2019年9月14日の初秋、新潟と福島の県境の秘境・奥只見湖、尾瀬、田子倉湖ツーリングに日帰りで行ってきました。
疲れたけど、壮観絶景が心に残りました〜。
<後編>は奥只見湖から自然が美しい尾瀬、福島ののどかな快走ルートを抜け、田子倉湖の峠超えのツーリング。
(<前編>では奥只見湖までの屈指の峠超えと壮観絶景・断崖絶壁ルートR352を中心に綴りました。)
まだまだ続く、新潟・福島の秘境、豊かな自然を味わうツーリング<後編>、CBR650Rと走ってきましたよ~。
尾瀬~田子倉湖ツーリングMap
Ⓐ銀山平(奥只見湖入口)
Ⓑ山の駅 御池(尾瀬沼入口)
Ⓒ道の駅 尾瀬桧枝岐
Ⓓ湖畔の駅
Ⓔ田子倉湖レイクビュー
Ⓕ小出IC
Ⓖ所沢IC
※関越ルート以外のⒶからⒻまでが<後編>の主役です!
前編同様、主役エリアを拡大してみました。
秘境・奥只見湖「ギザギザ」&「UPDOWN」ツーリング
断崖絶壁、峠ワインディングを抜け、奥只見湖(通称:銀山湖)に到着。
20年前に釣りで訪れた銀山湖。めちゃくちゃ懐かしい~。
まさか20年後にバイクで再び訪れるとは。。。不思議なもんです。
駐車場にはおそらく銀山湖のサクラマス狙いフィッシャーたちの車が数台停まってました。
夏は豪雪地帯の雪解け水で湖の水位は上がっており、以前に訪れた春ではここまで水は来ていなかった記憶があります。
その先には奥只見湖遊覧船待合所がありました。まだ営業しているのかなぁ、とスマホで調べると、オンシーズンは遊覧継続中~。
一休みして出発、銀山湖沿いをうねうね走る急カーブ連続のルートが始まります。
どのくらい急カーブがあるのか?と地図を見てみますと、こんな感じ。
うねうね感を感じてもらおうと「うねうね」フレーズを入れてみました。。。逆効果(苦笑)?
R352をよく見ると、うねうね、というより、ギザギザ、って感じですね。
しかも標高を上げたり、下げたり。ゆとりのある1.5車線なのが救いです。
駐車スペースがある場所でCBR650Rショット。
道路端まで行き、手を伸ばして奥只見湖を撮るとこんな感じです。
しばらく走って、駐車スペースを見つけ、再び写真タイム。
緑の山々に囲まれた奥只見湖の秘境感、伝わります?
先ほどと同様に手を伸ばして奥只見湖を撮ると、さらに緑に囲まれてました。
手前にはすすきが。。。
結局、奥只見湖をしっかり見下ろせる展望台スペースはありませんでした。
あるギザギザの先に橋が架かっている場所があり、すれ違う車も少ないので、橋の上で停まっての一枚です。
一本一本は小さいながらも、無数にある山から流れ出る川からの集積がこの大きな湖をつくってるんですね。。。
走り始めてスマホ・GoogleMapを見ると、なんと電波外エリア!
ツーリング始めて、「初めて」です。
秘境に来たリアルなエビデンスですね(笑)
この奥只見湖沿いのR352も高い場所を走る道は「断崖絶壁」。
大き目のギザギザの対面から見た一枚。<前編>と同じような緑がなくなっている横に伸びる細い線が走ってきたルートです。
この場所からまだ登っていきます。。。
「日本の自然の代表風景」が続く尾瀬エリアへ
UPDOWNを繰り返しながらも、標高を下げていき、ついにギザギザエリアを抜け、気持ちいい、まっすぐルートが増えてきました。
しかし、この気持ちよさは夏だけのようで、このエリアが屈指の豪雪地帯。6月中下旬から11月中下旬までしか走れないルートだそうです。
これまで紹介した写真は全て快晴。
冬はほんとに厳しいエリアなんでしょうね。。。
でも快晴の今日は素晴らしい表情を見せてくれて感謝!
奥只見湖から続く只見川沿いの日本の美しい山・川・花が納まった自然を走る抜群の一枚です。
只見川はほぼ新潟と福島の境界線を流れています。
R352は只見川の東側・新潟エリアを走っており、只見川を西側へ超えると福島になります。
その境界となる只見川にかかる金泉橋の上でバイクを停め一枚です。
きれいな風景・・・
バイクの先に目をやると、福島エリアに入る看板が。
ここからはしばらく日本を代表する尾瀬エリアのワインディングを走ります。
緑の美しい林間ルートですが、結構なワインディングでした。。。
そして、一般車が入れない尾瀬沼へ続く福島県道第一号「r1」の起点である「山の駅 御池」に到着。
缶コーヒーを飲みながら一休みです。
心の中では「夏がくれば 思い出す はるかな尾瀬 遠い空~♪」のメロディが。。。古いか(苦笑)。
遮断バーのあるr1起点にちょっと派手なカラーの専用バスが入っていきます。
振り返ってみれば、この山の駅が今回のツーリングの峠ワインディングルートと快走ルートの分岐点でした。
厳密に言えば、ここからも少し峠ワインディングが続きますが、しばらく走ると、まっすぐな2車線が続くルートに変わっていきます。
結構、道路工事が多く、写真は3分停車した場所。
その余裕でバイクにまたがりながら撮りました~。
表情が変わった快走ルートR352の一枚がこちら。
このルートの先に「道の駅 尾瀬檜枝岐」があり、トイレ休憩。
結構な人で賑わっており、今日初めて三連休の休日だったことを思い出しました~。
福島快走ルートパラダイスへ
この辺りから本格的な二車線・福島快走ルートが始まります。
これまでの福島を訪れたブログでも言ってきましたが、福島は快走ルートパラダイスです!
ただ、尾瀬エリアからだいぶ下ってきたとはいえ、豪雪地帯のルートということで、いくつものスノージェットをくぐって走りました。
これまでの只見川から檜枝岐川、そして伊南川沿いを走るルートになってくると、快走ルートぶりが本格化。
<緑が美しい山と水量豊富な伊南川、道の先にはスノージェット>というのが、このエリアの代表風景です。
ついに小出ICから100キロを超えて走ってきたR352を走り終えました。
たくさんの壮観絶景を見せてくれてありがとー!感謝です。
反面、やっと下道で半分まで来たか。。。の思い。
10キロほどのR401、続くR289はさらに福島快走ルートパラダイスの風景を見せてくれます。
あまりにも爽快なので走り続けること1時間、気温も上昇し、さすがにばててきました。
只見線「只見駅」近くのT字交差点を左折、R252に入ってしばらく走ると「湖畔の駅」という小さな道の駅があり、昼食をとることに。
14時をまわっていたこともあり、さすがに腹ペコ状態。
ただ、ここでお腹いっぱい食べると眠くなりそうだったので、腹八分目のさっぱり系「なめこおろし付きもりそば」を注文、美味しくいただきました。
このお店で最後のツーリングポイント「田子倉湖」の大岩名の魚拓を発見!昭和45年と昔ながら、82㎝!
奥只見湖と同じ「秘境」を感じつつ、楽しみになってきました。
最後の難関でもあるので、一休みして出発。
最後の難関「田子倉湖」峠越えツーリング
すぐ田子倉湖にかかるダムが姿を現し、まるで行く手を遮るがごとく立ちふさがっている感じです。
このダムの高さを一気に登り、奥只見湖のような「うねうね峠ワインディグ」が待っています。
少し気合を入れ直して出発。
このルートは2車線レベルながら、バイクを停めにくく、一気にダム上まで走りました。
奥只見湖ではこのような展望台がなかったこともあり、そこからの景色は壮観。
ダムの真横にCBR650Rを停め一枚です。
気を取り直して出発するも、飛ばして走る地元軽自動車にやや煽られながらのツーリングとなりました。。。( ;∀;)
バイクを停めて先に行かせばよかったものの、30分ほど走り続けてしまいました。
軽自動車を先に行かせて田子倉湖を過ぎると一気に下っていくヘアピンの連続コースに突入。
先に行かせてよかった。。。と心の中でつぶやきつつ、マイペースで走っていきます。
旅の最後はのどかな福島・快走ルート
ヘアピンを抜けると只見線と並走する道となり、写真タイムに。
只見線が走ってこないかなと、しばらく待っていましたが、さすがに来ず(苦笑)。
魚沼市の街中に入っていくと、車も少しずつ多くなってきたので、上条駅を過ぎた辺りで左折、裏道的なr70に入ると小出ICまで快走&爽快ルートが続いていました。
奥只見湖、尾瀬、田子倉湖ツーリング完走!帰路へ。
小出ICに到着。
奥只見湖、尾瀬、田子倉湖ツーリングを終えました。
快走ルートも交じりながらの、うねうね峠越えワインディングも多くを占めた200キロを超える旅程。
疲れもありましたが、すごいルートを走ったな~、という思いでいっぱいでした。
日本の自然の「美しさ」というよりその「すごみ」を堪能したツーリングでもありました。
小出ICから関越に入り、200キロの帰路へ出発。
途中事故渋滞などがあり、へとへと一歩前の状態で帰宅しました。
埼玉自宅から小出ICまで地図で見ると、本州を横断、とまではいかないものの横断4/5程度の高速を走り、ほぼ同じ距離200キロほどの日本の自然堪能ツーリングを走り、また戻ってくる日帰りロングツーリングとなりました~。
日帰り600キロツーリングはさすがに疲れました。
が、秘境を風を切って走ったツーリングは当分心に残りそうです。
リターンライダーを始めなければ、出会えなかった風景に感謝しつつ、これからも一期一会の風景・ルートに出会いたい!モチベーションは上昇~。
CBR650Rも購入してあっという間の半年が過ぎ、どこかでインプレをまとめたいと思います。
バイクツーリング is fun!
リターンライダー・大型初心者、地図男(ちずお)でした。
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