2019年10月26日、前半は中央高速・小淵沢ICから南アルプス山系を眺めながら南下、中盤以降は富士山を仰ぎながら走るツーリングに行ってきました。
名山を眺めながら、もとい、仰ぎ見ながら走るツーリングはすごくリラックスした気分に浸れることに、あらためて気づきました。
ついこの間、富士山五合目を走ってきましたが、急坂を走るやや緊張感のあるツーリング。
間近で走ると、そのダイナミックさに威圧されるような気分(このツーリングも走り応えという観点では楽しい!)ですが、少し遠くで仰ぎ見る距離感も心地よいなぁ、と思いました。
名山と言われる山々は単に「見る」のではなく、「仰いで」しまいますよね。そんなシーンが多くある今回のツーリング、リラックス気分を味わいたい方におすすめします。
「仰ぐ=尊敬すべきものとして見る」意識を持って風景を味わいながら走ると爽快倍増です。
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今回走った中央高速の八王子~大月区間も通行止めは解除されましたが、台風被害を受けた方々がまだ多くいる中で、一日でも早い復旧を願っています。
南アルプス~富士山、リラックスツーリングMap
ⒶⒽ所沢IC
Ⓑ小淵沢IC
Ⓒ芦安地区付近
Ⓓ桃花橋ループ
Ⓔ道の駅 富士川
Ⓕ西湖付近
Ⓖ河口湖付近
中央高速で小淵沢ICへ
朝4時前に起床(初!)し、5時には自宅を出発しました。なんか目が覚めたんですよね。。。
なので太陽が昇り切らない早朝らしい風景に出会えました。いつもの所沢ICより、関越→圏央道→中央高速を走っていきます。実はツーリングの「行き」で中央高速利用は初めてです。
早朝だから渋滞はないだろうと出発前に一番利用している高速渋滞予測「ドラとら」を見ると、すでに八王子~相模湖で渋滞発生。。。
上りカーブの連続だからしょうがないですね。
渋滞を抜けて談合坂で一休み。まだ緑を纏った周辺の山々に囲まれ、気持ちのいい朝です。次は双葉SAで休憩。談合坂で撮り忘れましたが、中央高速は多くのバイカーで賑わってます。
先ずは南アルプス山系を仰ぎ見るツーリング、富士山もちょい出現
しばらく走り、小淵沢ICで降りて、リラックスツーリングの始まりです。
早速、南アルプス山系で最北に位置する山々(雨乞岳、日向山あたり?)が正面に見えます。山々に向かうロードはちょっとワクワクしてきます。大きく左にカーブし、今度は右手に山々を仰ぎ見るルートに。
この後は一気に勾配のある坂を降りていきます。坂では勾配をカバーできないためか、ループ橋となりました。楽しい~。一旦、走り抜けたもののもう一度走りたい思いに駆られ、下りきったところでUターン、そのループの中のスペースでCBR650Rをパチリ。しばらく走ると遠くに富士山が出現!さすが富士山、この辺りからも見えるんですね。
バイクを停めて、最初の「仰ぎ」。つい頭の中で両手を合わせてしまいます。富士山を見ると、そんな気持ちになりませんか?道の先には少しサイズアップした山(正式名称はわかりません。。。)が出現。壮観です~。後方を振り返ると、八ヶ岳が見えることに気が付きました。信州の旅路、という感じです。田んぼの向こうの南アルプスの風景。信州の旅路、続きます。今度はThe広域農道「甲斐駒ヶ岳広域農道」を走っていきます。真っすぐ主体のこのロード、爽快感あり。
韮崎南アルプス中央線/r12の主役は「富士山」です!
ひたすら南下し、韮崎南アルプス中央線/r12に入りました。この辺りから富士山の存在感がグイッと増してきます。ガソリン補給のため、すぐ東側を走るR20に向かいます。その手前の釜無川の土手でも富士山が。太陽と雲々との景色がなんか絵になるな~と思いながらパチリ。写真を左手に曲がり、釜無川を渡る桐沢橋の途中で、今度は太陽と雲々と富士山と釜無川のTha日本的風景にちょっと感動。この風景を台風などで壊されたくない、と強く思います。そこにCBR650Rも仲間に入れてもらいました。太陽が途切れてますが。
ちょっと南アルプス街道に寄り道
南下しながら南アルプスを右手に眺めて走る、のではなく、南アルプスにちょっと近づきたい気持ちになり、少し大きめの道が横切る芦安交差点を右折しました。
地図にはr20としか記載されていませんでしたが、走っていくと「南アルプス街道」の看板発見。しばらく走ると紅葉が始まっている風景になっていきます。
川の水量はだいぶ落ち着いたようでしたが、まだ濁り気味です。無理をせず、山々に深く入る手前でUターンしました。
広域農道「ウェスタンライン」へ
韮崎南アルプス中央線に戻る手前の塩沢入口交差点で右折すると、両側に農園が続く広域農道「ウェスタンライン」になります。
しばらく走ると本日2回目のループ橋に出会いました~。そして山々の先に富士山が顔を出しています。荘厳というか、なんというか。。。
南アルプス山系と富士山ビューのリラックスさに加え、広域農道ビューののどかさが加わり、なんとも穏やかな気持ちで走り抜けていきました。
南アルプス山系エリアから、富士山の本拠地、富士五湖エリアへ
ウェスタンラインを走り終えて、富士川手前の「道の駅 富士川」で一休みです。
山地を下り切り、時間も11時をまわったということで、秋ジャケットの下に着込んだパーカを脱ぐほどに気温も上昇。
この温度差への対応が秋ツーリングのポイントの一つですよね。常にツーリングバッグには少し厚さの異なる予備グローブとパーカを入れてます。
しばらく休んだ後にバイクに戻ると、横にCBR400Rが停まっていました。白を基調としたさわやかなカラーリング~。ほどなく出発、富士川大橋を渡り、金川曽根広域農道をすいっと走り、富士五湖エリアに向かうr36に入っていきます。このルートは本日初めてのワインディング(穏やかな)です。しばらく山間部を抜ける快走&爽快ルートが続きます。精進ブルーライン/R358に入り、精進湖へ。
車も少なく、すいすい~っと走っていきます。周りの風景は薄くなった緑の山々の秋らしい風景が続いていました。これって「初秋」の風景と思いますが、もう10月も終わり。温暖化、つい心配になります。。。精進湖を横目に走っていくと湖の向こうに富士山が映える富士五湖ビューが始まります。我慢できずバイクを停めてパチリ。ギリギリ富士山が納まりました(苦笑)。
R139に突き当り左折、国道らしい風景になります。ほどなく左折し、西湖・河口湖北側を走る湖北ビューラインに入ります。これまた富士五湖エリアらしい、樹海の中を走る風景が広がっていました。樹海エリアを抜けると西湖の向こうに富士山を仰ぎながら走るルートが続きます。ここでも写真に収めたかったのですが、対向車線は高校駅伝が開催されており、時たまポリスの方々がサポートしていたため、バイクを停められず、そのまま走り抜けました。
西湖エリアを終え、駅伝ルートを抜けた後にバイクを停めて後方の駅伝風景をパチリ。小さくてわかりづらっ。河口湖エリアに入ってようやく湖向こうの富士山ビューを写真に収めました~。合掌。お腹が減ってきて時計を見ると14時をまわっており、河口湖オルゴール美術館からすぐの完熟屋さんでランチをとることに。
やはりこのエリアと言えば、ほうとう。野菜ほうとうを注文、美味しく頂きました。
旅を終えて ~名山南アルプス、富士山が共にあった心地よいツーリングでした
早朝出発ということもあり、食べ終えたら猛烈な眠気が。。。しばらく休んで疲れをとってから出発、富士五湖の街中を少し走って、すぐ中央高速に乗り、帰路に着きました。
高速に乗ったら単調な運転が続くため、再度眠気が襲ってきました。早朝出発も疲れをとって、が基本ですね。。。
でもこの眠気は今回のツーリングのリラックスさがもたらしたものでは?とも思ってしまいます。
それくらい、南アルプス山系と富士山を仰ぎ見ながらのツーリングは心地よかった〜。
仰ぎ見ながら、とはこちらの見方ですが、ツーリング終始富士山に「見守られた」感覚も旅を終えて感じます。
神々しさを纏った富士山と日本を代表する山系、南アルプスが共にあったツーリング。また見守られに来ます!
神ツーリングは言い過ぎか(笑)
バイツーリング is fun!
リターンライダー大型初心者、地図男(ちずお)でした
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