばらく走り、
林道萱野線に入っていきます。
道はそれなりに荒れてましたが、舗装林道ということで、オンロードバイクでも問題無し。
道よりも眩しい緑の風景が気持ち良き〜(^O^)
赤い「車両進入禁止」の文字に一瞬焦りましたが、横の「冬期間」で一安心、
道横に立つ石碑を横目に進み、
閉鎖?している山荘を通り過ぎ、
走行できる1番奥まで来ました。
鳥居の奥までいってみたい!と思うものの、流石にこの車両禁止看板を突破するわけにはいかず。。。(^◇^;)
バイク横は少し開けていて、伊那谷の風景を眺めることが出来ました。
ここでUターンして来た道を戻り、林道萱野線を南下、
民家のあるエリアまで下り、
箕輪町道15号線を南下。
気持ちの良いストレートに出ました。
道横には初夏の田んぼ風景。。。
のどかだ〜〜〜(^O^)
今日の前半は山中を抜ける1〜1.5車線の林道と2車線の県道などを交互に走りながらアルプスを眺める、贅沢なルート。
実に楽しい〜\(^o^)/
伊那谷のB級グルメ「ローメン」
すでにお昼の時間か近づいていたので、伊那市駅周辺でランチをとることに。
ここ伊那と言えば「ローメン」。
焼きそばだけど肉は羊肉、というやつです。
まだ食べたことがないので、初トライ。
GoogleMapで探してみると、駅近くに高評価のお店を発見。
駐車スペースはなさそうだったので、人がほとんど通りそうもない歩道に停めさせてもらい入店。
この渋い店構え、期待しながら扉を開けると、、、
数席しかないこれまた渋いカウンター。。。(^◇^;)
メニューはこちらのみ。
元々は「チャーローメン(炒肉麺)」という名が今は「ローメン」となっているとのことで、元祖へのこだわりを感じました。
店主のおじさんに量を聞いてみたら、(大)がちょうど良さそう、ということで注文。
太い麺にちょっと油多めの仕立て。
店主おすすめのニンニクを乗せてもらい、ギトギト目に美味しく頂きました(^◇^;)
店を出て少し店周りをお散歩。
飲み屋街的な道を歩いて行くと、こんな石碑を発見。
この場所がローメン発祥の地でした(^O^)
お腹も満足して出発です!
快走路r18(伊那生田飯田線)
お店を出た後、r18を南下していきます。
先程の繁華街からちょっと走るだけでこんな風景に。
駒ヶ根方面へ。
中央アルプスをバックにしてパチリ〜
青空も見えて来て、超気持ちイイ〜!
のどかな町中をばいーんと!
引き続き、r18を進み、
次なる林道が近くなってきました。
広域基幹林道陣馬形線(ダート)
本日2本目の林道、広域基幹林道陣馬形山線に入ります。
こちらはご覧の通りダート林道、ゆっくりと、慎重にイン。
入り口の林道の看板を確認しつつ、
いざ、突入〜
最初はフラットダートが続きます。
ダート初心者なので、フラットが続くと正直ホッ(^◇^;)
路面はこんな感じ。
時速30キロ台でのrunでのんびりと。。。
このスピードでも自分の中では「うぉりゃー!」って感じ(^◇^;)
道もそれなりに荒れてきました。
それでもダートは楽しい。。。
この自然の奥深く入っていく感じが好きなんです。。。(^O^)
林道が交差するポイントに立派な石碑発見。
「仰岳美林道」と書いてあるようです。
林道の旧名でしょうか?
その先で道は2つに分岐。
左に行けばこれまで通り広域基幹林道ですが、右の林道北の沢線に入ります。
複数の林道の道標は珍しい?ということで記念撮影〜(^O^)
道の傍にひっそりと立つこれまで走っていた広域基幹林道陣馬形線の看板に「ありがとー、楽しかったよ」とお別れして北の沢線を下っていきました。
林道北の沢線
この林道は舗装林道。
先程のダートとは違い、ばいーんと下っていきます(^O^)
ダート区間もありましたがほんの少しだけ。
そろそろ降り切るかな?と思っていたら、なんとゲートが!
ここから進入禁止?と思ったら、そうではなく、獣害防止のための柵でした。
僕らが走って来た山で豚コレラに感染した野生のイノシシが見つかったことによる対策でした。
あまり意味はないと思いながら、ブーツの底の砂を路面で払ったりしました(⌒-⌒; )
風景が開けて来て、大分降ってきたようです。
道の先に伊那谷の町が見えて来ました。
林道を下り切った後、天竜川を越える橋でパチリ。
アニメ聖地巡礼発祥の地
次に向かったのは今回の伊那谷林道満喫のコンセプトから外れた番外編の場所(^O^)
街中のR153を走って向かいます。
向かった場所はJR飯田線「田切」駅の目の前にありました。(ちなみにGoogleMapには載ってません)
それがこちら。
「アニメ聖地巡礼発祥の地」(*^◯^*)
※pic右上に写っている小さな小屋みたいなのが田切駅の待合室です
そんなアニメの名前が載っていない!と思ったら、石碑に刻まれた学ランと自転車にヒントがありました。
そのアニメはこちら。
少年サンデーに1985〜1987年に掲載されていたアニメとのこと。(ちなみにその頃に読んでいたのは少年マガジン^^;)
本来アニメ聖地ならそのアニメのことをPRするのがフツーですが、記載されていなかったのは諸事情あるとのことでした(^^;;
このアニメと聖地のことについてはこちら→聖地巡礼のススメ
伊那谷の林道を楽しむツーリングにアニメ聖地に寄るという、なんという素敵なメリハリ〜\(^o^)/
これぞ究極のアウトドアとインドアコンセプトが合わさったツーリング〜♪
ちなみにこんな場所が伊那谷にあると教えてくれたのはNさん。
そして僕はアニメオタクではありません。。。念の為(^◇^;)
聖地とは関係ないと思いますが、目の前にあった「石上山 太子院 聖徳寺」の立派な石垣にて。
すぐ近くの「道の駅 田切の里」で一休み。
午後のおやつということで、ソフトクリームを頂きました(^O^)
一口つけた後のpicでお見苦しくすみませんm(_ _)m
それに比べてNさんのpicは食レポに相応しい。。。
陣馬形山へ
道の駅を出発、R153/伊南パイパスをばいーんと!
向かうのは陣馬形山の展望台です。
絶景が見れたらいいな〜(^O^)
中川村に入りました。
坂戸橋で再び天竜川を渡り、伊那谷の南アルプス側へ。
中川村道谷田黒牛線に入り、
グングン登っていきます〜
見たくはなかった看板発見。。。
東京の市街に熊が出没する昨今、もはや日本の山中で熊のいない山はあるのか?
熊対策をしていないままさらに登っていきます。
こんな洒落た看板があるのは若い世代が投資している証拠、山が荒れないためには必要ですね。
さらに緑の山中へ。
神社の石碑を横目に走り、
林道黒牛折草峠線に入っていきます。
林道に入ったものの、道のコンディションが良くなったような。。。
空が開けて来ました。展望台が近くなった証。
陣馬形山南アルプス展望台(東)&キャンプ場(西)
実は陣馬形山には2つの展望台があります。
1つは東側の南アルプスを望む「陣馬形山南アルプス展望台」、もう1つは西側「陣馬形山キャンプ場」。
先ずは南アルプスを眺めに行くことに。
そして、南アルプスがお目見え〜\(^o^)/
標高1,445mの陣馬形山山頂近くにあるこの展望台、しらびそ高原ほどのインパクトではありませんでしたが、標高1,000mを超える場所から標高2,000mを超える山々を眺める贅沢なシチュエーションです。
こんなちっちゃな看板もありました。
そして西側へ3分ほど移動すると、、、
低い木々と雲に阻まれながらも中央アルプス、どぉ〜ん!
こちらはキャンプ場の一角、ここから少し登れば伊那谷の向こうに中央アルプスが眺められる展望台があるとのことでしたが、この2つの風景で満足出来たので今回はスルー。
2つの日本を代表する山に囲まれた伊那谷にある展望台からのアルプスの眺めは格別でした〜(^O^)
林道黒牛折草峠線〜R152〜
これまで南下がメインでしたが、ここからは北上のルート、展望台から東へ下った後、北上していきます。
折草峠まで一気に来ました。
端っこに今回走って来た「林道黒牛折草峠線」の看板がチラリ。
折草峠からはr210を北上。
集落が見えて来ました。
r49で東へ。
R152にぶつかった後左折し、再び北上。
R152に入りしばらく走ると2車線の快走路へ〜
これまでの林道のんびり走行から、ちょっとアクセルを開け気味に(^O^)
以前の石橋跡?を横目に三峰川に架かる赤い鉄橋を渡り、
引き続き超快走路をru〜n!
多分本日1番アクセルを開けてます(^◇^;)
r211〜市道入笠線(ダート)
R152からr211へ右折。
本日の伊那谷林道の終盤戦の始まり〜
最初は里山風景の中を抜けていきます。
しばらく走ると「この後未舗装の悪路になるから違う道をおすすめします」という文言が書かれた看板が〜(⌒-⌒; )
そんな看板にめげず直進!
道がどんどん細くなっていき、
荒れた道となっていき、
川沿いの気持ち良い県道となったと思ったら、
ついにダート区間となりました。
おそらくこのダート区間から市道入笠線となったと思います。
最初はフラットダートが続き、
徐々に砂利が深くなり、
岩剥き出しの崖となりますが、
おそるく3キロほどの短い走行でダートは終了、芝平峠を右折すると
↓pic右端に写っているように舗装となりました。
ただし、こんな看板も。。。
こんな看板にめげずに直進Part2(^◇^;)
途中から市道黒河内線となると、空も開けて来ました。
そして市道横にはこんな風景も。
GoogleMapで調べたら、「貴婦人の丘」という洒落たネーミングが付いてました(^O^)
先程のダートの後はロードコンディションの良い道が続き、
最後の目的地に到着〜
ここに来たのはあるものを眺めるため。
それが見えたのか〜?
残念無念。。。(T . T)
この場所は「八ヶ岳ビューポイント」、名前の通り、正面に八ヶ岳どぉ〜ん!と見えたはずが、雲に覆われ、全く見えず。。。
あの雲の向こうに居座っているはずの八ヶ岳の姿を妄想しながら、この場を後にしました(^O^)
それにしても、先程から走って来た市道入笠線から市道黒河内線はダートを除けば走りやすく、開けたエリアも多い穴場的山道でした。
晴れた時にこの入笠山周辺を走るのも楽しそうかなと。
引き続き、走りやすい道を降り、
ずっとこんな感じで、すいすい〜っとな(^O^)
この時間帯はすでに18時半過ぎ。
降り切って、R20沿いの「道の駅 信州蔦木宿」に着く頃には辺りは暗くなってました。
この夏の日の長さには感謝しつつ、これから到来する暑さを思うとちょっとブルーに。。。(⌒-⌒; )
最後の休憩の後、小淵沢ICから中央道に乗り、帰路に着きました。
途中に寄った談合坂SAで食べた「旨辛肉つけそば」が案外美味しかった〜(^O^)
◇
初めて走る道が多かった今回の伊那谷林道ツーリングは本当に楽しかった。。。(*^◯^*)
昨年、NC750Xを増車したのは今回のような林道を楽しむため、程よくダートも混ざり、山道を満喫して来ました。
オンロードアドベンチャーながら、頼りになるNC750Xに感謝。。。
◇
バイクツーリング is fun!
これまでたんまり走って来た関東圏でも、まだまだ未開の道が沢山あることを痛感しつつ、これからも開拓し続けるぞ〜!
と思うchizuo_riderでした。
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