2021年10月2日(土)、信州・中信エリアの木曽路/中山道の古き街から、雄大な自然の乗鞍岳を目指し、一般車で行ける最高地点、三本滝を目指すツーリングに CBR650Rと出かけてきました。
先週の東信ツーリングで信州の良さを再認識し、秋の信州の四信エリアをまわってみたくなったのが、今回の旅を決めた理由です。
ただ、これまでの異常気象の爪痕が各所に残り、数カ所の通行止めに遭ってしまいました。
後述しますが、目的地を変えなかったため、すご~く遠回りの旅程となる始末。。。😥
まぁ、これもいい旅の思い出です😅
臨機応変に変更?一度決めた目的地は変更しない?で、迷ったのですが、旅に正解なし、ということで。。。
早速、綴っていきますね。
乗鞍岳を目指すツーリングMap(すごく遠回りしてるMapです(汗))
(関越道・所沢IC~圏央道~中央道)
Ⓐ長野道・岡谷IC
Ⓑしだれ栗森林公園付近 ※その付近の通行止めでUターン
Ⓒ木曽漆器の街 平沢
Ⓓ道の駅 奈良井 木曽の大橋
Ⓔ志めと(食事処)※その先の通行止めでUターン
Ⓕ道の駅 今井恵みの里
Ⓖ三本滝駐車場 ※一般車で行ける最高地点
Ⓗ長野道・松本IC
そこからいつもは中央道~圏央道~関越道ルートですが、中央道が渋滞していたため、長野道~上信道~関越道ルートで帰宅
関越道・所沢ICから長野道・岡谷ICへ
緊急事態宣言が明けた最初の週末土曜日ということで、渋滞を避けるため、早朝5時に埼玉自宅を出発。
明け方の自宅近くの朝空。予報通り、いい天気のようです!
いつもの所沢ICから圏央道を走り、中央道との八王子JCTに向かうと、圏央道の電光掲示で八王子~相模湖まで渋滞中とのこと・・・😥
朝6時でも渋滞するほどの緊急事態宣言明けなのか???と思いつつ、向かうと、JCT手前で事故渋滞であることが掲示板で判明。
JCTを抜け、中央道に入ると、JCTからそれほど遠くない場所での事故だったので、時間のロスはそれほどなく、渋滞を突破することができました。
車2台とハーレーらしきバイク1台が停まっており、それぞれのドライバーらしき3人がスマホとにらめっこしていたので、重大な事故ではなかったようです。
中央道・談合坂SAで最初の休憩。雲一つない秋晴れの空に心が躍ります。
駐輪場は満杯かと思いきや、満杯一歩前の状態でした。
100キロほど走り、諏訪湖SAで次の休憩。
アドベンチャー系バイクを中心ににぎわってましたよ。
最初に走った「塩嶺王城パークライン」で早速通行止め・・・
岡谷ICで高速を降りて、最初に向かった「塩嶺王城パークライン」。昨夜にGoogleMapで見つけました。その入口で残念な看板が~😢
のっけからこれか~とがっくりしつつも、まだ旅の序盤、気を取り直しつつ、せっかくなので、行けるところまで走ってみることに。
パークラインに入っていくと、展望広場的な小さな駐車場があり、そこから見えた風景がイケていたので早速パチリ。
逆光ながら、諏訪湖とコラボすることが出来ました!入口でUターンしなくてよかった~😄
この風景との出会いで満足しつつ、しばらく走って、通行止め手前でUターンします。
ちなみにこのパークラインは片側一車線でこんなロード風景。しっぽり走ってきました。
R153~r254を走る
パークライン入口まで戻り左折、r254を流していきます。
里山を走る爽快ロードでした~♪
R153で左折、しばらく走っていくと道路に架かる鳥居発見。
r254からR153に入る場所にあった矢彦神社という神社の第一鳥居でしょうか?
僕にとっては木曽路の入口って感じです😊
その先でいい雰囲気の建物があったのでコラボさせて頂きました。
小野宿問屋という旧家の県宝の建物だそうです。
その先で右折、再びr254を走り、R19へショートカットします。
最初は2車線ロードでしたが、山中に入っていくと1~1.5車線の狭路&悪路に・・・
このpicに続くエリアが本格的な悪路となっており、時速30キロ以下×3速以下で慎重に走っていきます。。。
早く抜け出したい一心でpicは撮ってませんが、ヘルメットの中で「まじか~」とつぶやくほどでした。
R19/旧中山道の古き街を行く「平沢」「奈良井宿」
漆器の街「平沢」
なんとかR19に到達すると、国道らしい快走ロードに。しばらく走って平沢北交差点を右折、旧中山道に入っていきます。
旧中山道は昔ながらの街並みが残るエリアも多く、先ずは漆器の街として有名な「平沢」を流します。
白壁の綺麗な建物が道の両側を飾るエリアに入ると、早速パチリ。
重要伝統的建造物群保存地区の建物だけに外観も美しい~😍
その先の「丸豊漆器店」さんとも記念撮影させて頂きました。
街並み全体を引いて撮っておけばよかった。。。
お店はまだ開店していない時間帯でしたので、ゆっくり流しながら、平沢を後にします。
昔ながらの宿場町「奈良井宿」
R19に戻り、奈良井宿の看板を右折、再び旧中山道に入っていくと、今までと雰囲気の違う建物がありパチリ。
漆器店ながら先ほどの平沢にはなかった石造りの丸山漆器店さんというお店でした。
その先にJR中央本線「奈良井駅」があり、このローカルな雰囲気に思わずほくそ笑んでしまいました。。。😊
CBRを置いて、中央線で旅したい気分になります😅
この駅の先の通りが「奈良井宿」となっていますが、一般車は通行禁止ということで、その直前で記念撮影です。
奈良井駅と隣接する駐輪場もあったのですが、奈良井宿に来たら記念撮影したい場所があり、移動。
奈良井宿のシンボル?「木曽の大橋」です。この橋のデザインがイケていて、何枚もパチリしてしまいました😅
この橋の手前が駐車場になっており、その端にCBRを停めて奈良井宿の散策開始。
この橋を渡り、信州本線の下を横切る狭い通路を抜け奈良井宿に入ります。
木造りの橋は気を踏みしめる感覚が心地よかったです。
高架下通路(高架ではないですね・・・)はご覧の通り頭上注意!このショートカットがあるおかげで大橋の駐車場からはアクセスはすごく便利になってます。
宿場に入ったあたりは静かな雰囲気。
先に進んでいくとお店も増え、少し賑やかになっていきます。
宿場町ともあって、宿もしっかりありました。
まだお店も開店し切れていない朝の時間帯でしたが、開いているお店でつい買ってしまいました。。。😅
宿場の詳しいレポートはほかのブログに譲り、奈良井宿を後にします。
ちなみに奈良井宿のオフィシャルサイトはこちらです。
乗鞍岳を目指したものの・・・
R19を南下、乗鞍岳三本滝への最短ルートはr26右折ですが、今年に入って走っているルートなので、少し先の「きさらぎの道」を右折します。
しばらく走ると、ロード沿いに水は少なめですが綺麗な池がありパチリ。
GoogleMapでは「あやめ公園」とあり、季節にはあやめが咲き誇りそう。
r26に負けるとも劣らない快走ロードぶりのきさらぎの道をばびゅ~んと北上していきます😊
r26で想定外の通行止めに遭う
r26に合流し左折、さらに北上していくと、見たくは無かった看板が・・・😭
事前に各行政のサイトを調べたものの、それほど標高が高くないこのエリアまでは調べませんでした。
ちなみに事前のルート計画はこちらです。
赤↑がゴールの三本滝、中央の赤線ルート「上高地乗鞍スーパー林道」については通行止めであることが事前にわかっていたので、青線ルートの「乗鞍岳線/r84」で三本滝に向かう予定でした。
が、右下の赤✖が先ほどの通行止めポイント・・・。
とりあえずUターンし、どうしたものか・・・と考えつつ走行していたので、これはまずい!と思っていたら、r26のロード沿い「新そば」ののぼりが立っている「志めと」さんというお食事処を発見。
時間も11:30だったので、作戦会議(ひとりですが会議です😅)を兼ねて、少し早めの昼食を取ることにしました。
お店に入ると、元気のいいおばちゃんが出てきて、注文を催促されたので、新そばのざるそば+とろろセットを注文。
ちなみにこのようなお店でおばちゃんから「お兄ちゃん」と呼ばれるんですが、ちょっと違和感・・・😅
最初に運ばれてきたのは、この土地で採られたとしか思えない前菜が2皿。
つまむとこれがあまざっぱりしていて美味~。
運ばれてきたざるそばはなんと2ざる~😆
新そばの食感たっぷりのお蕎麦を美味しく&たらふく頂きました。
「志めと」さんは食べログでは3.05でしたが、GoogleMapでは4.1でした。食べログページはこちら。
食後にiPhoneでGoogleMapとにらめっこしながら一人作戦会議、ゴール変更か、変更なしか迷いつつ、結果「ゴール変更なし」にしました。
そのかわり大きく変更を余儀なくされるルート。
ちなみに当初の三本滝まではこの「志めと」さんからは45キロ(先ほどのMapの青線)。
今回のルート変更では大きく遠回りせざるを得ないので、82キロと二倍弱・・・(時間は1時間から2時間と完全に2倍!)
これも旅の醍醐味、ということで、新たなルートを経験できる!と前向きに考え出発します。
変更後の塩尻~松本市街まで戻り、R158を辿るルートへ
塩尻~松本市街まで戻らないといけないルート変更でしたが、北アルプスを眺められるこのエリアは好きな場所の一つ。
GoogleMapでの最短ルートを辿って走っていきます。
R19は幸いなことに渋滞もなく、高速で走り抜けられました。
塩尻市街手前で左折すると、黄金色の田んぼ沿いへ。
広い空と山と黄金色の田んぼ・・爽快~!の一言。
その先は2車線となり多分「アルプスグリーン道路」を走ってます。
アルプスの山に囲まれた一大空間が広がっているのがよくわかりますね。
「志めと」さんでGoogleMapを見ていて、走ろうと思った「愛ビタミンロード」に入ります。
愛ビタミンロード、というネーミングセンスは賛否両論あると思いますが、僕は好きです😁
先まで走り、Uターンして戻ってきたところで、北アルプスの麓をバックにパチリ。
遠回りしてよかった~と思える一枚です。
アルプスグリーン道路の看板を見つけて、こちらも収めておきます。
塩尻市~松本市エリアのルートはあちこち走ったので、冒頭にUPしているGoogleMapはリアルなルートではなく、最短のルートになっています。
拡大してみると、アルプスグリーン道路や愛ビタミンロードが載ってますので、よろしければ。
R158に入ると、一気に田園から山岳風景に変わっていきます。
岐阜方面への下りはそれほど混んでいなかったものの、ペースの遅い車が集団の先頭を走っていたため、ゆったりペースで走っていきます。。。😓
こんな集団を後方で走っていると、じりじり感があふれてきますが、自然を味わって走れ、ということで。。。
乗鞍岳線/r84で三本滝へ
R158のいくつものトンネルを抜け、乗鞍岳線/r84を左折し、ようやくゆっくりペースから解放。風景も一気に解放感が広がります。
気を取り直して、標高を上げるルートを走っていきます。
途中、道路工事の信号待ち区間を経て、さらに標高を上げて、林間コースになっていきます。
そんなこんなで、三本滝に到着~
標高1800mほどなので、かなり上がってきました。
一般車通行止めのゲートにて。
標高を上げたので、紅葉感を期待しましたが、紅葉手前の黄緑が混在する風景でした。
このゲートまで来たら、乗鞍岳の雄姿が拝めると思ったら、ダメでした・・・
でも一般車の限界ポイントまで来た、という状況に満足😌
ちなみにどこからが「乗鞍エコーライン」なんだろうか・・・
CBRを三本滝レストハウスの駐車場に停めて、しばし散策。
外観からわかるようにお店はやってませんでした。(閉店?)
山岳ワインディングではおなじみのロードバイカーを何人かお見かけしました。
このワインディングを人力で登っていくモチベーションにはいつも脱帽します。
CBRを停めた前面に開拓当時の石碑?がありました。光輪でちょっとわかりづらいですね。。。
自動販売機はあったので、オロナミンCを購入して、レストハウスのベンチでしばし休憩。
ふとGoogleMapでここから自宅までの距離を確認すると、300キロ。。。😓
長旅の帰路への体力を復活させて出発します。
最後にレストハウスの反対側のグリーンウォールとの記念ショットです。
乗鞍岳線を下って行き、山岳林間コースから複数の宿エリアの上高地乗鞍スーパー林道の交差点近くで、ふと後方を眺めると、彼方に乗鞍岳が・・・
行きを走っていた時に発見し、帰りに収めようと思った風景です。行きよりも逆光になってましたが、神々しさにちょっと感動~🥺
CBR横の山肌は緑から黄緑へ、そして一点だけ紅葉のある風景を見つけ、旅の最後の記念ショットとしました。
◇
GoogleMapで帰りの高速ルートを確認すると、中央道は相模湖エリア付近でいつもの渋滞が発生しており、10キロほど距離は長くなるものの、上信道経由の方が早く帰れるとのことだったので、上信道経由で帰路に着きました。
◇
先週の東信ツーリングに続き、今回の中信ツーリングはちょっと中途半端でしたが・・・、この挽回を込めて、更なる信州満喫の旅をこの秋に出かけようと考えてます。
◇
それにしても、標高が高くない場所でも通行止めが発生していることを再認識した旅でした。
ということは旅の道程の行政サイトを全部確認しないといけないということか。。。
行政ごとでしか確認できない通行止め情報の上、各HPはほんとわかりづらい。。。😥
全国ロード・リアルタイム通行情報サイトを立ち上げたら、全国のバイカーに重宝されるだろうな、なんて思ったりしました。
全国の行政に参加をお願い?いやいや、全国のバイカーに情報共有をお願い?
結構マジで考えようかな?
◇
◇
バイクツーリング is fun!
通行止めトラブルにもめげず、秋の信州ツーリング最高~!としみじみ思うchizuo_riderでした。
コメント
コメント一覧 (2件)
ちずお様
相変わらずの力作のブログ更新、お疲れ様・ありがとうございます!
そうですよね、公共インフラの最たる道路の状況ぐらい、何等かのデジタル
ツールでリアルタイムに情報提供があってもよい時代ですよね。デジタル庁
に期待します。
過去に経験のない災害や気象(もう異常とは言えません)が日常となった世の
中ですから、こうしたスピーディな情報展開が必要だと思います。(少々脱線
のし過ぎで失礼しました。)
それにしても、すごい頻度でのツーリング敢行ですねぇ。奥様対策は大丈夫
でしょうか?(大きなお世話です。)
赤字代理人さん
いつもコメントありがとうございますm(__)m
たしかにデジタル庁に期待しましょう!
ツーリングについては週末しか行けないスケジュールにすべてをかけてます(笑)
奥さんは別の趣味をもっており、何の文句を言わずバックアップしているため、何とかクレーム最小限で済んでおりますよ(苦笑)