真夏の山形蔵王1泊ツーリング【2日目②/豪雨&濃霧編】濃霧に包まれた磐梯吾妻スカイライン

2021年8月6日(金)・7日(土)で蔵王エコーラインを目指し、CBR650Rと走ってきた山形蔵王1泊ツーリングの2日目のフィナーレ編です。

1日目は磐梯山ゴールドライン~西吾妻スカイバレー・爽快ツーリングから、山形に入ってからは米沢&山形城址の猛暑お城観光、というメリハリの効いた旅(^_^;)

2日目はツーリングの目的ロード・蔵王エコーラインから始まり、今回の磐梯吾妻スカイラインを走る垂涎の旅程(^O^)

ただ、この磐梯吾妻スカイライン編は豪雨と濃霧との闘いでした。

終わりよければ、全て良しとなればいいのですが。。。(;^_^A

真夏の東北ツーリングMAP【2日目】

【2日目①】
Ⓐ蔵王国際ホテル
~蔵王エコーライン
Ⓑ蔵王刈田山頂駐車場

【2日目②】※今回の道程です
Ⓒ道の駅 七ケ宿
Ⓓ七ヶ宿ダム展望公園
Ⓔ道の駅 国見
~東北道~磐梯吾妻スカイライン
Ⓕ浄土平ビジターセンター
Ⓖ東北道・二本松IC
(~東北道~圏央道~関越道・所沢IC)

 

蔵王の南に位置する七ヶ宿へ

前回のブログで蔵王エコーラインを走り終え、今回は旅の最後のロード、磐梯吾妻スカイラインを目指していきます。

この辺りからYahoo雨雲レーダーを頻繁にチェック。

小雨の青から豪雨を示す赤エリアが行く先に点在する状況を確認し、少なくとも豪雨に鉢合わないようなルーティングを意識して進みます。

曇り空の中、R457を南下、途中で出会ったトウモロコシ畑とパチリ。

蔵王の南を走るR457のトウモロコシ畑with CBR650R

しばらく走り、南蔵王七ヶ宿線/r51に入っていくと、少しずつ標高を上げていく林間コースになっていきます。

南蔵王七ヶ宿線/r51の林間コースにてwith CBR650R

途中開けた場所があり、スキー場?と思ったら、南蔵王不忘高原牧場という牧場でした。

南蔵王不忘高原牧場にてwith CBR650R

綺麗に整備された牧場ですね~

次の目的地、七ヶ宿湖エリアに到着。すでに小雨がパラパラ降り出したため、湖に隣接する「道の駅七ヶ宿」で一休みします。

蔵王の南に位置する七ヶ宿湖に隣接する道の駅七ヶ宿にて

見上げると不吉な空模様・・・、再び雨雲レーダーを確認すると、間近に真っ赤なエリアが迫ってました。

蔵王の南に位置する七ヶ宿湖に隣接する道の駅七ヶ宿の豪雨が迫っている空模様

iPhoneで見た雨雲レーダーの画面を撮っておいたらわかりやすかったですね。

CBRがしっかり雨宿りできる場所は無かったので、道の駅の建物の壁に密着状態で停めさせてもらい、これから来る豪雨に備えます。

ほどなく雨が強くなり、瞬く間に荒れ狂う豪雨状態へ~😢

蔵王の南に位置する七ヶ宿湖に隣接する道の駅七ヶ宿で遭遇した豪雨

ここも動画を撮っておけばよかった・・・

道の駅の屋根のある廊下のベンチでこの豪雨を眺めながら休憩。

隣のおばあちゃんが「すごい雨ですね~」「バイクの旅ですか?運が良かったですね」と話しかけられ、雨雲レーダーの話はせず、「ほんとですね~」(^O^)

30分ほどで止んでくれたので、バタバタと出発。

最近ダム湖を訪れたら必ずやってしまう、ダム湖の最奥に架かる橋でのセンタリングショット・雨上がり編~♪

七ヶ宿湖に架かる七ヶ宿大橋でのセンタリングショットwith CBR650R

雨はあがりましたが、どんより空は変わらず・・・

七ヶ宿ダム展望公園へ移動、早速きれいに整備された公園でパチリ。

七ヶ宿湖展望公園with CBR650R

ダムの上は走れなかったので、少し遠めからダム方面を眺めたpicです。

七ヶ宿湖ダムの眺めwith CBR650R

この先も雨雲レーダーをチェックすると、相変わらず豪雨エリアが点在する中、磐梯吾妻スカイラインはぎりぎりセーフだったので、最短ルートで向かうことに。

R113からr46に入り、コンディションの良くない1.5車線ロードを走り、山間エリアから国見の市街まで下りていきます。

七ヶ宿湖から国見までの近道r46の風景

しばらく走っていくと、突然、連なる赤の鳥居に出会います。

r46で突然出会った連なる紅い鳥居with CBR650R

GoogleMapで確認すると、この場所には○○神社などのプロットは無く・・・

地元の人しか知らない秘密の鳥居でしょうか?

旅の途中のこんな出会いは大歓迎!\(^o^)/

ここはそのまま出発、その先のつづら折りで一気に標高を下げていくルートに。

片側通行の工事中が多かったのですが、視界が抜けているポイントで1分以上の信号待ちの間にパチリ。

峠道・白石国見線からの工事中越しの国見の街並み

「道の駅 国見」で二回目の雨宿り

国見の市街まで下って、東北自動車の下を横切り、R4を左折、GSでガソリン補給した後にR4沿いにある「道の駅 国見」で休憩します。

市街地の国道沿いに立地するだけあって、かなり広目の道の駅でしたが、広いわりに屋根付きの駐輪場が無く、仕方なく誘導されるままに駐輪。

R4沿いの道の駅 国見の駐輪場にてwith CBR650R

福島県は桃の産地ということで、道の駅でも販売会をやってました。

「道の駅 国見」の桃の販売会場にて

屋内のベンチで再び雨雲レーダーを開くと、豪雨エリアを示す赤いポイントが国見に近づきつつあることを確認。

しばらくここで豪雨をやりすごすことにして、誘導員のおじさんに「屋根付きの場所に移動させてください!」とお願いしたら、屋根付きの端に停めることを許してくれました(^O^)

移動して間もなく、ド派手な豪雨が襲来・・・

「道の駅 国見」で豪雨の雨宿り中のCBR650R

壁が無い場所なので、30分ほどの豪雨の後にCBRを見ると、水浸しの状態でした(-_-;)

それでも雨ざらしになるより全然マシです。

しばらくして豪雨がおさまり、空を見上げると、豪雨を降らす濃厚な雨雲がゆっくり遠ざかって行きました。

「道の駅 国見」にて遠ざかっていく豪雨を降らす雨雲を見上げる

結局、2回の雨宿りで1時間以上も費やしてしまいました・・・

まぁ、これも旅の奥深さなんでしょう(^O^)

行く方向は晴れ間が差しており、最後の道程に期待しながら、道の駅を後にします。

「道の駅 国見」にてこれから向かう方向の晴れ間の空模様を見上げる

最後の道程「磐梯吾妻スカイライン」へ

時間稼ぎということで、東北自動車道・国見ICから、福島大笹生ICまで20キロほどを高速移動。

フルーツライン/r5を走り、最後の道程「磐梯吾妻スカイライン」へ向かいます。

フルーツライン/r5のおだやかなロード風景

手前の空は青空が見えているものの、これから向かう山間部には雲がかかっているのがちょっと気がかりですが・・・(-_-;)

福島吾妻裏磐梯線を右折、いよいよ2年前に訪れた磐梯吾妻スカイラインへ入っていきます。

つづら折りをぐんぐん登っていくと、先ほどの晴れ間はどことやら~。蔵王お釜の時と同じような濃霧が立ち込めてきました。。。

磐梯吾妻スカイライン「つばくろ台」にて濃霧に包まれるCBR650R

走行も危険な状態になってます( ;∀;)

ここまで来てUターンするのもなんなんで、ゆっくり直進。

30キロほどのスピードでないと、走るのが怖い感覚です(-_-;)

しばらく走り、霧に包まれたメジャーポイント「磐梯吾妻スカイライン展望台」でCBRを停めてパチリ。

磐梯吾妻スカイライン「展望台」にて濃霧に包まれるCBR650R

くそー!絶景が全く拝めない・・・

と文句を頭の中でつぶやきつつ、これも一期一会の風景かぁ~と前向きに考えることにして、先へ進みます。

お次のポイント「天狗の庭」でも霧に包まれた状態での記念ショットです。

磐梯吾妻スカイライン「天狗の庭」にて濃霧に包まれるCBR650R

読んで頂いている皆さん、絶景をお見せできずにすみませんm(__)m

さらに標高を上げると濃霧状態は変わりませんが、微妙に明るくなってきました。

これはもしかして・・・淡い期待をしつつ先へ進みます。

磐梯吾妻スカイラインの濃霧に包まれてワイルドな風景が拝めないロード風景with CBR650R

おっ!霧の間から空がほんのちょっと顔を出してます。

磐梯吾妻スカイラインの濃霧に包まれてワイルドな風景が拝めないロード風景with CBR650R②

その先もだんだん明るくなってきました!

磐梯吾妻スカイラインの濃霧に包まれてワイルドな風景が拝めないロード風景with CBR650R③

お気づきかもしれませんが、すでに夕刻に近づきつつあるのと、この濃霧状態で磐梯吾妻スカイラインを走る車はかなり少なく、ロードの真ん中に立ってpic撮り放題です。土曜の磐梯吾妻スカイラインではなかなか希少性のある状態かもしれません。

走ってきたCBR後方は相変わらずの濃霧ですが・・・

磐梯吾妻スカイラインの濃霧に包まれてワイルドな風景が拝めないロード風景with CBR650R④

この濃霧さえなければ、磐梯吾妻スカイラインのハイライトポイントを独占なのにぃ~(;∀;)

ちなみに晴れていればこんな風景が広がってます(;^_^A

福島市観光ノートの磐梯吾妻スカイラインのpic

※福島市観光ノートの<磐梯吾妻スカイライン>ページより

そんなこんなで浄土平ビジターセンターに到着。

完全な濃霧状態ではなくなったものの、なかなか青空が姿を見せてはくれません。

中々雲が晴れない空模様の磐梯吾妻スカイライン・浄土平ビジターセンターにてwith CBR650R

蔵王エコーラインのお釜の時のような雲が晴れることを期待しつつ、しばらく休憩。

明るくなってきていることは間違いないのですが、雲が中々どいてはくれませんでした。

ちょっとだけ明るくなってきて、同じ山を眺めたら・・・

中々雲が晴れない空模様の磐梯吾妻スカイライン・浄土平ビジターセンターにてwith CBR650R②

山の表情が変わっているではありませんか~!

センシティブ?ダイナミック?表現が難しいですが、山の壮観な風景を垣間見ることができて、少し励まされた感じです。

CBRの反対側の風景を見ると、より明るくなっていましたが、浄土平では青空はあきらめて、出発。

中々雲が晴れない空模様の磐梯吾妻スカイライン・浄土平ビジターセンターにてwith CBR650R②

下っていくほどに、天候は少しずつ回復するも、 一気にゴール(南側入り口)まで走り抜けました。

ここまで下ると濃霧は消え去り、雲の合間からはっきりと青空が顔を出してくれました。

ついに青空が見えた磐梯吾妻スカイラインの南側入り口にてwith CBR650R

2年前に磐梯吾妻スカイラインを走った時はこちらから入りましたが、この「日本の道100選」の看板を見た時は心が躍ったのを覚えています。

天候がイマイチだったものの、今回は走り終えて、帰路に向かう寂しさが込み上げてきました。。。

ちなみに磐梯吾妻スカイラインの情報はこちらまで。

福島市観光ノート<磐梯吾妻スカイライン>

帰路へ・・・

走破した充実感と共に、スカイラインを後にして、東北道まで最短の二本松ICへ。

R459をひた走り、1時間ほどでIC付近へ到着、GSでガソリン補給と近くのセブンイレブンに寄ります。

そういえば、豪雨などの天候に翻弄され、ランチを食べていないことに気付きました。。。

セブンイレブンでおにぎりとスポーツドリンクを購入、食事タイム。

一休みしながら、再び雨雲レーダーを確認、この後は少なくとも豪雨は無さそうです。

ホッとしながら出発、と言っても埼玉自宅までは3時間はかかる道程なので、100キロ巡行でマイペースの高速走行。

一気に休まずに埼玉に入り、羽生PAで休憩です。

PAと言ってもSAサイズの羽生PA、上りで寄ったのは初めて。

駐輪場はCBR1台のみでした。

東北道・羽生PAでCBR650R1台のみの駐輪場にて

辺りはすでに陽が落ち、ナイツーの風景ですね。

このPAでサプライズだったのはPAらしからぬ建物の外観~♪

東北道・羽生PAのネオ・クラシックな建物外観にてwith CBR650R

照明効果もあって、川越の古き街「小江戸」の雰囲気です(≧▽≦)

今回の旅の最後のpicとなりました。

エピローグ/真夏の蔵王エコーライン~磐梯吾妻スカイラインを走り終えて

羽生PAを出発した後は東北道~圏央道~関越道・所沢ICで帰宅。

往復920キロの旅が終わりました。

昨年の8月は週末の悪天候が続き、真夏の一泊旅は行けずじまい、今回は2年ぶりの真夏一泊旅でしたが、酷暑、豪雨、天候の急変ぶりなど、一段と日本の真夏の猛威ぶりを体感したツーリングでした。

・37度の熱風を浴びながら走り、盆地の酷暑を体感した山形市へ向かう東北中央自動車道

・晴天から濃霧&雨に一気に激変した蔵王エコーライン

・Yahoo雨雲レーダーをチェックしながら、2度の豪雨をやり過ごした二つの道の駅

・速度30キロほどでないと、走るのがちょっと怖かった、濃霧の磐梯吾妻スカイライン

走っているときはそれなりに大変でしたけど、今にして思えば楽しい思い出です(^O^)

日が長く、ロングツーリングにもってこい、という観点でも、真夏のツーリングはやめられません・・・(;^_^A

p.s.汗をかいたあとの温泉&お酒も(笑)

なんか夏の旅って、心に残りませんか?10代の夏休みの旅、のような感覚です。

50代に入って、体力減退も実感していますが、何とか週末の10キロランニングでしのいでます。

2019年3月に大型取得、4月にCBR購入で、少しずつ距離を伸ばし、日帰り500キロ、一泊旅1000キロまで走れるようになり、走りたい欲は増すばかり(;^_^A

東北方面で更に北を目指すには、一泊ではそろそろ限界かも。来夏は二泊にトライかな?

すでに8月も終盤、コロナ感染拡大は収まる気配もないので、しばらく埼玉越境のロングツーリングはお預けですね・・・

しばらくは秩父あたりの埼玉内散歩を楽しむことにします。

バイクツーリング is fun!

来週でワクチン2回目接種完了、コロナ収束を期待しつつ、秋のロングツーリングに向けて、計画でもしようと思っているchizuo_riderでした。

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