2020年10月6日(土)、初秋の御嶽山を目指すツーリングの後編です。
前編は伊那ICからR361~R19を経て、御岳スカイラインを登り続けながら、雄大な中央アルプスを眺める旅でした。
ちなみに今回のツーリングでは御岳スカイラインのゴールの田の原駐車場、霊峰ラインと御岳ブルーラインの頂点の御岳ロープウェイ入口の2度ほど御嶽山を眺めてます。
標高3000m超の霊峰を間近に眺める迫力を存分に楽しんで来ました〜😊
後編はいよいよ、御岳スカイラインのゴール、標高3000m超の御嶽山山頂を間近で見られる7合目・田の原駐車場到着から始めます。
御岳スカイライン~霊峰ライン~御岳ブルーライン走破ツーリングMap
【前編】
(関越道・所沢IC~)
Ⓐ中央道・伊那IC
※【前編】は伊那ICを降りて、R361~R19~御岳スカイラインを走り、そのゴールの田の原駐車場直前まで。
【後編】
Ⓑ田の原駐車場(御嶽山7合目)
Ⓒ御岳ロープウェイ入口
Ⓓ中央道・伊那IC
(~関越道・所沢IC)
御嶽山7合目、田の原駐車場にて山頂を望む
約20キロの上り坂、御岳スカイラインを経て、標高2000m超の田の原駐車場に到着~😄
大型バスが何台も停車できる、だだっ広い駐車場です。
早速、その駐車場の左手には。。。御嶽山ど~ん🙄!
あ、全景が入っていませんね😅
駐車場から御嶽山山頂全景とご対面~!😳
この威容、伝わりますかね?
標高2000m超まで登っても、その先に見た目にも大きさ的にも迫力ある山が居座るこの風景。。。
昨秋に日本一の霊峰・富士山のこちらも標高2300m超の5合目から富士山山頂を望んだ時よりも、度肝を抜かれた感じです。
CBRすぐ後ろから眺めてみます。
6年前に大暴れした活火山の事実がさらにこの迫力さを増しているのかもしれませんね。
あとは、このだだっ広い駐車場全体が坂となっており、斜面に対して垂直に停めないと、ずり落ちてしまいそうで、これも緊張感を演出している?
御嶽山の逆側に視線を移すと。。。
今年初の「赤」の風景と出会いました~😄
標高2000m超では秋が始まりつつあるようです。
よく見ると上から緑葉、落葉樹、紅葉と春夏秋冬がせめぎ合うちょっと印象的な風景。
更に視線を登ってきた方角に移すと、だだっ広さがわかると思います。
奥に駐車場があり、そこは登山客でしょうか、車も多く駐車してました。
前回の鉢伏山ツーリングでは1キロのプチ登山にトライしましたが、今回は道程を考えると、ここで体力を使いたくなかったので、パス😅
でもここまで来たので、登山道を少しだけ覗いてみることに。
先ず入口には御岳スカイライン・スタート地点近くで見た「御嶽神社」の鳥居が。
「霊峰」と呼ばれるにふさわしいセッティング😅
正面に御嶽山山頂が構えるなか、真っ直ぐ進んでいくシチュエーションもなかなかのもの。
晴天の下、雲で隠れていなければ、御嶽山と対峙する風景を存分に楽しめるのに。。。ちょっと残念😢
その先に複数に連なる鳥居を発見!
「田の原大黒天」という名前がありました。
この登山道にはいくつもの鳥居が設置されているよう。
このあたりが霊峰と呼ばれるにふさわしい環境を創ってるんでしょうね。
距離はそれ程なさそうですが、心構えも本格的な登山をしないと御嶽様に失礼にあたり、罰が当たりそう。。。😅
この風景を味わった後、登山道を戻り、CBRを停めた場所でのショットを最後に田の原駐車場を後にしました。
30分ほどの滞在でしたが、御嶽山との対峙を十分楽しめました。御嶽山ありがとう〜!👋
御岳スカイラインの帰り道で眺めた中央アルプス
御岳スカイラインを下っていくと、行きで眺めた中央アルプスの壮観な風景が。(曇ってるけど。。。😓)
高いところから眺めると1番奥の中央アルプスの手前にいくつも連なる山並みが見えます。
この山並み多重奏的な壮大な風景が好きです〜😍
御岳スカイラインをほぼ下りきったところに雰囲気のある一軒家の蕎麦屋さんを見つけました。
お昼もまわっていたので、迷わず CBRを停めます。
名前は「そば処 さくら」さん。
店内は清潔でお花まで綺麗に飾られて、心配りgood〜😊
メインのざるそば中盛りを注文、美味しく頂きました〜。
ちなみに食べログ3.1、GoogleMap4.1。
僕としてはGoogleMapに近い評価です。
御岳湖/牧尾ダム近くで出会ったヘリポート
お腹も満腹で出発、行きで走った御岳湖沿いを戻っていくと、牧尾ダムにほど近い場所で気になるプレイスを発見。
一度は通り過ぎたものの、Uターンして戻るとヘリポートでした!
道路脇にCBRを停めて覗いてみると、立入禁止の看板は無く、雑草ボーボー、Hのマークも擦れてる状況。
ということで、 CBRをHの真ん中に停めての記念ショットです😅
24のジャックバウワーの気分。古いか・・😆
これも旅の思い出です😊
数多くの石碑・お墓が立ち並ぶ霊峰ライン
ちょっと楽しい気分になった後、出発~。
その先の御岳黒沢交差点を左折、r473に入ります。
最初は里山風景が広がる長閑な雰囲気が続いていたのですが、御岳スカイラインでも見た石碑やお墓がロード沿いを埋め始めます。
その内、どんどん増えてきて、おどろおどろしい様相になってきました。。。😱
ロード自体は1〜1.5車線の急坂が続くため、そもそもCBRを停めにくい状況だったのですが、写真に撮ったら罰が当たりそうな雰囲気😰
そのうえ、ヘルメットの中で読経が響き渡る錯覚に陥る始末😓
走っててほんと怖かったです。。。😢
なので、この間のpicはありません〜🙇♂️
グングン標高を上げていくと、お墓群は姿を見せなくなり、山岳ロードの様相に。
ようやくpicに収めることができる雰囲気になってきました😅
ロードコンディションは良くなく、ひび割れが多く見られ、ロード脇には落ち葉、小石が落ちているのが目立ちます。
スポーツ系バイクでも走りにくいということはないものの、対向車も時折現れることもあり、スピードを落としてゆっくり走っていきます。
ロード横の林の向こうに山並みが見えてきました。
さらに標高を上げていくと、突如鳥居が出現。
鳥居の先は視界が開けており、 CBRを停めるスペースもあり。一瞬迷いつつも、怖いというより爽やかな風景を感じたため、 CBRを停めてpicに収めました。
霊峰ラインで出会った数多くの石碑、鳥居の中で唯一のpicです。。。
その先を走っていくと、少し開けたスペースがあり CBRを停めます。
CBRの左後方の少し空間のある所から登ってきて、 picに写っている細い坂を登る鋭角ターンの先の広場です。
広場の端に御嶽山登山MAPがありました。
そして広場の一角であるものを見つけます。
なんとバス停!
あんな細い道をバスが登って来れるのか?と不思議。。。
スペシャリストのドライバーでなければ不可能?🤥
ガードレールの先には初秋を感じさせる山の緑が風景が広がっていました〜😌
御嶽山Eastを走る御岳ブルーラインにて
さらに霊峰ラインの頂点を目指し走っていくと、視界の開けた場所になり、 CBRを停めてのpic。
奥に広がるのは方向的には中央アルプス?😊
この辺りになるとこれまでの酷路がうそのように、走りやすい1.5車線に。
手前の山の奥に御岳スカイラインゴールで先ほど眺めた御嶽山の山頂がちょこっと顔を出してます😄
考えてみれば霊峰ラインと御岳ブルーラインは繋がっている一本道なんですが、どこがボーダーなんだろう?
もしかしたらすでに御岳ブルーラインに入っているのでは?と思いつつ、さらに先を走っていきます。
御岳ロープウェイ入口に到着。
その風景の先には御岳スカイライン田の原駐車場から眺めた南側からではなく、東側からの御嶽山山頂がお目見え〜😊
ロードの反対側は思いっきり視界が開け、その彼方には北アルプス見参!(方向的に多分。。。😅)
旅の終盤に豪華な風景を眺めさせてくれました🥺
3000mを超える独立峰、御嶽山と囲うように雄大に連なる中央アルプスと北アルプス。
これぞ山国・信州ツーリングの醍醐味~😄
この辺りはおそらく御岳ブルーラインに入っていると思います。
先ほども書きましたが、霊峰ラインに比べれば道幅は広く、走りやすい御岳ブルーライン。
そして何よりもお墓がほとんどない〜!
そんなことを思いつつ、一気に下り、おそらく終点(始点)であろうr20のT字交差点に着きます。
CBRを停めて、後ろを振り返りると、御嶽山山頂がわずかに顔を出してくれていました。
ここでお別れかと思うと、ちょっとしんみり。。。🥺
自然の雄大さを間近に、そしてちょっと遠くに望ませてくれた御嶽山に感謝しつつ、この場を後にしました。
エピローグ~mountain paradise信州!
この後はr20から、R19〜R361を戻り、伊那ICより中央道~圏央道~関越道・所沢ICまで走ります。
途中、行きでは寄っていない双葉SAで一休み。
夏に寄ったときも設置されていた信玄コーナー~
今回のツーリングの帰路にて、最近の帰路と大きく違っていたことがありました。
それは事故渋滞無し!
コロナ自粛解除後、遠出ツーリングで高速道での帰路で事故渋滞が無かったのは初めて?と思うほど、これまでは多かったのです。
談合坂から小仏トンネル付近までやや自然渋滞になりましたが、30分ほどで切り抜け、あとは所沢ICまで一気に走りました。
今回のツーリングは曇り空ながら、迫力の御嶽山、壮観なアルプス風景を堪能。
山国・信州の醍醐味を十分に味わえました。
最近楽しんでいる「スカイライン&ピストンロード」ツーリング。
こんなシチュエーションのゴールは格別の場所ばかり。
「いやいや、行きも帰りも同じロードを走り、つまらないのでは?」と思っている皆さん、そんなことはないのでは?
登りで見るのと、下りながら見るのでは違う風景の表情を楽しめることもありますが、それ以上に行きのわくわく感、帰りのしみじみ感を味わうことにこのツーリングの楽しさがあります。
こういうのが「旅」だと思うようになりました。
ブログでも時々「旅情」というワードを使いますが、英語で言うと「the emotions of a traveler」。
こんな思いを抱かせてくれるのがmountain paradise信州だからこそ。
これから秋のゴールデンシーズンが始まります。
山ツーリングの旅情を味わうには最高の季節ですが、最近の週末は曇りOR雨が続いています。
秋への移ろいを体感するツーリングに繰り出したい~!
バイクツーリング is fun!
週末×秋晴れ以外は何も要らない!と四六時中想っているchizuo_riderでした。
★どんより空の下、中央アルプスを眺め、壮大さに感動しているものの、秋晴れの下で眺められたら。。。のpicでした。
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