2022年6月18日(土)、梅雨の合間の週末に福島west横断ツーリングに出かけてきました。
と言うか、梅雨が明けてしまいましたね(^◇^;)
暑さと豪雨、これからが思いやられます。。。(涙)
話を戻して、今回のツーリングは東北道・白河ICから関越道・小山ICまで、福島西部を横断し、新潟に入る下道200キロ超えの計画です。
ハイライトはなんて言ってもR252田子倉湖沿いを走る「六十里越」を越えるルート。
でしたが、なんと新潟に入る六十里越トンネルの手前で通行止め。。。
白河ICから下道150キロかけて到達した最後のハイライトを楽しむ手前にUターンを余儀なくされました_| ̄|○
僕の中での史上最大のピストンツーリングとなり、16時過ぎにUターンポイントから、高速ICまで最短の120キロ下道の道程を暗闇の中のワインディングを走る結果に(T ^ T)
ということで、タイトルの「新潟」にはいけなかったので、「幻」をつけました(^^;;
今回は最近ご一緒させてもらっているNさんとのツーリング、僕が事前確認を怠ったためにハードな道程となってしまい、Nさん、ほんとスミマセンでした!m(_ _)m
でも今回みたいなツーリングは思い出に残るんだろうな・・・(-。-;
福島westツーリングMap
(外環道・和光北IC~東北道)
Ⓐ東北道・白河IC
Ⓑ道の駅羽鳥湖高原
Ⓒ羽鳥湖展望台
Ⓓ大内宿
Ⓔ只見ダム石碑
Ⓕ六十里越トンネル手前で通行止め・・・
Ⓖ道の駅きらら
Ⓗ東北道・西那須野塩原IC
(東北道~外環道・和光北IC)
緑の羽鳥湖高原へ
外環道に乗る前のコンビニでNさんと待ち合わせ。
実はここでもポカをやらかしてまして、僕が二度寝してしまい、待ち合わせに30分も遅刻する始末。。。
Nさんに平謝りして出発しますm(._.)m
外環道から東北道に入り、上河内SAで一休みした後、白河ICで高速を降ります。
ここまで約200キロを走ってきたため、高速降りてすぐのGSでガソリン補給、この後の下道200キロ予定の道程に備えます。
最初の目的地「羽鳥湖高原」までのr37は超快走路。
緑の田園風景の中を走る2車線快走路をの〜んびりと。
しばらく走り、登りが増えてくると同時に緑の山間の風景となり、さらに気持ち良く流していきます。
少し開けたエリアもありました。凸凹の崖を強引に固めた感じ・・・
羽鳥湖高原エリアに着いたようです。
程なく「道の駅羽鳥湖高原」に到着、まだ先は長いということで、トイレ休憩して出発。
記念の石碑とのショットは忘れずに~(^^)
羽鳥湖の西側沿いを北上、湖の風景はほぼ見えない代わりにここでも緑の木々に囲まれたグリーンロードを走っていきます。
湖の北側の羽鳥ダム上の橋にて。
湖側〜
山側〜
ダム上ほど開放的な空間はないですよね。
ダム上を走れる時はいつもこの3点セットでpicを収めてしまいます(^o^)
その先のR118を右折し、小さな花壇と羽鳥湖方面を見下ろせる開放的な羽鳥湖展望台へ。
この展望台にはバイクや車が次々と訪れてくるので、先ほどの展望台の中央ポジションを早々に空けて出発します。
ここまでの快走&緑ロードに満足しつつ、この先の期待感もあり、ぎゅいーんと!
大内宿で初ねぎそば
開けた山間の中、R118を西へ走っていくと、山の規模が大きくなっていくのがわかります。
同時に緑も濃くなってきた〜\(^^)/
R118とR121がぶつかるT字交差点を左折、R121に入って一瞬車通りが多くなったものの、すぐr329を大内宿方面へ右折。
再び山間へ。
程なく大内宿に到着。手前の駐輪場にバイクを停めて散策することにします。
以前に訪れた時はコロナ前の日曜日ということもあって激混みだった記憶がありますが、今日の土曜はそれほどでもないようです。
時計を見ると11:30になっており、お腹も空いてきたということで、ランチを取ることにしました。
大内宿でランチといえば、ねぎそば、ですね^_^
有名な「三澤屋」さんを通り過ぎ、「こめや」さんというお店に入ると、いい感じの縁側の席について、ねぎそばとずんだもちとみそ田楽という黄金トリオを注文〜♪
ねぎそばはご存知の通り、ネギを箸代わりにして食べるのですが、実は初めての経験。
最後に生のねぎをかじって食べるのはちょっとキツかったです。。。(~_~;)
でも和的な食感と蕎麦との相性は良く、蕎麦とみそ田楽とずんだもちでちょうどお腹も満たされた感じでした。
こめやさんの情報はこちら → こめや食べログページ
緑深き奥会津を走る
大内宿を出発、r131を南下していきます。
R121は国道ということで車だけでなく、バイクも多く通る道ですが、すぐ近くの県道でこんな爽快ロードがあるのにバイクとは1台も出会わず。。。
勿体無いなぁ〜と思います。
途中で風格ある巨木と出会いました。
樹齢1,000年の大ケヤキで、「八幡のケヤキ」という名前がついていました。
ほ〜ら、県道にも見応えある風景はあるものです(⌒▽⌒)
さらに県道r346に入り、緑の風景を堪能しながら、のんびり流していきます。
小さいながらも清流沿いを走り、爽快度U〜P!
途中、ロードコンディションが悪くなっても、、、
すぐ持ち直します。
R400に入るとさすが豪雪エリア、雪止めの柵が続くロード風景に。
国道から側道を見つけ、入っていきます。
言っときますが、国道が嫌いなわけではないですよー^^;
せっかく遠出して、国道だけを走るのはなんか味が無くて。。。
走っていくと、1.5車線ながら周囲の自然の風景と同期しながら走れる心地よいロードでした~(´∀`)
途中、地元農家の軽トラ1台しか出会わず。。。
開けたストレートロードでパチリ~!
R401に入ると昭和村付近の市街地に出ます。
ここまで来て市街地を走るのはどうかということで、事前にGooglemapで見つけた矢ノ原湿原方面に入っていきます。
道端の「キケン」の看板が気になりつつ・・・(・・;)
1.5車線が続く山間ロードをここでもの〜んびりと。
途中、こじんまりとした湿原らしきエリアがありましたが、スピードを落として眺めながらスルー。
再びR401に入り西へ走っていくと、市街地から国道ながら1.5車線の様相に。
陰影のあるいい感じのロード風景になってきました~♪
うねうねのワインディングを抜け、
南会津町に入る新鳥居峠に来ました。
この峠picを撮る僕を撮るNさん^o^
峠からはそりゃ~と下って行きます。
山間部を抜け、T字交差点を右折、R289へ。
雪国の風物詩スノーシェッド、もとい、ロックシェッド現る!
いよいよ豪雪地帯に入ってきました~♪
ロックシェッドを抜けると日本原風景的な田園ロードに。
き、気持ちイイ~!( ̄∇ ̄)
夏色に染まる山と田んぼとパチリ!
日本の夏はこうでなくちゃ^_^
東北の夏はこうでなくちゃ~(^_^)
延々と続く国道からまたもや逸れてみたくなり、伊南川を渡り、R289と並走するr360へ。
このr360がほぼ車が走っていない超のどかな県道でした。
県道にもスノーシェッドあり。(スノーとロックの違いがわからない。。。)
r360をひたすら西へ~
ほぼ直角のカーブを曲がり、再びR289へ。
R289に入ってすぐ只見川の手前を左折、川沿いをゆったり流していきます。
レトロな細い橋を渡り、再びR289へ。
今日は国道と県道をジグザグ走り、いい感じのMixができてますね^o^
R252六十里越雪割り街道を行く
R289に入り、すぐの只見ダムで一休み。
曇り空の中、只見湖越しに周囲の山と田子倉ダムが映えてました~♪
これからあの田子倉ダムを超え、いよいよツーリングのハイライト、R252六十里越のスタート〜!
日本屈指の豪雪地帯を抜けるルートだけあって、冬季通行止めが解除されたのは、先月の5月19日。
あの志賀草津道路は雪の回廊の中ですが、通行止め解除は4月下旬ということで、このR252の解除がいかに遅いかがわかります。
ちなみにこの区間の通称は「六十里越 雪割り街道」。
雪を割って走るということか・・・(^_^;)
只見ダムを後にして、早速六十里越の始まり〜♪
先ほど見えた田子倉ダムにもちょっとだけ寄ります。
ダムの駐車場より、彼方にそびえる連峰を望んでみました。
この初夏の時期ながら、山頂付近にはちょっとだけ雪渓が残っており、ここでもこのエリアが豪雪地帯かわかりますね。
六十里越の前にダム上でも記念ショット~o(^o^)o
それにしても人がいない・・・
今日は空いてるな~、とのんきに思ってました。このときは。
田子倉ダムから西はスノーシェッドだらけ。。。
さらに登り続け、
またもやスノーシェッド・・・
またまたスノーシェッド・・・
続くスノーシェッドをぎゅいーんと!
ハイライトの六十里越峠の手前でまさかの通行止め
そして、六十里越を超えるぞ~!と盛り上がっていたら、目の前に見たくはなかった風景が・・・
なんと通行止め!!!
というか立ち入り禁止✖✖✖
最初はこの風景の意味がわかりませんでした・・・
スマホでGooglemapを確認しようとしたら電波が弱く、確認できず。。。
はっきりしていることは一本道の国道のため、Uターンするしか選択の道は無し( ;∀;)
時刻は16時過ぎ。
何時間かけてここまで来たっちゅうねん!
とにかく帰宅するには東北道に戻らねば・・・ということで、Uターン。
今日は夏至の直前ということで一年の中で最も陽が長い時期、まだこの時期でよかった~、とNさんとお互いを励まし合ってこれまで走ってきたR252を戻ります。
ふと一本道のR252が通行止めなら、もっと手前でこの看板を立てるべきでは?
などと不満の気持ちが沸々と沸き起こりつつも、今更悔やんでもしょうがないですよね。
Nさんとある意味思い出に残るツーリングになるね~とポジティブに言い合いながら、自分&Nさん共に史上最大のピストンの道程を走っていきます。
気持ち的に戦国時代の撤退する局面に近いような?^^;
Nさんとこのピストンを楽しもう!とインカムで話しながら、ふと、このUターン中に後ろから車が走ってくることもない!と思い、このUターン中のR252で写真を撮りまくろう~、とパシャパシャ収めていきます。
先ずはスノーシェッドをバックに。
続くスノーシェッドを抜け、
行きはスルーした田子倉湖を見下ろせるポイントでパチリ。
さらにどりゃ~と下り、
今度はスノーシェッドに入る前にパチリ~
R289に入り、ガソリンスタンドで長引く撤退戦に備えガソリン補給。
Googlemapを確認すると東北自動車道までの最短ルートで120キロ!
まだけっこうあるなぁ、気を引き締めねば。
ふとガソリンスタンドで見つけたR252全面通行止めのお知らせ文・・・
「早く言ってよ~」(−_−;)
ガソリン満タンでひと安心、一番近い「道の駅きらら289」で帰りの作戦会議をすることにして出発。
相変わらずロード風景はいいんだけどなぁ~、なんて思いながら。
道の駅きらら289で下道最後の休憩です。
あらためてNさんとGooglemapを確認し合い、東北道の西那須野ICが最短ルートでここから75キロ。
時刻は17時過ぎ。ということは、まだ陽は明るいけど、高速入る前に暗闇必至・・・
まぁしょうがない。。。この暗闇ロードも楽しみましょう~!とNさんと話し、
そして一人じゃなくて良かったですね~とも。
ちなみに通行止めとなっていたポイントは下のmapの右上の「田子倉無料休憩所」。
ご覧の通り、六十里越峠まであともう少しのところなだけに、ほんと残念。。。_| ̄|○
気を取り直して、道の駅を「いくぜ〜!」と気合を入れて出発、途中で粋なトンネルをくぐり、
相変わらずの自然ロードを走りつつも、
徐々に暗くなり始めてきた感じ。。。?
そういえば今日はずっと曇り、せっかくこの時間まで走ってるので、サンセットを拝みたいなぁ、と思っていたら、なんと!
R121を南下していたら、夕焼けの風景が〜(*^◯^*)
本日唯一のお日様を拝めました!
お日様に激励された感じで、ちょっと感動(T . T)
その後太陽は山の向こうに隠れてしまいましたが、空が鮮やかなサンセットカラーに〜((o(^∇^)o))
暗闇の峠越えの前のご褒美かな?(╹◡╹)
その後サンセットカラーをしばらく楽しんで走れたものの、さすがに19時半過ぎには暗闇となり、R400ではハイビームにしながらのワインディング走行。
途中のカーブでは膨らみすぎて、危うくロードの外に膨らみかけたこともしばしば。。。
なんとか堪えて、西那須野ICに辿り着きました。
時刻は20時過ぎ。
ここまで来れば後は今まで通りの高速夜間走行です。
Nさんと安堵しつつ、まだ帰宅までは150キロ以上あるので、あらためて気を引き締めて出発。
途中の上河内SAで腹ごしらえ。
ラーメン&餃子をがっつり食べて元気も回復、帰路に着きました~
◇
今回は往復640キロ、想定外ピストンのため、下道だけでも270キロとハードな道程となりました。
国道とはいえ、山奥を走る、特に一本道の場合は事前の確認を怠るな!という良き教訓となった旅。
無事に帰れたから言えることですが、記録と共に記憶に残るツーリングにもなりましたよ。
後日に地元土木課に問い合わせたら、Uターンポイントのすぐ先の六十里超トンネルの手前の橋が雪崩のため崩落、復旧の目処も経っていないとのことでした。
行政の通行止め告知方法に不満がありながらも、ツーリングは全て自己責任なんだとも。
Nさんともリベンジするしかない!と復旧後にリベンジを約束。
今回のように思い通りにならないこともツーリングの楽しさなんだ、と思いつつ、このツーリングを思い返します。
◇
バイクツーリング is fun!
ツーリングの楽しさも辛さも表裏一体、をあらためて思い知ったchizuo_riderでした。
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