ワインディングロードダイジェスト【関東編】~僕のツーリング指南書「Motorcyclist 2019年7月号」より

2020年1月22日、首都圏は非常事態宣言が発出され、2回目のツーリング自粛がスタート。。。😢

こんな時こそいつものツーリングレポートではない企画を、ということで、いつか綴ってみたかった企画です。

僕は2017年にリターンし、その後は本当に続けられるか?の様子見ということで、2018年はレンタルバイクにて月1~2回のツーリングを継続、だんだん面白くなって、2019年3月に大型取得、4月末にCBR650Rを納車しました。

それまではあまり読まなかったバイク雑誌も買い始め、初めて買った「Motorcyclist(モーサイ)」の2019年7月号(6月発売)の特集を見て、年間1万キロ以上走るCBR650Rとのツーリングライフが始まったといっても過言ではありません。

その特集とは「ワインディングニッポン」。

Motorcyclist2019年07号表紙

名の通り、日本のメジャーなワインディングロードの特集です。

もちろん、特集に掲載されたワインディングは日本の数あるうちの一部ですが、これから本格的に挑むツーリングライフには欠かせない!と思い、トライを始めました。

そしてこの特集の関東甲信越のワインディングを制覇するぞ!の目標を立て、昨年の10月末に目標を達成しました。

(CBR650R納車前のレンタルバイク時代に走ったツーリングも含んでます🙇)

中部、東北はまだ走り切れておらず。。。😅

はじめに ~編集長・関谷守正さんに感謝

当時の編集長は関谷守正さん。

僕が買い始めたこの2019年7月号から2019年12月号までをご担当されていました。

(その後1年ごとに編集長が変更されてます。編集長のキャラ(会社の方針?)がそれぞれ出てますよ~)

この関谷さんがプロデュースされた号の特集が好きで、なんていうか、リアルながら、味わい深く、旅情を感じる文脈。

この特集の企画もそうですが、それぞれのワインディングの特徴を端的に表現し、ツーリングに行く前の僕の妄想を掻き立ててくれる内容でした~(*^▽^*)

Motorcyclist2019年7月号ワインディング特集の見開き

この特集の最初の見開きページのキャッチは「『走る』ことを愛するライダーたちの楽園へ」。

そんな楽園をこの一年9カ月走りまくってきました~

今更ながら、ですが、感謝します!

 

と、ここまで綴って、モーサイさんと関谷さんへの感謝で終えようと思ったのですが、特集に感化され僕が走ってきたロードを組み込んだツーリングをあらためてお伝えすることを思いついてしまいました。

全てのワインディングロードを詳細に伝えるのはパワフル😅なので、ダイジェストでの感想を綴っていきつつ、僕の走ったツーリングブログにリンクさせていきますね。

(今回の関東編は比較的自宅近くのエリアのため、CBR650R納車前のレンタルバイク編で超初心者の内容ブログも含まれてますのでお許しを。。。🙇)

今回はダイジェストですので、大まかな感想しか書けていませんが、コロナ収束・終息後のこのワインディングロードを組み込んだツーリング計画の参考のひとつにして頂ければ幸いです。

Motorcyclist2019年7月号ワインディング特集関東編①

Motorcyclist2019年7月号ワインディング特集関東編②

ダイジェストの順番は特集掲載順でいきます。

①意外にうねうね「道志みち/R413」

(総延長43㎞/標高1112m)

最初は関東の超メジャーロード「道志みち」。

カーブ自体はそれほど多く無いのですが、坂のうねうねカーブも時折織り交ざり、初心者にはちょうど良いワインディングロードです。

ただ、バイカーはわんさか。。。苦笑

日本一の混雑?道の駅 どうしにて

このpicは「道の駅 どうし」、僕がこれまで訪れた道の駅でバイカーの混雑ぶりもナンバー1だったと思います。。。😅

そして、この道の駅で折り返すバイカーが多いようですが、このロードの先に富士山が待っているシチュエーションを体感しないのはもったいないなぁと。

僕は富士山五合目にトライしたツーリングの前半に道志みちを走りました。

ブログはこちら(道志みちはちょっとですが。。。)→ 秋の富士山五合目ツーリング・日帰り3ライン走破!

②料金お高めの理由あり「万座ハイウェー」

(総延長20㎞/標高1800m)

お次は「万座ハイウェー」。

一気に標高を上げ、日本国道最高地点のある「志賀草津道路」へつながるワインディングで有名なロード。

タイトル通り、通行料金は片道740円でちょっとお高めなんですが、美しい林間をうねうねと走り抜ける極上の林間登山ルート、走る価値はあると思います。

美しい林間ルートの万座ハイウェーにてwith CBR650R

そんな中、お高いだけあって、週末でも空き空きロードを走れるのも、おすすめポイントです。

晩秋に訪れたら、抜群の紅葉風景の中を走れそう~😊

鉄板ルートは軽井沢から鬼押しハイウェーで浅間山を横目に見ながら走り、万座ハイウェーで一気に標高を上げ、志賀草津道路で壮観風景を味わい、さらに余裕があれば奥志賀スーパー林道(舗装)でたっぷりと林間コースを堪能する。。。

群馬から長野の自然をたっぷり堪能できるツーリングになりますよ!

僕はこのルーティングでした。ブログはこちら。

「万座ハイウェー~志賀草津道路~奥志賀林道」秋の奥信濃ツーリング

③風景を楽しみながら、ゆっくり走りたい「嬬恋パノラマライン」

(総延長30㎞/標高1000~1400m)

北関東の広域農道といえば、「嬬恋パノラマライン」ですね。

ご存じ、キャベツ畑の風景の中(途中に林間コースもあり)、二車線の広域農道をのんびり走る贅沢なロード。

ほっこりしながら走れるロードとなること請け合いです😊

山の裾野に広がる広大なキャベツ畑に度肝を抜かれつつ、北海道をちょっと連想してしまいました。

夏の嬬恋パノラマラインのキャベツ畑

SSでもアクセルが自然と緩み、ヘルメットの中で微笑みがこぼれる、そんなロード。

僕が走ったのは榛名湖から北軽井沢を抜け、嬬恋パノラマライン南ルート~北ルート、草津にちょっと寄って帰るルートです。

群馬から長野へ高原を満喫できるルーティング、おすすめですよ。

(かなり前のブログで、拙い内容&レンタルバイク(CBR400R・黒)なのはお許しを🙇。。。ルートをご参考頂ければ。)

CBR400R@嬬恋パノラマライン

ブログはこちら。

リターンライダー初心者、北軽井沢を抜け、夏のつまごいパノラマラインを行く(レンタルバイク編)パノラマライン~草津ソロツー

 

④カーブ184個!ツイスティな「碓氷峠(R18)」

(総延長12㎞/標高1000m)

軽井沢までは上信道~r92で軽井沢、というのが、近道で、僕もバイクに乗る前までは軽井沢へはこのルートのみでしたが、リターンした後はいつかは走ってみたかったのが碓氷峠を超えるR18です。

僕は帰路で走ったので、ほぼずっと下り。まぁ、その間、これでもか~、と言うくらいのカーブ連続の修行道でした。。。(;^_^A

このモーサイ特集によると、カーブは184個、しばらくカーブは走りたくな〜い!と思ったほど😅

少なくとも初心者であれば登りで走ることをおすすめします。

僕が走ったのは万座ハイウェーの帰りで、日帰りながら400キロは優に走った帰路だったので、下りカーブ184個はちょっとハードでした。。。

このロードの途中には有名なめがね橋があるので、これは一つの楽しみになります。

R18のめがね橋にて

僕のルーティングは行きは同じR18でも碓氷バイパス(バイパスなので大きいカーブの連続)をスピード速めで登り、軽井沢を抜け、鬼押しハイウェー~万座ハイウェー~志賀草津道路(霧に包まれた視界無し。。。)~上信スカイライン(〃)、の帰りに走りました。

軽井沢を含めたツーリングルートとしてご参考頂ければ。行きと帰りでR18とバイパスが逆だったなと。。。

(こちらも初期のブログ、拙い内容で、レンタルバイクCBR400Rでの旅です。しかもこのブログのMapが壊れてしまっているため、一応リンク付けますが、飛ばして頂ければ。。。(;^_^A))

リターンライダー初心者、軽井沢~万座・志賀、更に奥地を目指す旅(レンタルバイク編)

 

⑤走り応えあるけど。。。「奥多摩周遊道路」

(総延長20㎞/標高1146m)

埼玉から近い奥多摩のワインディングロード、ほどよいカーブが織り交ざった初心者でもトライしたいロードなんですが、都心から近いこともあり、道志みちと同様にバイカーわんさか。。。

そのバイカーたちもほかのワインディングと比較したら、走り屋志向が多く、僕も何度も抜かれた記憶があります。

バイク事故も多いということで、僕が走りに行った時も白バイが行ったり来たりしていました。

皆が安全運転を心掛けたら、楽しいロードなんですけどね。。。結論から言えば初心者は避けた方がいいかもしれません。

ある程度スキルが身に付き、かつ抜かされることを気にせず自分のペースで走れるバイカーがトライするロードです。

僕が走ったのは30年ぶりリターンして半年程度の時だったので、手に汗握るツーリングでした。。。(-_-;)

なんとレンタルバイクでKAWASAKI・Ninja400!

その名の通り、スキルもブログも超初心者時代のお恥ずかしいツーリングブログとなっていますので、こちらも飛ばして頂ければ🙇

リターンライダー初心者、奥多摩周遊道路へ、手に汗握るショートツーリング(レンタルバイク編)

 

⑥神奈川のテッパン・ワインディング3連チャン「箱根ターンパイク」~「椿ライン」~「湯河原パークウェイ」

①箱根ターンパイク(総延長16㎞/標高1000m)※有料・片道550円

②椿ライン(総延長25㎞/標高1000m)

③湯河原パークウェイ(総延長6㎞/標高500m)※有料・片道340円

 

神奈川県南西部、静岡県と接するこのエリアのワインディングは伊豆スカイラインへの接続ロードとして、以前に走りました。

本来は箱根ターンパイクを走ってそのまま伊豆スカイラインへ、が普通のルートなんですが、せっかく埼玉から来たので、ちょっと回り道、椿ラインと湯河原パークウェイを組み込むルーティングです。

 

箱根ターンパイク(今は「アネスト岩田ターンパイク」)

海に近いスタート地点から一気に標高を1000mほど上げるルートですが、程よいカーブが織り交ざる初心者でも走りやすいロードです。

伸びやかな直線も多く、晴れたときに走ったらかなりの爽快度間違いなし。

僕が走ったときは濃霧に見舞われ、海が見えるポイントが台無しでした。。。出かけるときは天候要チェックです。

濃霧に包まれたアネスト岩田ターンパイク

椿ライン

アネスト岩田ターンパイクで一気に標高を上げ、その後に椿ラインで標高を下げるルーティングは走り応えあり。

同じ高低差でもターンパイクよりもタイトターンのカーブが多いイメージです。

ロードコンディションも場所によってかなりの差があったため、走行には一定の注意をした方がよさそう。

椿ラインにて

湯河原パークウェイ

椿ラインで下がり切ったところから、また標高を駆け上がっていくワインディングロード。

こちらは有料と言うこともあり、全体的にロードコンディションはGood。椿ラインと同じく二車線ながら、ゆとりを感じました。

タイトターンは多くなく、走りやすいロードで、初心者でもおすすめです。

湯河原パークウェイにて

 

この伊豆スカイラインへの回り道ルートのブログはこちら。

冬の伊豆一泊ツーリング【1日目①】ターンパイク~椿ライン~湯河原パークウェイ

⑦眺望抜群「芦ノ湖スカイライン」

(総延長10㎞/標高1000m)※有料・片道300円

芦ノ湖の高台を走り、富士山、駿河湾の絶景を眺めて走る芦ノ湖スカイライン。

ほどよいカーブとアップダウンが続く、ワインディングを体感できるロードです。

伊豆スカイラインもそうですが、ロード途中に点在する展望台には素晴らしい眺望が待っていますので、全て寄ることをおすすめします。

芦ノ湖スカイラインの杓小峠にてwith CBR650R

と言いつつ、雲の無い富士山を拝む事はムズカシイ。。。

僕は先ほどの「箱根ターンパイク~編」とは逆の伊豆スカイラインを走り終えたあとに走りました。

冬の伊豆一泊シーサイド&スカイラインツーリング【二日目②】天空の伊豆~芦ノ湖編

 

⑧房総半島で希少性の高いワインディング「安房グリーンライン」

(総延長18㎞/標高400m)

関東編最後は全体的に標高が低く、ワインディングが超少ない房総半島の「安房グリーンライン」。

ワインディングと言っても、非常に緩やかなカーブが時折織り交ざる程度。これぞ初心者向きのロードです。

房総半島の田園地帯から山間部を抜け、最南端の野島崎という風景を楽しめる好ルート。

房総半島のシーサイドラインに走り飽きたら、内側を突っ切る安房グリーンラインにつなげる、と言うのも手かも。

2019年12月に走った時もそんな感じでした~

安房グリーンライン①山間部安房グリーンライン①田園地帯

ブログはこちら。

冬の房総半島ツーリング【後編】房総フラワーライン~安房グリーンライン

 

 

 

この緊急事態宣言期間はおそらくツーリングは控えることになりそうなので、このモーサイ特集のダイジェストを続けてみようと思います。

これまでの振り返りを兼ねて。。。

まだ2年未満のCBR650Rとの旅ですが、本当に参考にさせてもらいましたので、ワインディングを走りたい!と思っている初心者バイカーの方を中心に、よろしければお付き合い下さい🙇

 

 

バイクツーリング is fun!

あらためて、狭い土地に濃密な自然の風景とロードがたくさんあるニッポンに感謝するchizuo_riderでした。

★CBR650Rを納車して間もない頃のツーリングでの一枚です

CBR650Rを納車して間もない頃のツーリングにて

 

ワインディングロードダイジェスト【関東編】~僕のツーリング指南書「Motorcyclist 2019年7月号」より” に対して2件のコメントがあります。

  1. フラウパパ より:

    ちずお様
    お久しぶりです。フラウパパです。

    当方が住んでいる日本海側は報道でご存じかと思いますが今年は例年以上の大雪です。元々バイク乗りには厳しい地方で12月中旬頃から2月一杯位まで空は鉛色で、ほぼ毎日雨か雪が降るためまともに乗ることは出来ず、月に一、二回(大げさではありません)しかない空から何も降らない日(晴れ、という事ではありません)にしか乗れず、しかも主要な道路には融雪剤が撒かれており(一度撒かれると道路にしぶとく染み付いてなかなか除去されません)、錆びるのを恐れて近所の細い道をグルグル回るくらいしかできません。それが今年はもっと酷い状況で今年の初乗りはつい先日でしかも前回乗ってから一か月空けて、という有様でフラストレーションがたまる一方です。(雪の吹き込みを防ぎきれない程度の極寒の屋根付き駐輪場にカバーを掛けての保管ですが意外にもエンジン始動は全く問題ありませんでした。また蛇足ですが安からぬ額を支払っている任意保険には降雪地割引などあってもいいのではという感じがします・・・)

    最後にコメント入れましたのは昨年6月でしたが、その頃から冬まではあちこちツーリングに出かけ、通勤にも使ったためなんだかんだで走行距離は7000キロを超えました。エンジンはどんどん滑らかになってきているような気がします。ツーリングルート決定に際しましてはこのブログを大いに参照させて頂き、特に北信濃のツーリングの際にはちずお様のルートを地図と首っ引きでなぞって予習し、要所要所をスマホに登録しほぼそのままトレースさせて頂いたのですが、特に小川アルプスライン、r31あたりは本当に気持ちいい快走路で大いに満足出来まして、良い情報を頂けて大変感謝しております。このブログでちずお様はルートの難易度について本音で詳しく書いてくださるので未知の道を走る前の予習として大変参考になっております。以前ツーリングマップルで推奨されていたので志賀高原から山田温泉に抜ける道を走ってみたことがあるのですが、勿論当方の技術不足もあったのでしょうが一車線のブラインドのタイトコーナーの連続で、たまたま濡れ落ち葉だらけだったこともあり泣きたいくらい大変でしたが引き返すことも出来ず大いに困った経験という経験があり、美辞麗句ばかりでないルート実走の本音の感想はルート検討の際には大変ありがたいです。

    春また思い切りバイクを乗り回せる日が来るまでこのブログを読んで気持ちの準備をして待つこととさせて頂きます。
    長文ですみませんでした。
    そのうちクイックシフターなどにつきコメント入れさせて頂きますのでよろしくお願いします。

    1. 管理人ちずお より:

      フラウパパさん、ご無沙汰してます!
      コメントありがとうございます。
      僕も緊急事態宣言が続く中、ツーリング自粛を続けており、初乗りできていません。。。( ;∀;)

      いいペースでツーリングに出かけているようで何よりです~♪
      そして、拙いブログですが参考にして頂いているとのこと、大変光栄です!
      大型取得2年未満のアラフィフライダーが思ったこと・感じたことを素直に綴る、ことをポリシーに今後も頑張りますっ。

      季節の春が、コロナ明けで自由に走れる意味での春が待ち遠しいですが、今は計画=妄想をたっぷり仕込んでおきましょう。

      ロングツーリングにクイックシフターはほんと有難いですよね。
      クイックシフターコメントもお待ちしています。

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