49歳の2017年に30年ぶりのリターン、2019年3月に大型免許取得、GWにCBR650Rを納車して以来、2年目を迎え、いろいろ振り返ってみることにしました。
コロナが不透明で梅雨が明けるのももう少しかかりそうなこのタイミングはその機会かなと。
50代リターンライダーの発散?😅として、読んで頂ければ幸いです🙇♂️
CBR650R納車以降、腱鞘炎発症で1カ月、コロナ自粛で3カ月、計4カ月ほどCBRに乗れない期間がありましたが、現在メーターは14000キロ。
単純計算で10カ月14000キロ → 1カ月1400キロ → 週350キロ、乗り続けたことになります。
あらためてよく走ったものだなぁ、と😌
これまでCBR650Rのインプレは度々書いてきましたが、
なぜ50代でこれほどまでにツーリングにはまってしまったのか???
について書いてみることにしました。
「プロフィール」「ブログのコンセプト」のリライトって感じです。
よろしければお付き合いください🙇♂️
ツーリングを始めたきっかけ:「好きなことを続けたい」
50代直前の49歳のときにふと思ったことは
①一人息子が社会人になって自由になる!
②人生100年時代の折り返し、仕事だけでいいのか?
の2つです。
①の自由とは現実的には「金銭負担からの解放」、本音は「気持ちのゆとり」、ですね😅
息子が大学を卒業して金銭負担がぐっと減り、あとは夫婦二人の生活費さえあればよくなったことで、非常に開放された気持ちになりました。
仕事ではそれなりに責任のある仕事になっていましたが、プライベートの方では親の責任から解放されたことをあらためて認識し、「あっ、これは自由にしていいのかな?」の感覚。
★家族3人で出かけた河口湖エリアにて
②については最近よく言われる「人生100年時代」、自分ではそれなりに歳を取った認識はありましたが、「まだ半分か。。。」と気付き、50代にこのままガシガシ仕事をしていっても、60代以降、何も残らないような気がしました。
そしてこのまま仕事だけでは後悔する!との強迫観念?が襲ってきました。(大袈裟?😅)
僕は不器用な人間なので、多くのことはできない、一つのことを継続してやりたいという思いがあります。
更にその「一つのこと」は「好きなこと」でありたいとの思い。
歳をとって60代に入ればその不器用さは加速する気がしまして。。。😓
そして60代では「好きなこと」が「得意なこと」であったらいいなと思い、始めるなら50代だ!と。
そのシナリオで問題なのは、「好きなこと」が無い状態ということ。ガクッ😓
こうなったら「好きになれることの模索」をするしかないと。。。
これまでの人生で楽しかったことを振り返ってみると、2つありました。
「家族と出かけたキャンプ」「渓流でのルアーフィッシング」。
この2つに共通することは何か?と考えたときに出てきたのは「自然」です。
もう一つは自由にやってみたい、ということで「ソロ」。
ご飯を食べに行ったりはしますが、カミさんと一緒の趣味はなく。。。😢
ということでキーワードは2つ、「自然」と「ソロ」。
そこから辿り着いたのは車の免許を取る20歳までにやっていた「バイク」でした🏍
あくまで「好きになれることの模索」なので、30年ほどのブランクがあり、かつこの歳で乗れるのか?という不安もありましたが、模索したい!気持ちが勝り、先ずは始めて見ようと。
最初はレンタルバイクで実験することにしました。
レンタルバイクについてのブログはこちら↓(CBR650R納車前の話)
★レンタルバイクでよく借りたCBR400R~
最初はおっかなびっくりでしたが、ライディングの感覚がまぁまぁ残っていたことの方がびっくり、でした。
そうはいっても最初はドキドキの連続で、月に二回程度のご近所散歩からプチツーリングでしたが、徐々に走行距離を伸ばし、自然と触れ合うのが、どんどん楽しくなっていったのです。
ツーリングにハマった理由①:ビジネスマン生活との大いなるGapのある「非日常」感を味わえる
プチツーリングを続けられた背景はいくつかありますが、一番大きいのは普段の会社勤めの生活とあまりにも異なるGapを感じたことです。もちろんいい意味で。
土曜日に朝早く起きて、いつもの生活圏を離れ、走っていくうちに風景が変わっていき、8時から10時くらいにはいつもの生活圏と全く違う綺麗な自然の中に自分がいる。
人も少なく、静寂な環境で。
この「非日常」を感じていくシチュエーションにハマっていきました。
バイクツーリングを始めなければ出会えなかった風景に感謝し、もっと「非日常」感を味わいたい気持ちが強くなっていきました。
★これまでの非日常picの一つ「富士山五合目より駿河湾と伊豆半島を望む」
50代にもなれば、仕事でもいろいろ出てきますよね😅
そんな苦労が続く仕事の「日常」と、自由に好きな場所に行けて、気持ちいい自然と出会える「非日常」。
人生の幅が広がるのでは?という思いと共にそんな大いなるGapを感じたことで、ツーリングに傾倒していきました。
「仕事からの逃亡」というと大げさですが、僕にとってはONとOFFのメリハリがそれぞれの領域を充実させていくことを実感していきます。
ツーリングにハマった理由②:今まで行ったことのない風景と出会える
理由①とダブるところもありますが、
・風を切って走るツーリング自体が好きになる
・乗るたびに新たに出会う「一期一会」の風景に感動
がツーリングを継続し、距離を伸ばせていった要因です。
★一期一会picの一つ「ビーナスラインの奥の晴れ渡る天空ロード<美ヶ原公園沖線>にて」(すべてのpicが一期一会なんですけどね😅)
元々持っていた自然が好きな本能が目覚めていった、というのが正しい表現かもしれません😄
言うまでもなく、バイクは車と違い、自然を体感できますが、言うなればルアーフィッシングでも経験した「静的」体感とは違い、風邪を切って走る「動的」体感、でしょうか。これにハマっていきます。
気候も気温も異なる、その時々の土地の風を浴びながら走る。
走るたびに移り変わる風景を体感し、これはと思う風景に出会ったらバイクを停めて、iPhoneに収め、帰ってから写真を眺めて回想する(ほくそ笑む😅)。
ハマった理由を言葉にすると、こんな感じです。
その自然風景は日本そのもので、日本に住んでいながら、この日本の風景を知らずに年を取っていくのがすごく「もったいない」と考えるようになっていきます。
大型免許を取った理由:新たな風景との出会いを求めて
出会えていない風景を見たい=遠くに行きたい、ということで、大型免許取得への思いが膨らんでいったのは自然な流れかもしれません。
高速も頻繁に使うようになり、長距離走行にもっとパワーと安定性が欲しくなったためです。
元気な限り、バイクに乗り続けたい思いもあり、バイクの選択を広げたかったこともあります。
そしてもっと自由にツーリングに行きたい思いもあり、一定の制限がある1年ほど続けたレンタルバイクをやめ、大型免許にチャレンジすることに。
レンタルバイクでは400㏄のバイクを乗り続け、日帰り400キロもこなせるようになっていたため、ある程度の自信がありましたが、大型取得はすんなりとはいきませんでした😢
教習所では最長老のケースが多く、若手がすんなり走るシーンを横目に見ながら、苦労したこともありましたが、何とか取得出来ました!
やればできるんだ!とちょっと自信がつきました😊
大型取得の奮闘についてはこちら↓
大型免許を取得し、即CBR650Rを納車、その後、徐々に距離を伸ばし、出かけたロングツーリング。
高速は楽になり、高速を降りてからのワインディングも本当に楽しくなりました😊
CBR650Rはスポーツ系バイクですが、それほど前傾でもないため、言うなればスポーツ&ツアラーを兼ね備えているバイクと思ってます。
★CBR650Rpicの中で好きなpicのひとつです「wild mountain妙義山をバックにパチリ」
★CBR650Rのインプレはこちらで↓(インプレの最新記事です)
CBR650Rインプレ~大型初心者が7カ月1万キロツーリングで感じたこと
リターンライダー大型初心者として2年目を迎え、これまでを振り返っていたら、結構長くなってきました🙇♂️
このあとはライディングスキルの成長実感、という観点とツーリングを更に楽しくした2つのツール「ブログ」と「インスタ」について、綴っていきたいと思います。
僕の中では黄金スパイラルが出来た〜、って感じです😄
【後編】はこちら
リターンライダー50代初心者、大型取得2年目を迎えて思うこと【後編】
バイクツーリング is fun!
新たな風景と出会いたい!気持ちが止まらないchizuo_riderでした!
★一番最近に走ってきた「コロナ自粛明け、初・埼玉越境ツーリングでの馴染みの越境地点にて」
p.s.異常気象が続き、ツーリングに行けないどころか、大きな被害が増えていることは悲しい限りです。
被害に遭われた方の1日も早い復旧をお祈りしています。
コメント
コメント一覧 (2件)
ツーリング記事から入り、読んでいくとランニング等々、やってることがよく似ているので、
ついつい読み始めました。
ただし、始めた時期が私は、10年遅い、今私は61歳です。
50歳を前にランニングを始め、60歳を前にリターンライダーです。
子供の大学卒業も60歳前でした。(娘3人ですが!)
現在、正社員は退職し、週3日の気ままな仕事です。
群馬に在住、群馬ツーリング楽しく読みました。
哲也さん、コメントありがとうございます。
毎週末のツーリングとランニングはリフレッシュするのに欠かせないものになってます(*^▽^*)
アラ還でのリターン、素敵すぎます!
娘さん3人の子育て、お疲れさまでしたm(__)m
僕もそうですが、子育てにめどがついて、気持ち的にも時間的にもゆとりが出てきたときに、夢中になれる趣味が持ててよかったとつくづく思います。
60代でもバイクに乗っておられる方の話を伺うと、まだまだ乗れるんだなとちょっと安心。
お互いバイクライフを楽しんでいきましょうね。