2020年8月8日、甲州から信州へ、山岳酷路・ワイルドロードから、牧歌的広域農道・メルヘンロードまでのメリハリを堪能した、名付けて「ワイルド&メルヘン」ツーリングをCBR650Rと走ってきました。今回はその後編。
日帰りで走った高速以外のルートは以下の通り(走った順)。勝手ながら、ワイルド=W、メルヘン=Mにて分類しました🙇♂️
【前編】
①フルーツライン/M
②クリスタルライン1st stage/W
③舗装林道川上牧丘線(車道国内最高所「大弛峠」へのピストン)/W
【後編】
④クリスタルライン2nd stage(通行止めに遭遇)/W!
⑤昇仙峡グリーンライン/どちらかというとW
⑥茅ヶ岳広域農道/M!
⑦増冨ラジウムライン/うーん、どちらかというとW
⑧r106/M
⑨八ヶ岳まきばライン/M
⑩八ヶ岳スケッチライン/どちらかというとM
⑪R141清里ライン/M
という高速以外の走行距離185キロのルーティング。
今回もコロナ3点セット「マスク、うがい用小コップ、持ち運び用除菌スプレー」を携えてのツーリングです。
後編は大弛峠を出発、林道川上牧丘線をピストン、クリスタルライン2nd stageからです。
甲州~信州ワイルド&メルヘンツーリングMap
冒頭ではルートを説明しましたが、Mapでは高速以外の立ち寄ったメインポイントをpickしています。
【前編】
(関越道・所沢IC~)
Ⓐ中央道・勝沼IC
Ⓑ琴川ダム
Ⓒ大弛峠
【後編】
Ⓓ通行止めに遭った甲府市森林浴広場のあたりのポイント
Ⓔハイジの丘
Ⓕ野辺山駅
Ⓖ平沢峠
Ⓗ中央道・須玉IC
(~所沢IC)
④狭路&酷路「クリスタルライン」2nd stage(通行止めに遭遇)
大弛峠を出発、林道川上牧丘線を再び下り、琴川ダム付近まで戻ってクリスタルラインを右折、1st stageは酷路というより爽快ロードの雰囲気でしたが、ここからが酷路&狭路の本番。
しばらく走るとクリスタルラインの標識発見、記念ショットです。
この辺りから酷路ぶりが増幅してきます。1.5ではなく1車線、10㎝はあると思われる段差、道端の落石。。。😢
写真に収めたかったのですが、1車線のためCBRを停めてのpicはちょっと危険かな、ということで撮ってません。
なぜなら、見通しのよいストレートは殆ど無く、勾配もあり、こんな酷路でもたまにバイクとすれ違うからです。
どMのライダーが多いということでしょう😅
ちなみにスポーツ系バイクは少ないと思いきや、3~4割程度はスポーツ系の印象です。
ダートではないので、スポーツ系でも走れますからね。
上記標識を過ぎてしばらく走った辺りに一瞬だけ道端にバイクを停められるスペースがあり、パチリ。
この辺りは1車線なものの、ロードコンディションは良好のエリアです。
時速20~30キロペースでの走行を余儀なくされるロードコンディション。
目についたのは段差。走りながら自然と視線は下になる危ない状態。。。
でもこの段差の上をもろに走れば、強い衝撃を受けるのは必至。視線は道の先とロード状態をひっきりなしに上下する目がハードワーク状況でした😓
しばらく走り、開けたエリアに到着、r112との分岐点です。ふぅ~、と一休み。
横の「クリスタルライン案内図」との記念ショットです。
水筒の冷えたお茶を飲んだ後、一つ上のpicの左上の標識の増冨温泉方面へ。
しばらく走り、甲府市森林浴広場というキャンプ場を過ぎた辺りで、通行止めの看板が。。。😭
Uターンする悲しみでこの看板picを撮るのをスルーしてしまいました😢
先ほどの分岐点まで戻り、どうしたもんかと。
ツーリング事前のGooglemapチェックはしたものの、通行止めマークは特になく。
これまでGooglemapを信じてきたのですが、行政HPのチェックが必要とあらためて思いました。
しばらく考え、当初の北上ではなく、南下の大周りで野辺山エリアを目指すことに。
このルート変更で快走ロードに出会うことになるなんて、これぞ「災い転じて福となす」、です!
⑤快走ワインディングロード「昇仙峡グリーンライン」
r112を南下、視界が開けた能泉湖にかかる鉄橋を走ります。
山間を抜け、夏の山をバックにパチリ。
横には夏の緑に囲まれた能泉湖の風景が広がっていました。
この後、2つのT字交差点を続けて右折、山間部を豪快に走る2車線のワインディングロード「昇仙峡グリーンライン」を走っていきます。
この2車線区間はあまりにも気持ち良くて、一気に走ってしまったのでpicはありません。。。🙇♂️
しばらく走ると韮崎の町に向かってひたすら下っていく1.5車線に。
標高を下げると一気に暑くなっていきます。。。
⑥メルヘンなコンテンツ満載の茅ヶ岳広域農道
宮久保の交差点を右折、喉が渇いてきたので休憩場所を探していると、トイレ付きのミニ公園がありCBRを停めます。
本当は日陰のある場所がよかったのですが、とりあえずのどを潤したかったので。
天候は晴れているものの、ガスっているのは変わらず。見通しが良ければ、芝生の先は展望が広がっているみたいです。
柵のところまで行くと、この公園の名前がわかりました。
味なネーミング。夜景がいいみたいです~😊
一休みできたのですが、なんせ暑い。。。🥵
止まっていると自然と汗だくになっていくので、ほどほど休んで出発。
しばらく走るとM/メルヘンの雰囲気が広がる場所に出会います。
その名も「ハイジの村」。家庭教師トライの宣伝ではないですよー😁
さすがにおじさん一人でこのメルヘンワールドには入れない、ということで、この看板逆側のかわいい花々がさくsceneとのショットでほっこりして、出発します。
しばらく走るとちょっと目に留まるsceneと出会います。
それがこちら。
ビニールハウス、ではなく、プラスチックでできているメガ温室ファームのようです。
ある意味、今っぽい高原風景かもしれませんね。
ロードを見ると、高原っぷりはさらに増幅~
⑦山間爽快ロード「増冨ラジウムライン」
しばらく走り、岩がむき出しの箇所に突き当たり、右折、「増冨ラジウムライン」という、なんとも気持ちよさそうな(走ってではなく、温泉につかりたい、という気分)名前のロードを走っていきます。
このロードは塩川沿いを走る山間爽快ロードでした~。
ロード風景はこんな感じ。
塩川に架かる超開放シーンにも出会いました。
その前方には久々のアートトンネル発見!
本来武骨なトンネルに手間をかけて、アートに仕立てる努力、素晴らしいと思います。
通る人たちに少しでも楽しんでもらおうとする気持ちに拍手!👏👏👏
トンネルを通り抜けて振り返るとこちらにもアートが~。
このエリアと描かれた動物は関係あるのかな?
そのすぐ先のみずがき湖でCBRを停めます。
本来は湖をぐるっと回って楽しもうと思っていたのですが、クリスタルライン通行止めにより、すでに1時間は軽くオーバー。
駐車場先の湖風景を見させてもらって、すぐ出発しました。
このみずがき湖で増冨ラジウムラインが終了、ここからr610となり、すぐ山梨と長野県境を超え、r106となります。
r610は短い区間でしたが、みずがき湖に架かる鹿鳴峡大橋でのpicです。
最近bridge picにもはまってます~😊
⑧爽やか&雄大な高原風景が広がるr106
山梨~長野に入ると、r106になり、山間風景から高原風景に変わっていきます。
いきなりここは北海道?と思わせるような爽快風景に出くわしました。それがこちら。
まっすぐ~~~🤗
そしてCBR650Rがなぜロードの右側に停まっているかというと、右側の風景に理由があります。
山麓まで続くビニール畑~😄
この辺りから怒涛の高原風景が続きますよー
あまりに爽快で、ちょっぴり調子に乗ってしまい、「middle of the road」picをやってしまいました。。。
車通りも少なかったもので。。。😅
またその先でビニール畑にカラフルなお花たちが加わる風景に出会いました~
JR小梅線を超え、r106は終了。
レタス街道を左折、しばらく走って信号の無い場所を右折、野辺山駅北エリアに広がる高原風景を楽しむことに。
最初は2色のレタス?のビニール畑~
お次は葉っぱも育ち気味の、ど〜んと、グリーン一色の広大なレタス畑~😊
この風景にちょっと感動🥺
「嬬恋のキャベツ畑」に匹敵する規模と風景の「野辺山のレタス畑」、です!
ちょっと角度を変えると、さらに緑一色~
山や木々、田んぼ、だけでなく、レタスの緑もこれだけの規模になると気持ちイイー😄
⑨野辺山駅北に広がる高原を走る八ヶ岳まきばライン
こちらも短い区間ですが、野辺山駅北エリアをぐるっと周り、野辺山駅に戻ってくる「八ヶ岳まきばライン」を走ります。
このロードは車も少ない爽快2車線、ついスピードが出てしまうところですが、高原風景をしっかり楽しもうということで、のんびりペースにて。
早速高原風景との同期pic、3枚続けます。
この爽快感、伝わりますか~?
この先は左にカーブし、道の両側に木々が立ち並ぶ1.5車線を抜け、野辺山駅方面に戻っていきます。
野辺山駅にて
野辺山駅のすぐ近くで巨大な白い倉庫を発見。
この倉庫には何が入っているのか、すぐわかりました~。その理由はこちら。
大きすぎたため、壁面文字が納まりきれません。。。ご想像の通り、「野辺山の(レ)タス・白菜・キャベ(ツ)」ですね😁
その先の野辺山駅ロータリーでちょっとメルヘンな駅舎とその横に牛の人形?との記念ショットです。
picには映っていませんが、駅周辺は家族連れでかなりの賑わいでした。
⑩八ヶ岳の絶景と同期するために、八ヶ岳スケッチラインの平沢峠へ
いよいよ後編の目的地、八ヶ岳の絶景が望める平沢峠に向かいます。
野辺山駅を南下、八ヶ岳スケッチラインを走っていくと、左手に有名な「野辺山宇宙電波観測所」があります。
道沿いから沢山設置されている電波望遠鏡は見えず。。。
観測所を通り過ぎると、駅で見かけた牛の人形と共にいくつものミニ電波望遠鏡が並ぶ風景に出会いました~😄
この野辺山周辺コンテンツ集結ポイントと言えるような風景、ちょっと詰め込みすぎですね。。。😅
でも確実に心には残りましたー😙
しばらく走ると右手にある平沢峠に到着。
早速、雄大な八ヶ岳をバックにCBR650Rとの記念pic~!
といきたかったところですが、picの通り、八ヶ岳は望めず。。。残念!
本来はこんな絶景が望めるのですが。。。(モトツーリング7月号より)
雑誌のそのままpicでお見苦しいのはお許しを。
八ヶ岳は望めないものの、雲の向こうの八ヶ岳をイメージしながら、一休み。
時間が経てば、見えるようになるかも!と淡い期待をしてみましたが、風景は一向に変わらず。。。
ちなみにこのポイントは分水嶺だそうです。
結局、八ヶ岳は望めず。。。まぁ、仕方ないですね。
たっぷり高原風景を堪能できたということで、出発です。
エピローグ~ワイルドからメルヘンが詰まった充実のツーリングでした
帰りはR141/清里ラインをずっと南下し、須玉ICより中央道~圏央道~関越道で帰路に着きました。
クリスタルラインの通行止めに遭い、一時はどうなることか、と思いましたが、そのおかげで、昇仙峡グリーンライン、増冨ラジウムラインと出会えることに。
それにしても走った名の付くロードは11、狭路&酷路、ワインディングのワイルドから、高原風景が広がる牧歌的広域農道のメルヘンまで、そのGapを大いに楽しんだツーリングとなりました。
前回の伊那谷ツーリングは走りというより、アルプスの絶景を楽しみ、今回は道沿いの風景を楽しみつつ、緊張からのんびりまで、走りを楽しんだ旅です。
今回のベストロードは、僕的には走りやすい1.5車線、数少ない視界の開けたポイントの絶景が記憶に残る、前編の大弛峠へのピストンロード「舗装林道川上牧丘線」でした。
大弛峠ではパノラマビューを見るための20分のハイクをあきらめ、平沢峠を楽しみにしていたので、最後は残念。。。
それでも11の走りを楽しんだ心に残るツーリングとなりました。
バイクツーリング is fun!
猛暑が続く中ですが、一期一会の風景を求め、夏ツーリングを走り続けるchizuo_riderでした。
★八ヶ岳が見えない風景も一期一会、です!
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