ワインディングロードダイジェスト【中部・信州編】~僕のツーリング指南書「Motorcyclist 2019年7月号」より

2021年1月29日、首都圏は引き続き非常事態宣言期間が続く中、僕のツーリング自粛も続いています。。。😢

ということで2019年春に大型取得→CBR650R納車直後に出会った「Motorcyclist2019年7月号」のニッポンワインディング特集を読んで、関東甲信越のワインディングを走破!の目標を掲げ、CBRライフをスタート。

その目標は昨年秋に達成!🤗

ということで、それまでのツーリングを振り返りながら、この特集のワインディングを走った僕のささやかな経験の超ダイジェストで綴る企画第二弾【中部編】です。

これからツーリングライフを始めようとされているバイカーの方やこれからのルート選びに少しでも参考になればと思い、先週より始めています。

僕のこれまでのツーリングを振り返りつつ。。。😅

コロナ収束→終息までは時間がかかると思いますので、ちょっと先の自由にツーリングに行ける時期のために、今はツーリング計画=妄想をしましょう~❗️😆

今回の中部編は前回の関東編より遠方になるということで、どんどんツーリング距離を伸ばしていった時期に走ったダイジェストです。

ツーリングパラダイスの長野、静岡が含まれる中部は自分のツーリングを振り返っても、楽しかったなぁという思いがいっぱい😄

今回は信州を代表するワインディングを紹介します。

前回でも書きましたが、この特集で取り上げられた日本を代表するワインディングだけでなく、その前後を含めたツーリング計画を含めてご覧になって頂ければ。

(2019年春のCBR650R納車前・ブログ初めて初期のツーリングも含まれているので、その辺りは軽く飛ばしてください🙇😅)

Motorcyclist2019年7月号ワインディング特集中部編①Motorcyclist2019年7月号ワインディング特集中部編②

Motorcyclist2019年7月号ワインディング特集中部信州編より

①言わずと知れた超メジャーロード「ビーナスライン」と、その前後に接続する「蓼科スカイライン」「美ヶ原公園沖線(美ヶ原スカイライン)」

ビーナスライン(総延長77㎞/標高1959m)

蓼科スカイライン(総延長38㎞/標高2093m)

美ヶ原公園沖線(総延長5㎞/標高2000m)

ビーナスライン

信州を、いや日本を代表するワインディングロード「ビーナスライン」。

高低差のあるダイナミックなワインディング、高原~草原~林間の目を楽しませてくれる風景、と、どれを取っても天下一品です。

緑あふれるビーナスライン沿いの三峰茶屋展望台にて

ロード脇に停める場所は少なく、ビーナスラインpicのほとんどは展望台。。。★三峰茶屋展望台にて

以前に車では何回か訪れていたのですが、このエリアの風、風景を体感して走るツーリングは次元の違う格別なものがあります。

風景で言えば、白樺湖から標高を上げていく車山高原エリアがハイライト。最初にバイクで黄金色に輝く高原の中を走ったときの感動は一生忘れないと思います。

夏のビーナスライン・白樺湖展望台駐車場にて

★車山高原へ登っていく途中の夏の白樺湖展望台にて

ちなみに最初に訪れた秋だとこうなります~♪

秋のビーナスライン・白樺湖展望台駐車場にて

 

車山高原エリアではタイトターンはそれほど多くないのですが、美ヶ原高原に登っていく北エリアはかなりツイスティで初心者は手に汗握るかもしれません😅

バイクではリターン後、2度ほど訪れました。1度目は一泊旅、2度目は日帰りで。

僕としては1度目のリターン初心者&レンタルバイクで訪れたときの感動が大きかったのですが、2度目のCBRでの蓼科スカイライン~ビーナスライン~美ヶ原公園沖線(美ヶ原スカイライン)のルーティングが素晴らしくて、こちらをおすすめします。

特に美ヶ原公園沖線の見事な絶景は忘れることはないでしょう・・・モーサイさんのおかげです🙇‍♂️

(3つともこの特集で紹介されているので、一気に続けます)

蓼科スカイライン

スカイラインと言えど、視界が抜けるポイントはそれほど多くないのですが、美しい林間コースや宇宙観測用巨大アンテナなど、走りどころ、見どころが結構あります。

ハイライトは標高2000m超の大河原峠からの眺望。

蓼科スカイラインの大河原峠からの眺望

僕の時は雲に遮られて視界は抜けなかったのですが、抜けた時は絶景が見られるんだろうな、と残念無念。。。😢

大河原峠の前後は山岳1.5車線になりますが、それほどタイトではなかった印象ですので、安全速度で走れば問題無いと思います。

美ヶ原公園沖線

ビーナスラインを北上し、美ヶ原高原を越えた後は下りが続き、美しい白樺の林間コースを抜けてしばらく走ると、1〜1.5車線の険道が待っています。

ここを我慢して安全速度で走り抜けた後に、一気に視界が抜ける感動の絶景が〜!😆

一気に視界が広がった美ヶ原スカイラインにて

まさしく「険道の後の感動」😆

視界が抜ける区間は5キロほどのピストンロードですが、走りに行く価値はあります❗️

感動の5キロ!美ヶ原公園沖線

ゴールの美ヶ原自然保護センターの綺麗な風景や静寂ぶりは今でも記憶に残っています。

美ヶ原自然保護センターにて

蓼科スカイラインからビーナスラインを抜け、美ヶ原公園沖線(美ヶ原スカイライン)のツーリング、おすすめします‼️

ブログはこちら。

初秋のビーナスライン&蓼科・美ヶ原スカイライン走破ツーリング<前編>

初秋のビーナスライン&蓼科・美ヶ原スカイライン走破ツーリング<後編>

日本国道最高地点を走る天空ロード「志賀草津道路」& 奧信濃の自然を堪能「奧志賀スーパー林道」

志賀草津道路:総延長41km/標高2172m

奧志賀公園線・栄線(奧志賀スーパー林道):総延長60㎞/標高1500m

志賀草津道路

お次はビーナスラインと共に信州を代表する「志賀草津道路」。

こちらも説明は不要な気がしますが、念のため😅

40キロを超えるルートの中で森林、荒涼、高原と、様々な表情を楽しめます。

ハイライトは山田峠付近の荒涼エリア。ここでしか見られないwildな風景が広がっています。

志賀草津道路・山田峠にて

ビーナスライン同様、冬を除く春、夏、秋での風景のギャップも凄まじくありそう😄

ちなみに僕の秋と夏の2回訪れた風景がこちら~

秋の志賀草津道路にて

夏の志賀草津道路にて

あまりに気持ちよく走りやすい2車線が続くため、ついアクセルを回しがちですが、ぜひこの風景を堪能あれ。

途中の渋峠ホテルや日本国道最高地点スポットなどもバイクを停めて楽しんで頂きたいです。

奥志賀公園線・栄線(奧志賀スーパー林道)

関東編の「万座ハイウェー」でも書きましたが、志賀草津道路から奧志賀公園線・栄線(奧志賀スーパー林道)を続けて走れば、奥信濃の自然をお腹いっぱい満喫できること請け合いです😊

走り応えあり!奥志賀スーパー林道

林道といっても全体的にコンディションの良い舗装林道、ツイスティでもなく初心者でも走りやすいロードでした。

ルートのほとんどは林間コースで、視界が抜けるのは北エリアの一部。自然一杯の林間風景を楽しんでください。

ただ距離は長いため、ガソリン満タンはマスト、スーパー林道という名称にビビらずぜひトライしてみてはいかがでしょうか?

ブログはこちら

「万座ハイウェー~志賀草津道路~奥志賀林道」秋の奥信濃ツーリング

ロードも風景も豪快〜!「チェリーパークライン」

(総延長10km/標高2000m)

お次は名前は可愛いが、ロードは豪快の「チェリーパークライン」😊

道程10キロで標高1300mから2000mまで駆け上がるため、坂とヘアピンカーブがうねうねと続きます。

ロードの表面は4輪走り屋たちが付けたであろうタイヤのドリフト跡がそこらじゅうに付いてました😅

ロード途中には展望台は無く、ゴールの高峰高原手前で視界が抜けるエリアがありまして、これが度肝を抜く眺望でした〜😆

度肝を抜かれるチェリーパークラインの眺望with CBR650R

高峰高原まで登り切った後はそのまま下っていくとダートエリアになり、高原から西へ向かうルートもダート、ということで、SSの CBRでのトライは諦め、ピストンしました。。。😔

上信道・小諸ICからほど近いのも魅力です。

ブログはこちら

夏の東信~北信・最果てツーリング【前編】チェリーパークライン

 

万座ハイウェーからも志賀草津道路からも繋がる秘境ロード「上信スカイライン」

(総延長10㎞/標高1823m)

万座ハイウェーや志賀草津道路がメジャーロードとすれば、その裏にある穴場秘境ロードが上信スカイラインです。

別名「万座道路」とも呼ばれ、万座から長野須坂市方面をつなぐ山岳1.5車線。

スカイラインの名称が付く通り、視界の抜けるエリアも多く、僕的には穴場ロードです。

視界が抜ける上信スカイラインにて

万座から須坂へのロードというより、wild風景で有名な「毛無峠」へのアプローチロードでもあります。

荒涼たる毛無峠にて

僕もこのルーティングでしたが、毛無峠への期待値が徐々に増幅していく山岳風景と視界の抜ける爽快な眺望が続く、走り応えのあるワインディングでした〜😆

ブログはこちら

東信~北信・最果てツーリング【後編】志賀草津道路~毛無峠&浅間山

緩やかなカーブが続く観光ロード「八ヶ岳高原道路」

(総延長22㎞/標高1200m)

お次は清里と小渕沢をつなぐ「八ヶ岳高原道路(ライン)」。

以前に走った時は清里エリアを堪能するために八ヶ岳高原道路から八ヶ岳エコーラインで北上、その後に繋がるメルヘン街道を走りました。

清里~蓼科のゴールデンルートではないでしょうか。

八ヶ岳高原道路は緩やかなカーブが林間コースの中を走り、時折視界が抜けるエリアでは八ヶ岳が顔を出しくれます~☺️

僕が訪れたのは秋だっだこともあり、紅葉が始まっていました。

秋の八ヶ岳高原道路の東沢大橋にて

こちらもかなり初期のツーリングブログのため、picはほとんどなく、超拙い内容ですが、この後に続くメルヘン街道編にて、リンクさせます。

名前とロードのギャップあり!「メルヘン街道」

(総延長38km/標高2127m)

このロードはシンプルに言えば、メルヘン街道という名の修行道。大袈裟か。。。😅

総延長38km以上の長さを感じた記憶があります。

最高標高が2000mを超えるだけあって、ロードの最初と最後にヘアピンカーブが多く織り混ざり、難易度上昇。

2車線ですが、ロードコンディションは全体的に良く無く、ひび割れ箇所も散見。

それでも白樺林を走り抜けるエリアは爽快そのものでした。

かなり以前の2018年秋のビーナスラインツーリング時に走ったので、初期のブログということもあり、 picがほぼ無し。。。🙇‍♂️(しかもKawasaki・ninjaレンタルバイク編です)

唯一の picがらこちら😓

メルヘン街道の風景

しかもロード風景になっていない〜。。。🙇🙇🙇(ブログ超初級者ということでお許しを〜)

メルヘン街道そのものは一級のワインディングと思いますが、ビーナスラインは別格のため、ビーナスラインの前に走れば、ビーナスラインの良さが更に上がります😅

ツーリングのエビデンスとして以前のブログをリンクさせますね。。。(レンタルバイク編・KAWASAKI Ninjya)

ブログはこちら

リターンライダー初心者、初の一泊一人旅~ビーナスライン~〈1日目〉(レンタルバイク編)

 

御嶽山に東からアプローチする「御岳ブルーライン」

(総延長8㎞/標高1570m)

長野と岐阜に境にそびえる霊峰御嶽山にアプローチするルートは4つあり、東から「御岳ブルーライン」、南東から「霊峰ライン」、南から「御岳スカイライン」、北から「飛騨御岳しだれ桜街道/飛騨御岳はなもも街道」。

僕は北からのアプローチ以外は全て走りました。ここでは特集に掲載されている「御岳ブルーライン」を取り上げます。

r20から御岳ロープウェイ付近まで駆け上がる1.5車線の山岳ロード。

御岳ロープウェイ以降の霊峰ラインに比べると、カーブはそれほど多くなく、ロードコンディションもまずまずでした。

御岳ロープウェイ付近まで登ると視界も開け、彼方の北アルプスなどが望めます。

御岳ロープウェイ付近の御岳ブルーラインにて

ちなみに僕が走った3つの中では一番ふつーのロードでした😅

裏を返せば、他の2つが強烈なロードだったということです。

霊峰ライン=石碑が立ち並ぶおどろおどろしさ抜群ロード(石碑群は怖くて撮れず、何とか収めた鳥居pic)

石碑・鳥居が並ぶ霊峰ラインにて

御岳スカイライン=名前の通り、視界が抜けるエリアが多く、標高2000メールの最高地点で標高3000m級の御岳山山頂を望める

御岳スカイラインの最高地点で御嶽山山頂を望む

御岳ブルーラインと霊峰ラインはつながっているので、御岳ロープウェイでピストンせず、ぜひ両方走ってみてください。

余裕があれば御岳スカイラインも!

絶景の御岳スカイラインにて

それぞれの違いはきっと印象に残るはずです。

ブログはこちら

初秋の信州・御嶽山拝謁ツーリング【後編】霊峰ライン~御岳ブルーライン

(おまけ)ついでに御岳スカイラインも。。。

初秋の信州・御嶽山拝謁ツーリング【前編】御岳スカイライン、振り返れば中央アルプス♪

心に刻まれること間違いなし「高ボッチ・鉢伏高原スカイライン」

(総延長17㎞/標高1665m)

中央道・岡谷ICからR20を走り、そこから一本道で林間エリアをひたすら登り、高ボッチ高原まで来ると視界は開け、晴れていれば北アルプスが拝めます。

そのまま更に進んでいくと、鉢伏高原スカイラインにつながり、名前の通り視界が抜ける爽快ロードに。

鉢伏高原スカイラインににて

鉢伏山山荘で行き止まりのピストンロードですが、ぜひ鉢伏山までのハイキング(往復40分ほど)も合わせると旅の楽しさが倍増しますよ。

鉢伏高原スカイラインの折り返し地点の鉢伏山山荘にて

僕が鉢伏山山荘まで走った時は、とにかくフォギー・・・😢で、行きでは視界が全く抜けないやや危険な状態でした。(帰りではなんとか晴れてくれましたが)

何度も恐縮ですけど、事前の天候チェックをマメに行いましょう😓

それほど長くない道程ですが、美しい林間、視界が抜ける(であろう)高原、鉢伏山を望む山岳、と様々な表情を見せてくれたこのロードは心に残っています。

中央道からのアプローチも近いこともあり、おすすめのロードです。

ブログはこちら

秋の絶景&天候七変化ツーリング/高ボッチ高原~鉢伏山

 

以上で中部・信州編は終わり。

広大で、爽快ロードがふんだんにある信州。この特集で取り上げたワインディングは全てでは無いですが、メジャーロードは網羅されているのではないでしょうか。

山岳、高原ロード、壮観アルプス三大山脈がそびえる信州、奥深し。。。

コロナ終息後の暖かくなった春以降はまだ走っていない信州を中心に訪れる予定です~😄

 

次回は長野以外の中部編。伊豆半島を中心に綴ります。

 

バイクツーリング is fun!

まだ2021年の初乗りが出来ておらず、そろそろ限界を迎えつつあるchizuo_riderでした。。。

★このブログを書いていたら、志賀草津道路の国道日本最高地点&高ボッチ高原に乗り込んだ時の雲まみれの風景を思い出しました。メジャーなモニュメントではほぼ曇り男です。。。😢

雲にまみれた志賀草津道路の国道日本最高地点にてwith CBR650R

霧にまみれた高ボッチ高原にてwith CBR650R

 

 

 

 

ワインディングロードダイジェスト【中部・信州編】~僕のツーリング指南書「Motorcyclist 2019年7月号」より” に対して2件のコメントがあります。

  1. Mack より:

    ちずおさん
    いつも情報ありがとうございます。
    緊急事態宣言が延長されてしまいましたので、3月がとても待ち遠しいです。
    出発点もほぼ同じなのでとても参考になります。
    路面凍結が無くなったころに行ってみたいと思います。

    1. 管理人ちずお より:

      Mackさん、ご無沙汰です!
      読んで頂いてありがとうございます。
      緊急事態宣言延長ですね。。。( ;∀;)
      僕も2021年初乗りが未だ出来ておらず。。。
      そろそろ埼玉近場のお散歩から始めようと思ってますので、そうしたらプチツーリングブログを書きますね。
      最近は天候の変化が激しいので、凍結にはお気をつけて。

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