2019年10月5日、2回目の「日光霧降高原道路」から初の林道(もちろん舗装)「山王林道」トライ、日光の黄金ルート「金精道路」、群馬北部屈指の峠越え「奥利根ゆけむり街道」と「二車線快走&爽快ルート」と「1.5車線峠越え・修行ルート」を織り交ぜた栃木・群馬北部メリハリツーリングに行ってきました。
いろは坂からR120(金精道路~日本ロマンチック街道)で群馬沼田まで走り抜けるルートよりも、自然を堪能でき、楽しく走り甲斐のあるルートでおすすめです。
【前編】(栃木エリア)
2回目の霧降高原道路(24キロ)は前回「霧降」状態、今回は「晴れ」で爽快!
山王林道(22キロ)の荒れっぷりにさすが林道!と思っていたら、台風一過後だったことに後で気付きました。。。
【後編】(群馬エリア)
さすがR120「金精道路(33キロ)」は走りやすさ抜群!
群馬北部屈指の峠越えルート「奥利根ゆけむり街道(49キロ)」は比較的整備された1.5車線で走りやすく、山王林道と比べて開放的なルートで、今回一番印象に残りました。
CBR650Rのようなスポーツ系バイクでは山王林道はちょっと気合が必要・・・ですが、奥利根ゆけむり街道はぜひ走ってみてください。【後編】にて。
ツーリング全体としては、初秋の自然の景色は美しく、ルートは走り甲斐たっぷりの自然堪能ツーリングとなりました~。
日光霧降高原~山王林道~金精道路~奥利根ゆけむり街道・ツーリングMap
ⒶⒿ所沢IC
Ⓑ日光IC
Ⓒ大笹牧場
Ⓓ川俣湖
Ⓔ日光湯元
Ⓕ大清水小屋(尾瀬沼入口)
Ⓖならまた湖
Ⓗ道の駅みなかみ水紀行館
※【前編】下道Map
「霧降高原道路」:ⒶからⒷ(大笹牧場)まで
「r23」:Ⓓまでの横のライン
「山王林道」:ⒹからⒺまでの南下ライン
おまけ:CBR650Rライダーと初の高速遭遇!
朝6:00に埼玉自宅を出発、所沢ICから関越~圏央道~東北道ルートで途中佐野Sで休憩し、日光ICへ向かいました。
途中の佐野SA直前で事件です!
所沢ICから一時間ほど走っていたので、そろそろ休憩かな、と考えていた時に、後ろからお馴染みのLEDヘッドライトの赤いバイクが。
最初はCBR1000RRかなと思っていたら、横に並んで並走してきました。同じグランプリレッドのCBR650Rです。
高速走行中でしたが、一礼し合って、そのままスピードを上げて走り去っていきました。
CBR650Rはこれまで3回ほどツーリング中に見かけましたが、高速走行での遭遇は初めて。
佐野SAに行くと、先ほどCBR650Rが停まっていました。
声を掛け合うのはまさに自然の流れ。
相手のライダーは三か月待ちの後に納車だそう。納車後まだ3週間で新車ウキウキ状態でした。
僕のGW納車を聞いて「ほんとですか?早いですね~」。
以前はNinja650を乗っていたそうで、比べてみるとパワーはもちろん、走りやすく乗りやすいとのこと。
僕のCBR650Rのガラスコートやハイウィンドなどを羨ましがってくれました(笑)。
お互い「買ってよかった~」と言い合って、別れました。
同じバイクを持つライダー同士って、会話は弾むもんですね。気に入っていたらなおさらです。
さらにおまけ:秋晴れの佐野SAのさわやかな景色です。
晴れの「霧降高原道路」は至福の爽快ルートでした
佐野SAを出発、日光ICで降りて、すぐ霧降高原道路(r169:日光栗山線)は始まります。
前回は霧降状態でしたが、今回は晴れ!ということで、牧草地帯を抜ける景色を含め、快走&爽快ワインディングでした。
霧降高原道路の始まり~
ワインディングが始まりしばらく走って、昨年秋にも来た「霧降高原レストハウス」で一休み。
おまけ:昨年の「霧降」と今年の「晴れ」の違い
またしばらく走ると見晴らしのいい展望台スペースがあり、バイクを停めました。
あれ?なんか記憶あるぞ、と昨年(2018年9月23日)の写真を見たらありました。霧降と晴れの違いが一目瞭然。
アングルもほぼ同じだった~(笑)
昨年はレンタルバイクでのCBR400Rでしたけどね。
CBR650R、霧降高原道路の牧草地帯を行く
いよいよハイライトの牧草地帯に入りました。
なんとさわやかな風景。CBR650Rとの写真タイムです。
昨年と違い、バイクは少なく空き空きだったので、道路真ん中でパチリ。
バックに移るのは、方向からしたら「女峰山」でしょうか。
逆の道路正面もさわやか~。しばらく走ってまた停めて写真タイム、を何回繰り返したことか。。。(笑)
でも似たような風景なので、代表的な写真だけ載せます。
大笹牧場で休憩。それほど混んでいなかったため、駐輪場はバックで入れましたよ~。
走ってきた方角をパチリ。何回でも言います。「さわやかだ~」(語彙が少なくお許しを🙇♂️。でもホントにそう思います)
鬼怒川の渓谷を走る「r23」で川俣湖に寄りながら山王林道を目指す
大笹牧場を出発、r23で鬼怒川の渓谷を走ります。
しばらく走ると渓谷風景になっていきます。1.5車線ですが、なかなか気持ちいい渓谷ルートでした。川俣湖に到着。秋の紅葉がほんのちょびっと混ざり始めてます。少し前に道を譲ったびゅんびゅん飛ばす大型スクーターのおじさんに遭遇。これから何回か、停まっては写真を停めて、そこに大型スクーター(車種がわからない~)、が続きました(苦笑)。川俣湖ビューが広がっているスポットがあり、一枚。
いよいよ初の林道という名のルート、「山王林道」へ
r23を奥鬼怒温泉郷の手前を左折、いよいよ山王林道に入ります。
1~1.5車線狭路、タイトターン多し、暗い、Wet、落ち葉、木の枝(結構太い!)、陥没箇所・・・。うへぇ~、って感じです。
全てを写真に収めればよかったのですが、停める道路幅も少なく、そのまま走っていくと少しマシな状態になってきたので、バイクを停めて写真タイム。そんな風景にミドルスポーツCBR650Rとの一枚です。オフロード系、アドベンチャーツアラー系とは数台すれ違いましたが、スポーツ系は皆無・・・。
来てはいけないコースだったのか?と少し後悔するも、なかなかこんな道はないぞ、と前向きに考え、走っていきます。
たまに眺望が開ける場所もあり、見える景色はGood!さらに眺望が大きく開けた場所があり、架かる橋の上で写真タイムです。CBR650R越しに見える細く緑が切れている箇所が走ってきた山王林道。開けていると日差しもあたり、Wetでなくなるため、かなりルートコンディションは良くなってきました~。
全長22キロの山王林道のちょうど半分ほどのところに駐車場があり、ちょっと休憩です。山王林道治山碑がありました。
そこから見える美しい山々の眺望。夏から続く緑のそろそろ最後のタイミングかもしれません。山王林道の後半になると、前半の悪路ぶりはどことやら。コンディションもよく、もはや走りやすく気持ちのいい山岳1.5車線です。(タイトターンは結構あるので、そこはご注意を)
終盤では気持ちいい林間部を走るルートとなります。イケてます。前半と後半の違いにちょっと驚きとともに嬉しくなり、つい自撮りを。。。山王林道のフィナーレ・光徳エリアに入ると、ついに2車線となり、美しさがさらに増した林間コースに。
前半を考えると、気持ちよさ半端ない~。最初は厳しかった山王林道、全線舗装林道とはいえ、最初のコンディションは最悪・・・、からの、最後は爽快ルート。
よくよく考えてみたら、直撃じゃないけど台風一過だった。。。山奥の開けない山岳路はこんなものですかね。
山王林道内でもGapがあるのに、霧降高原道路からr23でつながる山王林道、「爽快」と「修行」のGapはすさまじかった~
このメリハリがバイクツーリングの楽しさだと思います。
ツーリングに出かけると、いろいろなルート風景に出会います。
「人生楽ありゃ苦もあるさ~」というフレーズを思い出しました。50代同年代しかわからないか(笑)。
金精道路(R120)から、群馬北部屈指の峠越えは【後編】(群馬エリア)にて。
「金精道路~奥利根ゆけむり街道」秋の自然堪能メリハリツーリング!【後編】
バイクツーリング is fun!
リターンライダー大型初心者・地図男(ちずお)でした。
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