2024/11/9(土)に南アルプスを間近に一望できるしらびそ高原にGSX-S1000GTと行って来ました。
しらびそ高原を訪れるのは自身4年ぶり。
あの頃は大型免許を取得してまだ1年ちょいでドキドキしながら走ったものです(^^;;
そのドキドキの頂点、下栗の里は今回は通行止めでした。
それでも久々に秋の南アルプスの風景を間近に眺めることが出来て、懐かしい思いが沸々と。。。
途中に寄ったポイントでも中央アルプスをはっきりと眺められ、アルプス堪能の旅となりました。
秋のしらびそ高原ツーリングMap
(関越道・所沢IC~圏央道~中央道)
Ⓐ中央道・諏訪IC
~R152~
Ⓑ道の駅南アルプスむら長谷
~R152~r59~r18~
Ⓒ福島てっぺん公園
~r251~R474(矢筈トンネル)~蛇洞林道~市道村上1号線~
Ⓓしらびそ峠
Ⓔしらびそ高原
~南アルプスエコーライン~
Ⓕはんば亭
~南アルプスエコーライン~R152~R474(矢筈トンネル)~r251~r18~
Ⓕ中川村渡場のイチョウ並木
Ⓖ中央道・松川IC
(中央道~圏央道~関越道・所沢IC)
秋の伊那谷へ
今回は日帰りながら600キロを超える道程のため、気合を入れて朝5時過ぎに出発。
いつもの埼玉自宅近くの出発前の朝空は日の出前の暗闇。。。
気温は今年初めての底冷えする寒さ。。。
おまけ:晩秋ツーリングのウェアについて
この季節の変わり目、特に秋から冬の変わり目はウェアに悩みます。
晩秋の信州ツーリングは10度近い温度差が予想されたので、僕はこんなウェアモードにしました。
本来は↑のようなクシタニ の冬ジャケットのインナーダウンとのセットアップではなく、
まだ真冬では無いので、ダウンの代わりに↑のロンTの上にスポーツ用パーカーの重ね着をしてます。
高速走行時は2枚、下道ではパーカー1枚で切り替え。
パンツも重ね着をしており、ワークマンのアンダーパンツの上にバイク用ジーンズ、高速走行用に最近購入したワークマンの防風防寒パンツを履いてます。
今更ながらワークマンのコスパは最強で助かります(^◇^;)
晩秋のこの季節、早朝と夜の高速走行時と昼間の下道では気温だけでなく体感温度も大きく異なるので、キーワードは「重ね着」。
でも想定以上の温度差があり、早朝の高速走行時はインナーはダウンで良かったかなと。
◇
自宅最寄りの所沢ICから関越道に乗り、圏央道〜中央道へ。
比較的早い時間に出たので、いつもの八王子JCTから相模湖辺りまでの渋滞は軽めで済みました。
談合坂SAで最初の休憩。
駐輪スペースは満杯状態です^^;
ここから先は中央道最高標高地点を経るため、パーカーの下に用意しておいた薄手のインナーと下のジーンズの上にワークマンで購入した●●を装着して出発。
途中、中央道の気温計は0度!それでいて高速走行なので、もう一枚装着しておいて良かった。。。
ちなみにグローブは冬用にしてますが、それでも指先が寒さを感じて来たので、グリップヒーターをON。
これでだいぶ温まります。ホッ。
中央道を降りてガソリンを補充した後、セブンイレブンでホットコーヒーをチャージ。
さぁ、ここから下道のスタートです。
先ずはR152をしばらく南下。
諏訪からは最初はウネウネのワインディングを上り、杖突峠を通過します。
道の駅 南アルプス村 はせ
セブンイレブンでコーヒーを飲んだおかげでトイレが近い。。。(^_^;)
「道の駅 南アルプス村 はせ」でトイレ休憩することに。
この道の駅の建物の外観は風情ある雰囲気で、中にはパン屋さんが入ってます。
これは美味しそう。。。
ということで中途半端な時間帯でしたが、メロンパンを購入。
ちなみに結構な行列が出来ており、繁盛してるようです。
建物の外のベンチで紅葉を眺めながら、頬張りました。
この道の駅の印象が良いのは自然を活かした公園のような敷地だからですね。
青空の元、気温も上昇し、アウターパンツとインナーを脱いで出発です。
R152〜r59
引き続きR152を南下、美和湖を通り過ぎたところで風合いのある鉄橋がありパチリ。
その横にはもっと年季の入った石橋?の跡地もあり、続けてパチリ〜
バイクの反対側の鮮やかな銀杏たちと〜(^O^)
そんな一角を抜けながらR152をのんびりと。
分杭峠まで来ました。
ここはR152の中でも開けた眺望が眺められる数少ない場所です。
反対側の道脇には霜が降りてました(^_^;)
R152に入ってから日陰の部分は霜が降りてることが多く、今朝方の気温がかなり下がったことが伺えます。
途中数ヶ所あった工事中ポイントを抜け、
薄い秋色になっている山を仰ぎながら走っていきます。
本当は大鹿村役場を左折してR152を走って行きたかったのですが、その先の地蔵峠は通行止めとなっており、渋々直進。
r59に入り、小渋湖沿いを走っていきます。
この辺りはトンネルと湖に架かる橋が断続的に続いており、メリハリある景色が楽しめます。
r59からr18に入り、伊那谷の市街地を抜けていきます。
中央アルプスと南アルプスに挟まれた伊那谷エリアは道に方向によってはアルプスどぉーん!と見えるのが良いところ(^O^)
↑はバックに中央アルプスどぉーん!のシーンです(^O^)
「福島てっぺん公園」で中央アルプスを仰ぎ見る
せっかく埼玉からここまで来たので、目指すしらびそ高原以外でもアルプスを体感したい!ということで向かった場所は「福島てっぺん公園」。
ここは「てっぺん」の名の通り、高台に位置する公園なので眺望を期待して初めて訪れたのですが、その結果はいかに。。。
こちらの公園は↓の航空写真でわかるように公園の外周に細い道があり、ぐるっと回ることが出来ます。
(GoogleMapより)
外周を歩いて行くと中央アルプスどぉーん!(@_@)
中央アルプス側は何も遮るものがなく眺めることが出来ました〜
公園を散策した後、この絶景とバイクをコラボさせたい欲求が沸々と沸き起こり、進入禁止の看板がないことと誰もいないことをいいことにエンジンを止めて進入、パチリしてきちゃいました(^◇^;)
引いて撮ったショットがこちら。
この抜け感半端なし。。。
この眺望に感動してしばし眺めてました。
ちなみにこちらの公園にはこんな備品?があります。
何も遮るものがないロケーションだからこその備品ですね(^O^)
ソロでは難しそうですが。。。
しらびそ高原で南アルプスとご対面
公園を出発、いよいよこのツーリングの目的地「しらびそ高原」を目指します。
「南信州フルーツライン」の名称で知られる伊那南部広域農道を走り、
矢筈トンネル方面へ。
いくつかの工事中ポイントに出会しつつ、r251を抜け、
矢筈トンネルに向かうループ橋で一気に標高を上げ、
矢筈トンネル手前でパチリ。
南アルプスを間近に眺められるしらびそ高原へ向かうダイナミックなルートのお膳立てには2度目に訪れる僕にとっても期待感増幅ちう〜(*^◯^*)
トンネルを抜け、蛇洞林道に入ると「しらびそ高原」への標識発見。
だんだん近づいて来た実感が。。。
道も1.5車線になり、林道らしい風景に。
青空と秋色になりつつある木々たちが織りなす陰影がいい感じ(^O^)
蛇洞林道と市道上村1号線の分岐点に来ました。
左手の蛇洞林道方面はもはや分断国道と言っていいR152へ続く道ですが、すでに冬季閉鎖中でした。
右手の市道に入り、しらびそ高原を目指します。
市道は林間コースもあれば↓のように開けた場所もありました。
あともう少し。。。
しらびそ高原の手前にある峠に立ち寄ります。
ここでも前面には南アルプスどぉーん!ですが、場所自体が開けておらず、全体的に暗い感じです。
目指すしらびそ高原に期待しつつ到着〜
そして、久しぶりの風景が飛び込んできました。
それがこちら。
南アルプスどぉーん!!\(^o^)/
これこれ、この風景を拝みたかったのです(^O^)
アルプスを標高低い場所から遠目に眺めるのではなく、標高高い場所から間近に眺める圧巻の風景。
しかもオープンエアー。。。
これがしらびそ高原の魅力です。
そして、高原と名の付く場所なだけあって、東西に開けているのがしらびそ高原ならでは。
先程眺めた南アルプスは東側、ということは西側は。。。
そうです、先程てっぺん公園で眺めた中央アルプスどぉーん!です\(^o^)/
さらに北西側には遠目に北アルプス!
山々の位置を説明する写真が設置されてます。
ちょっとわかりにくいので拡大してみます。
そして先程のpicも拡大してみると。。。
中央アルプスの向こうに北アルプスがギリギリ顔を出しているのがかろうじて見えました(^◇^;)
しらびそ高原のような標高高い場所から眺めると、中央アルプスの奥の北アルプスが眺められる。。。そのこと自体にダイナミックさを感じます。。。
ちなみにしらびそ高原の標高は1,918m。
バイクを駐輪スペースに停めてしばし散策です。
この高原までは林道(と言っても舗装)を走ってくるので、自ずとアドベンチャー系が多くなりますが、GSX-S1000GTの横にはスーパースポーツ系のCBRが停まってます(^O^)
しらびそ高原の宿 天の川 の前に立つ石碑にて。
宿のトイレをお借りし、入り口横の日本画をパチリ。
コロナを経て営業復活しているようで良かった。
この貴重な場所の宿には頑張って欲しいものです。
先程の南アルプス側にはガラス越しに南アルプスの山々がわかるモニュメントが。
缶コーヒーを買って、南アルプス側に設置されたベンチに座り、その風景の余韻に浸りながらしばし休憩。
なんて贅沢な時間なんだろう。。。
アルプスの風景を久しぶりに間近に刻んだ至福の時間を過ごした後、高原を後にしました。
下栗の里にて
お次はこちらも久しぶりの下栗の里へ向かいます。
しらびそ高原からは南アルプスエコーラインを南下するルート。
道の左手、つまり東側には常に南アルプスが横たわってます。
↑のpicは木越しのアルプスですが、開けている場所もあります。
その先で下栗の里を下から登るルート方面は通行止めだったため直進。
程なく下栗の里エリアに到着、観光駐車場にバイクを停めます。
前面には南アルプスが引き続き横たわってます(^O^)
日本のチロルと呼ばれる下栗の里をバイクで楽しむには下からウネウネを登っていくルートを走るのに尽きるのですが、先程も書いたように通行止め。。。
※共にGoogleMapより
ということで、駐車場に隣接する「はんば亭」という食事処でランチをとることに。
お昼をとうに過ぎていたので、店内は空き空き。
お蕎麦のセットを注文、お味はフツーでした(^◇^;)
お腹も満たされ出発。
アルプス側に遮るものがないポイントでパチリ。
今更ながら雲ひとつない快晴の天気ということに気づきました(^^;;
先程の通行止めエリアを横目にR152方面へ下っていきます。
R152に合流〜
標高を下げたのでまだ秋色になり始めなR152を北上、
行きに走った矢筈トンネルを抜け、r251〜r18を戻り、最後のポイントとして選んだ「中川村渡場のイチョウ並木」へ。
到着するとまだ黄色になり切っていない色でしたが、夕陽を受けて鮮やかな風景になってました〜
違うアングルでもう一枚。
イチョウ越しのサンセットと本日最後の記念撮影です(^O^)
雲ひとつない夕暮れ近い空の下に横たわる中央アルプスにさよならして、帰路に着きました。
◇
この後、程近い松川IC手前のローソンで高速走行用にインナーを着込み、春秋から冬用のグローブに変え、ネックウォーマーを装着して出発。
今はそれほど寒くなくても、高速走行で強風を受け続けるための防備です。
これをやらないと高速をしばらく走っていつも後悔していたので。。。(-。-;
準備万端で中央高速へイン。
須玉エリアでの10分ほどの工事渋滞を経て、一気に談合坂SAへ。
談合坂名物?の旨辛肉そばを注文。
大手町の会社のすぐ近くにある「星のや」が運営する「港屋2」の肉そばを濃くしたような味。
これが本当に美味しくて、リピートしたくなります。
余談ですが、後日とあるツーリング仲間も同じ時間帯に談合坂SAにいたとのことがわかり、「その時にわかっていたら楽しかったのにね〜」と。
これからメジャーSAの駐輪場は一通り確認しようと思いました^^;
◇
今回、4年ぶりに訪れたしらびそ高原ですが、以前に訪れた時のインパクトには劣るものの、久しぶりに訪れた時に感じる懐かしい気分も悪くないものです。
最近、関東甲信越エリアは一通り行き尽くしたと思いいつツーリングルートを悩んでいるのですが、懐かしさを感じられる3年前ほど前のルートやスポットをあらためて確認してみようと思いました。
そこに初めて走る、訪れる場所を加えるとまた違う旅が出来るものだと。。。
◇
バイクツーリング is fun!
今年もすでに11月下旬、残る短い晩秋を存分に楽しもうと意気込むchizuo_riderでした。
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