2023年10月27日(金)から埼玉発7泊8日で出かけた九州北部周遊ツーリングの九州3日目です。
1日目:福岡小倉から耶馬溪を楽しみ大分別府/鉄輪温泉まで
2日目:阿蘇を満喫して熊本駅近くの宿まで
そして今回の3日目は熊本天草からフェリーで長崎入り、雲仙、島原を周遊、長崎駅近くの宿までの旅です。
2日目のバイカー聖地・阿蘇は言葉では言い尽くせないほど楽しかったのですが、今回の長崎の海とそびえる山が一体化となっているような風景はじんわり心に残った感じです。
その山とは雲仙・普賢岳と多良岳。
常にどぉーんと居座り、視界の片隅にいて見守ってくれているような。。。(^O^)
そんな海道と山道の旅、綴っていきますね。
この旅は寄ったところが多くて、GoogleMap1枚ではプロットし切れず、2枚となってます(^^;;
ツーリングマップ【3日目①】
Ⓐルートイン熊本駅前(3日目の宿)
Ⓑ加藤神社鳥居(熊本城)
~r237~R57~
Ⓒジンベエ像(長部田海床路)
~R57~
Ⓓ旧三角海運倉庫~
Ⓔ天門橋展望所
~R266~
Ⓕ道の駅上天草さんぱーる
~天草パールライン~天草オレンジライン~
Ⓖ島鉄フェリー 鬼池営業所
ツーリングマップ【3日目②】
Ⓐ島鉄フェリー 口之津支所
~R389~雲仙グリーンロード~
Ⓑ花房展望所
~雲仙グリーンロード~R251~長崎r128~
Ⓒドラゴンロード
~雲仙仁田峠循環道路~
Ⓓ雲仙仁田峠
~R57~
Ⓔ普賢山 龍照寺
~島原まゆやまロード~
Ⓕ平成新山展望地
~島原まゆやまロード~
Ⓖ島原城
~雲仙グリーンロード~諫早湾干拓堤防道路~
Ⓗ雲仙多良シーライン展望所
~諫早湾干拓堤防道路~R207~r125~長崎大分線~
Ⓘドーミーイン長崎新地中華街(4日目の宿)
熊本城へ
前日の宿はルートイン熊本駅前。
これまでもよく利用して来た、全てが「程良い」ビジホです。
CBRはホテル隣接の立体駐車場内の駐輪スペースに停めさせてもらいました。
朝日を浴びながら出発〜♫
平日の熊本駅周辺の市街は渋滞気味でしたが、路面電車が至る所を縦横無尽に走ってました。
本日最初に向かったのは名高い熊本城。
せっかく埼玉から熊本まで来たので、観光もしておこうと(^O^)
市街を抜け、熊本城の敷地内へ。
行けるところまで行ってみよう、ということで辿り着いた加藤神社の鳥居前にて。
この鳥居の横には熊本城がどぉーん!
と言っても、残念ながら2016年の熊本地震の影響で復興工事中。
石垣も大きく傷んでおり、修復には時間がかかりそう。。。
豪壮雄大なお城の復活を祈りつつ、鳥居と囲いに覆われた熊本城と記念撮影して、この場を後にしました。
宇土のシーサイドラインR57を走る
熊本市街を抜け、宇土方面へ。
市外から遠ざかるR3もまあまあ車が多く、地方の車社会ぶりを実感します。
R3を右折、有明海方面へ走っていくと、彼方に雲仙・普賢岳が見えてきました。
有明海沿いを走るR57に入り、海際の住吉海浜公園に入ると、普賢岳をバックに黄金の像を発見!
なんとワンピースの「麦わらの一味」のジンベエでした〜(^O^)
ネットで調べてみると、「ONE PIECE 熊本復興プロジェクト」として、熊本の随所に一味の10人がそれぞれ飾られているとのこと。
地元民を少しでも元気にしてくれる、良き取り組みですね(*^◯^*)
引き続き、R57を西へ。
道の右手、方向で言うと北側のR57は日が当たらない、ほぼ海の風景が続きますが、たまにこのような岩山の風景に。
瀟洒な「三角西港」にて
その先で入江があり左に大きく曲がった後、瀟洒な建物が続く側道に入ります。
この建物は「旧三角海運倉庫」とのことで、古い建物をリノベーションしているようでした。
こちらは「龍驤館」という建物。
その先で「浦島屋」という国の重要文化財と記念撮影。
三角西港沿いの短い区間でしたが文明開化を彷彿させる素敵なストリートでした〜(^O^)
天草を走る
R266に入り、天草橋を超えて上天草市に入ります。
天草五橋
この天草橋は天草エリアに架かる5つの橋の1号橋。
これから5つの橋を越えていきますよ〜
橋を越えたところで2つの橋とコラボできる場所を発見。
僕が渡ってきたのはpic右の天草橋、左は天門橋ということで、2つの橋に挟まれたいい感じの展望所でした(^O^)
その先の「道の駅 上天草さんぱーる」でトイレ休憩。
ヤシの木が並ぶ、ちょっと南国風な道の駅。
2号橋の「大矢野橋」です。
その先で連続する「中の橋(3号橋)」「前島橋(4号橋)」「松島橋(5号橋)」を渡り(picを収める場所が無く・・・)、これまでのシーサイドから一転、内陸の広域農道「天草オレンジライン」へ。
広域農道「天草オレンジライン」
ちょっと道に迷いながら、天草オレンジラインに入り、天草市へ。
この広域農道は本当に伸びやかで、爽快感Maxでした〜\(^o^)/
内陸の山間部を走るので、風景が開けないのですが、時折このように海が見えるポイントも。
伸びやか&程良い起伏のあるオレンジラインでした。
島鉄フェリーで長崎へ
R324で天草市街を抜け、
長崎へ海を渡るために鬼池港から口之津港まで島鉄フェリーでのんびり船旅です。
乗船所要時間は30分ほどで、バイクは先着順でしたが、平日お昼前ということで、バイクは僕しかいませんでした^^;
料金は大人1人430円、バイク750未満910円なり。
乗船は15分前に着けばいい、とのことで、横須賀から新門司港までの船旅と違い、料金含めてかなりカジュアルな感じです(^o^)
乗船を待つ間、鬼池港を散策。
天草ということで、天草四郎がいました(^O^)
季節感のないサンタさんも。
乗船後、鬼池港を出港〜
海の風景は横須賀港から新門司港までの船旅でお腹いっぱいだったので、乗船後は甲板で海を眺めることはなく、空き空きの船内でお昼寝タイム。
心地よい30分を過ごした後、口之津港で下船します。
長崎・雲仙/島原を楽しむ
この船旅で人生初の長崎入り!
今回の九州ツーリングは福岡以外の大分、熊本、長崎、佐賀は全て人生初。
まだ見ぬ一期一会の風景の連続は本当に楽しい。。。
口之津港近くの食事処すだちさんでランチをたいらげ、長崎ツーリングのスタートです\(^o^)/
「雲仙グリーンロード」
その先の雲仙グリーンロードに入ります。
この広域農道沿いに広がる風景が良かった。。。
広域農道ながら海が見えたり、
段々畑が広がっていたり。
先程走った天草オレンジラインもそうですが、どのエリアでも広域農道は気持ちいいものです。
今回のツーリング計画でたんまりあるシーサイドラインを走るかどうか迷ったのですが、本日の長崎でのツーリングルートは海風景ではなく、爽快ロードの広域農道優先にしました(^◇^;)
その選択は間違ってなかった〜(^O^)
その先の広域農道看板にて。
グリーンロードを走り切った後、一瞬シーサイドのR251を走り、r128を右折、再び内陸へ。
「ドラゴンロード」~「雲仙仁田峠循環道路」
このr128に入った理由は「ドラゴンロード」というドラゴンのようなうねうねロードを走るためです(^O^)
できれば登っていくうねうね感をpicに収めたかったのですが、なかなか良きポイントが無く。。。
こんな感じのうねうねです。
そもそもバイクを停めにくい(停めてはいけない(^^;;)場所なので、早々にあきらめ、目指す目的地「仁田峠」へ「雲仙仁田峠循環道路」に入ります。
山頂付近は紅葉が点在し始めていました〜♫
案内所とあるのは料金所ではないためで、料金ではなくボランティア的にお金を払うシステムでした。
ジャケットに忍ばせている小銭入れから何枚かつかみ、集金箱に入れて循環道路へ。
ここからは一方通行です。
ドラゴンロード辺りから標高を上げてきたので、周囲は紅葉交じりの風景になってきました。
仁田峠第二展望所では有明海を眼下に見下ろせる絶景と同期~)^o^(
その先では普賢岳がどぉ~ん!とお目見え~\(^o^)/
ロープウェイ目当てでしょうか、平日ながら雲仙仁田峠の駐車場は満杯でした。
ここては仁田峠の看板のみ記念撮影して、仁田峠を後にしました。
もう少し後に来ていたら、見事な紅葉にあふれる景色が広がっていそうです(^O^)
一方通行の仁田峠循環道路を走り切り、r57で山を下山。
r57沿いで赤いギザギザ?と共にひょっこり頭を出している仏像?を発見。
近づいてみると。。。
炎をまとう闘神のような像。
調べてみると「普賢山 龍照寺」の不動明王でした。
「島原まゆやまロード」
r57をこのまま走ると島原の街中に出るため、再び山方面へ登っていくことに。
「島原まゆやまロード」に入ったところで渡ったばかりの「水無大橋」とパチリ。
ロード正面には再び神々しい山が居座っていました。
さらに登っていくと、その山のネーミングがわかる看板があり記念撮影~
「平成新山」という火山活動によってできた山です。
雲仙普賢岳をはじめとするこの辺りの山々は活火山ということを思い出しました(^^;
火山ということが単にそびえる山、ではなく、荒々しく息吹き、神々しさを纏って心に迫ってくる風景を生み出しているんだな~と。
長崎・雲仙エリアの火山たちが織り成す風景を堪能した後、島原市街へ。
島原市街といえば島原城、ということで、絶好のポイントがあり、パチリ!
Googlemapには「島原城ベスト撮影ポイント」とわかりやすいプロットがありました~(^O^)
陽も陰り始めてきた空の下、海沿いのR251ではなく、山の麓を走る「雲仙グリーンロード(北西)」を選択し、北上していきます。
先ほど走った「雲仙グリーンロード(南西エリア)」や本日走ってきた熊本、長崎の名の付く伸びやかな広域農道たちと違い、地元車の往来の多い街中の道、という印象でした。
「諫早湾干拓堤防道路」
本日の宿の長崎市街地までどのルートで行こうか・・・と旅の前の計画中、ちょっと遠回りになりますが、諫早湾を横断する「諫早湾干拓堤防道路」を選択。
グリーンロードから堤防道路に向かう側道に入ったところで彼方に「多良岳」が彼方にお目見え~
あらためて、九州の自然風景の代表は山なんだな~、と。。。
堤防道路に入った時間はサンセットタイムに差し掛かろうとする時間帯、南北に延びる堤防道路のため、左手・西側には夕陽が・・・
埼玉から遥々やってきたところで出会う夕陽を眺めると、ちょっとノスタルジーになってしまいます(;^_^A
堤防道路の真ん中あたりにある「雲仙多良シーライン展望所」に寄って、本日の旅の最後の休憩。
堤防道路に架かる横断歩道の上から南を眺めると「普賢岳」、
北を眺めると「多良岳」、
2つの山の風景をつなぐこの道路の真ん中でなんか得した気分です(^O^)
最後に諫早湾の穏やかな海面を眺めて、展望所を後にしました。
堤防道路を渡り、R207から九州横断自動車道でいっきにワープ、長崎市街地の「ドーミーイン長崎新地中華街」にチェックイン。
ちなみに秋も深まったこの季節、陽が落ちるのが早くなったきましたが、少しでも長く走るために、この九州の旅の宿は明るい市街地のビジホをメインにしました。
ただ、このビジホには駐輪場が無かったのですが、すぐ隣に二輪車エリアも確保されている有料パーキングがあったので、問題なし。
チェックインした後、隣接する中華街に繰り出し、
長崎といえば、こちらを食べないわけにはいきません。
長崎ちゃんぽん~(^O^)
本場ということで濃厚な味を想像していましたが、案外さっぱりしていながらも、しっかり海鮮ダシが効いていておいしかった~
宿に戻り、ゆったりめの共同浴場に浸かり、旅の疲れを落としつつ就寝・・・
◇
九州3日目の熊本~長崎の旅は、これまで長崎のイメージがつかなかったこともありますが、2日目の熊本・阿蘇とは違う、でも存在感のある山たちをしっかり実感できた旅でした。
4日目は再び長崎の旅路ですが海と農道をほどよく織り交ぜつつ、乙女気分にもなった?楽しい旅。
to be comtinued・・・九州北部周遊7泊8日ツーリング〈九州4日目〉
◇
バイクツーリング is fun!
荒々しい自然と爽快ロードが織り成す九州ツーリングの魅力に見せられっぱなしのchizuo_riderでした。
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